スタートアップ界隈にいると、毎日のようにやれ資金調達だ、やれIPOだ、という話をよく耳にします。 一応数年スタートアップに勤めていたわりにはあまりファイナンスに明るくない私は、とりあえず会社を作って、数億円単位で調達して、M&AかIPOでEXITするのが一般的な流れらしいぞ、というふんわりした理解だったため、なんとなく「怖そう」というイメージを持っていました。 さらに、上場するとなると何やらものすごく大変なことらしいぞ…?という程度の理解しかしておらず、経営って難しそうだなあ、自分にはできないだろうなあ、と思うばかり。今思えば、当時はなんともぼんやりした子でした。 今も理解度で言えば30%程度で理解しているとは言い難いのですが、少しずつこうしたファイナンスの仕組みを学んで思ったのは、個人にも「上場」に近い概念があるのかもしれないということです。 上場とは、端的に言えば「誰でもその会社の株を
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