エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
4-3 四人の転移者と百人の野盗 - 風雲島国取り戦記~戦況図と歴史地図で追う月が静止した世界の偽史(真名千) - カクヨム
こちらから野盗の砦に先制攻撃を仕掛ける。話を聞いた直後は名案に思えたことが時間が経つほど文武の意... こちらから野盗の砦に先制攻撃を仕掛ける。話を聞いた直後は名案に思えたことが時間が経つほど文武の意識に重く伸し掛かってきた。 それはつまり自分から積極的に他人を殺すことだ。攻め込まれて正当防衛で殺すのではなく、先手を打って殺すのだから責任は一層重い。だが向こうが確実にやる気の時に、ただ攻められるのをじっと待っていて良いのか。それで助かる可能性が下がるとしても待たねばならないのか。 彼は久しぶりに眠れなくなってしまった。それが一番不健康で生きるためにマイナスだったとしても。 寝返りをして姉の顔を盗み見る。最近は暖炉で火を焚きはじめたので、その光に照らされて微かに顔の輪郭を捉えることができた。最優先で守るべき存在を確認して、他のものを切り捨てる覚悟がしたかった。 「眠れないの?」 寝返りで刺激してしまったのか、湯子が目を開けて話しかけてきた。 「うん、ちょっとね……」 弟は言葉を濁した。姉は「ふ
2023/03/11 リンク