【台北=鈴木隆弘】台湾新幹線を運営する台湾高速鉄路は15日、JR東海の最新型車両「N700S」12編成(1編成12両)を導入すると発表した。日立製作所、東芝の日本連合が提案し、難航していた価格面などの交渉がまとまった。 【グラフ】「のぞみ」が縮めた東京-新大阪間…N700S車両開発の転換点 台湾高鉄が15日の取締役会で決定したもので、購入価格計1240億円で近く契約を結ぶ。「安全性、技術、運用、価格などを総合的に判断した」としている。 台湾高鉄は利用客の増加を見込み、2019年から新車両の購入計画を進めていた。これまでの入札は、日本側の提示額が高すぎるなどとして成立していなかった。台湾向けの仕様に対応するため、日本国内の取引価格より高かったことも影響したとされる。交渉でコスト面などで理解が得られたとみられている。
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