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5-1 ハティエ城攻防戦 - 風雲島国取り戦記~戦況図と歴史地図で追う月が静止した世界の偽史(真名千) - カクヨム
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5-1 ハティエ城攻防戦 - 風雲島国取り戦記~戦況図と歴史地図で追う月が静止した世界の偽史(真名千) - カクヨム
先手を取られた野盗は大きな被害を受けた。ハティエ勢が森の中を戦場にするつもりで罠まで準備したのに... 先手を取られた野盗は大きな被害を受けた。ハティエ勢が森の中を戦場にするつもりで罠まで準備したのに対して、野盗は城に取り付いてからの戦いしか考えていなかった。その意識の差が待ち伏せと急襲の繰り返しであるゲリラ戦では大きく影響した。 起伏や灌木、獣道の関係で敵が追いかけてくる経路は予想がつく。あわてて逃げる風を装った文武たちが横道に逸れ、灌木の陰に隠れた場所で、野盗たちは直進して罠に掛かった。罠はシンプルな落とし穴だ。驚いて道の外に広がろうとすればマキビシが足に刺さる。 単独で命を奪うよりも動きを止めて隊列を乱すことが狙いだ。臭う堀の浚渫に比べれば何もない場所に穴を掘るのは楽しいくらいだった。 野盗たちは罠で足が止まったところに弓矢で攻撃を受けた。誰が先頭から何人目を攻撃するか事前に割り振ってある。おかげで即死はさせられなくても一度に大勢の戦闘力を奪った。野盗の縦列はたまらずに退却する。一部の