アノテーションを活用しよう! JDK 1.4まではjava.langパッケージはインターフェイス、クラス、例外(クラス)、エラー(クラス)の4種類の要素から構成されていました。Java 5では、ここに列挙型として「Thread.State」、注釈タイプとして「Deprecated」「Override」「SuppressWarnings」の3つが追加されています。 本項では、これらの新要素の中からプログラミングでありがちなオーバライドのミスを撲滅する強力な効果を持つ「Override」を説明します。 注釈タイプは既存のJavaの文法との関連から「public @interface」という接頭語で表現されていますが、「Override」は「アノテーション型」と説明されており、前に「@」を付加してメソッドの前に定義することで、そのメソッドがオーバライドメソッドであることをコンパイラに通知できます
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