権利者から許諾を得たゲームのシナリオを、LLM(大規模言語モデル)学習用の日本語のデータセットとして公開する「日本語オープンコンテンツデータセットプロジェクト」を、会社員で編集者の「松xR」さんが、個人でスタートした。 第1弾として、現在は解散している美少女ゲームブランドRosebleuの10作品(約550万文字)のシナリオデータをJSONL/TSV形式にコンバートし、商用利用可能なライセンス(Apache License 2.0)で公開した。 コンテンツは、Rosebleuの作品のうち、権利譲渡などがなされなかったもので、Rosebleu元代表・青猫氏から提供を受けたという。また、松xRさんが過去に作成した同人ゲームのシナリオ(約2万文字)と、一般人とお嬢様との会話のデータセット(約7000文字)も公開した。 「AI開発において、日本語の良質なエンターテイメントコンテンツが学習データとし
4年ぶりに幕張メッセの全館を使い、盛況のうちに閉幕した「東京ゲームショウ2023」。ゲーマー向けのハードウェア関連の展示の中でも、試したいという人が終始途切れなかったのが、高級キーボードの老舗として知られるREALFORCEのブースでした。 中でも注目を集めていたのが、REALFORCEが初めてリリースしたゲーミングキーボード「REALFORCE GX1 KEYBOARD」(以下、GX1)です。このGX1、リリースされたのは今年3月。つまり半年前の新製品なわけですが、現在、在庫がほとんどないほどの人気となっています。 その理由は、7月に公開した新ファームウェアと新ソフトウェア。つまり、ソフトウェアの進化が売上に直接に影響を及ぼしたのです。 中でも重要な機能追加となったのが「Dynamic mode」機能の進化と「Kill Switch」機能の追加です。どちらの機能も動作の速さに大きな影響を
From DIAMOND SIGNAL スタートアップやDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める大企業など、テクノロジーを武器に新たな産業を生み出さんとする「挑戦者」。彼ら・彼女にフォーカスして情報を届ける媒体「DIAMOND SIGNAL」から、オススメの記事を転載します。※DIAMOND SIGNALは2024年1月をもって、ダイヤモンド・オンラインと統合いたしました。すべての記事は本連載からお読みいただけます。 バックナンバー一覧 スクウェア・エニックスを代表する『ファイナルファンタジー』シリーズ最新作『ファイナルファンタジーXVI(FF16)』が6月22日、「PlayStation 5(以下PS5)」で発売された。PS5の販売台数は3840万台。PlayStation 4(累計1億1700万台販売)に比べて3分の1以下しかないハードの「専用ソフト」であるにも関わらず、発売か
無限の書物を所蔵する“図書館”の謎を追う,ミステリアスな世界観が魅力のアクションADV「バベルの図書館」本日発売。日本語にも対応 ライター:蒼之スギウラ Neon Doctrineは本日(2023年4月7日),インディーズデベロッパのTanuki Game Studioが開発する「バベルの図書館」(PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch)を発売した。価格は1950円(税込),Steamでは4月14日まで10%オフの1755円(税込)となる。日本語を含む,全11言語に対応。 バベルの図書館は,人類が絶滅した2万年後の地球を舞台とするアクションアドベンチャーゲームだ。地球には人類が残したロボットだけが残り,創造主の存在を忘れ去ったロボットたちによる文明が築かれた。 この世界には,遠い過去から未来までに書かれるす
創作+機械学習 Advent Calendar 2022 6日目の記事です。 ゲームへの自然言語処理応用は、大別して、 1.ゲーム製作時の支援を行う用法と、 2.ゲーム自体に自然言語処理モデルを組み込む用法があるように思います。 この2つの観点別に、主に国内で自然言語処理をゲームに応用している事例を紹介していきます。 自然言語処理によるゲーム製作支援 自然言語処理をゲーム制作支援に応用する事例としては、校正やシナリオライター感のキャラ振れ防止、キャラクターの感情を自動推定することによる演出作業設定の効率化などが行われています。 ゲームシナリオの自動校正(Cygames) AIによる自然言語処理を活用したゲームシナリオ制作術――誤字検出だけでなく訂正候補の提示まで行うCygamesのシナリオ執筆ツールの内側を解説【CEDEC2022】 | ゲームメーカーズ Cygamesさんは自然言語処理を
Start Up ブロックチェーン版ポケモンが爆発的人気に!Ethereumネットワークの18%を占有するネコ育成ゲームとは 11月28日に発足したイーサリアム(Ethereum)上でネコを育成するゲームが爆発的人気を博している。 Crypto Kitty Salesによれば、ゲーム上ではすでに600万ドル(約6億7500万円)近くの仮想通貨がやり取りされ、高値のネコは10万ドル(約1100万円)以上で売れている状況だ。 ETH Gas Stationによれば、トランザクションは、Ethereumネットワークの18%以上を占めていて、プレイヤーの熱の入り具合がうかがえる。 「ブロックチェーン版ポケモン」とも呼ばれるこのゲームの、なにがプレイヤーをそこまで熱中させるのか。「CryptoKitties」とはどんなものかについて説明していく。 ・ネコを交配させてレアなネコをゲット ゲームの目的は
9月にリリースされたAppleの新OS「iOS 11」。これにより、「iPhone 6s」以降のiPhone、iPad Proモデルのいずれか、または2017年に発売した第5世代の「iPad」のユーザーは、AR(拡張現実)アプリを利用できるようになった。 ARアプリにより、現実の風景に重ねた仮想コンテンツを通じて、さまざまなコンテンツを楽しめる。よく例に取り上げられるのはゲームだが、実は家のサイズに合ったインテリアを考えたり、メジャーなしに部屋の間取りをARで測定したりできるアプリもある。 なお、よくApp Storeを利用している人は気づいているかもしれないが、6月に刷新されたことでアップルオリジナルのストーリーや記事が増えている。 検索機能も強化され、Today、ゲーム、Appの各タブにある記事やコンテンツも探せるようになった。アプリケーションの名称、カテゴリ、開発者名、トピックで検索
コンピュータープログラム「アルファ碁」の新バージョンである「アルファ碁ゼロ」は、人間による入力をせず、全くの独学で、古典的な戦略ゲームである囲碁を白紙の状態から急速に習得できることが分かった。その上アルファ碁ゼロは、旧バージョンのアルファ碁(2016年3月に囲碁チャンピオンのイ・セドルを破った)との対局で100戦100勝の成績を挙げた。この新しいコンピュータープログラムについて報告する論文が、今週掲載される。 人工知能の大きな課題の1つは、白紙の状態から難度の高い概念を学習し、超人的な習熟を達成するアルゴリズムを開発することだ。旧バージョンのアルファ碁は、人間の囲碁チャンピオンを負かすため、囲碁の専門家による数百万の指し手を用いた教師付き学習と自己対局(この場合はアルファ碁同士の対局)による強化学習を併用して「訓練」された。アルファ碁の「訓練」は数か月間行われ、複数のコンピューターとニュー
iPhone Xが発表されたわけですが、なにこのデザイナー泣かせの変態端末。 iPhoneのUI設計者グレッグ・クリスティが追い出されて、ジョナサン・アイヴがソフトウェア統括となったのが2014年。 iOS7のフラット化あたりから、どんどんとUI設計が置いてけぼりになった感がありましたが・・・ここにきてまたデザイナー泣かせの豪速球が。 ざっくりデザインガイドラインを読んでの、気になったところメモ。 画面サイズ サイズは従来のベースであった4.7インチの375pt x 667ptから、375 x 812ptに。縦方向に145pt追加された。 想定されるインパクト 表示可能な情報量が増える 縦スクロール系コンテンツのコンバージョンが増加 スクロールで隠れるナビゲーションの必要性が低下 画面上部のボタンのコンバージョンが低下 ゲームなどの全画面イラストに、黒枠が出たり、見切れたりする グラフィッ
ランニングできず 英語できず 深層強化学習のサーベイ論文を読む 「DeepLearning for Video Game Playing」https://arxiv.org/abs/1708.07902 最近までのPCゲームやテレビゲームを深層学習で解くAI技術について網羅的に解説した論文である。従って深層学習を使っても碁や将棋の様なボードゲームは対象外となっている。 下図の様な殆ど全ての深層強化学習を系統別かつ目的別に解説してあり大変な労作である。もし注目するモデルがあれば、この論文で検索すると以下のことが分る様になっている。 ・モデルの概要 ・モデルを発表した論文 ・考案した動機や対象としたゲーム ・モデル開発が可能なプラットホーム ・継承したモデルと発展先のモデル 下図の様に深層学習としては2013年の偉大なDQNから全てが始まっている。しかしこのDQN前にはSuttonのSarsa
Two U.S. lawmakers have asked retail giant Costco why it continues to sell surveillance equipment made by Lorex, despite warnings of cybersecurity risks and links to human rights abuses. The bipartisa Companies use Snowflake to store their data in the cloud. With the ever growing interest in generative AI and large language models, customers are looking for ways to get started with the technology
VRブームは、遅れると追いつけない 國光宏尚氏(以下、國光):今、僕らはVRのゲームを社内のスタジオで作っているのと、海外へのパブリッシュで何社かで作っています。やっていて決定的に思うのが、ノウハウの蓄積がスマホゲームとは全く違うということです。 1番最初、フィーチャーフォン用のゲーム『ドラゴンコレクション』を作っていたときは、クライアントサイドのノウハウはほぼなくて、事実上ノウハウはサーバーサイドだけでした。なので遅れてきたところでも簡単にコピーしてキャッチアップできていた。 これがスマートフォンになってきて、ちょっとクライアントサイドが大変になってきたので、スマホへのシフトがなかなかうまくいかない会社が出てきたという感じなんですが、これがVRになってくるとサーバーサイドでもマルチプレイになってくるから、やらなくちゃいけないことがスマホの比じゃないし。 しかもクライアントサイドの作りこみ
注:今回の記事は完全にプログラマ向けの解説記事です ソースコードの閲覧、ダウンロードは此方からどうぞ GitHub - qhapaq-49/tf_reinforcement: tensorflowを使った簡単(300行弱)なreinforcement learning 【今回作りたいもの】 囲碁やポーカーのAIで度々注目されているディープラーニングを使った強化学習。時代の先端を走るゲームAI開発者的には是非覚えておきたいスキルの一つです。といっても、強化学習の動作原理自体は下記の図のようにシンプルなものです。本稿では下記図の流れを一通り搭載したスタンドアロンで動く強化学習ルーチンを紹介します(上述のgithubのコードを見ながら読まれることをオススメします)。 【本稿で扱うゲームのルール】 本稿ではニューラルネットで動く競りゲームのAIを作ります。競りゲームとは ・初期所持金10のプレイヤ
まるで『スター・ウォーズ』のアレ! HoloLensで飛び出すARボードゲーム『エシュロン』2017.07.29 19:007,461 岡本玄介 技術が追い付くまで、映画公開から40年! 『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』では、ミレニアム・ファルコン号の中でホログラムのボードゲーム『デジャリック』で遊ぶシーンがありましたよね。残念ながらコレ、現代技術を持ってしても裸眼でプレイするのはまだ難しいようなんです。 ですが今のところ、技術的に最も近いAR技術を使えばデバイス越しに再現は可能。全く同じものではありませんが、現在Microsoft(マイクロソフト)のHoloLensを使ったARあるいはMR(Mixed Reality)ボードゲームの『Echelon(エシュロン)』が開発されています。 では早速、現代的なデザインのMRボードゲーム、『エシュロン』をチェックしてみてください。
日頃、われわれはFacebookやInstagramでフォロワーから「いいね」をもらうことに熱中しています。 つまり「承認欲求のかたまり」と化しているのです。 そこへ登場したのがVALUです。 およそ、自分のVAを「お買い上げ」してもらうほど、承認欲求をキョーレツに刺激する快楽はありません。 ゲームにたとえれば、これはレベル・アップです。 Facebookの、フェイクニュースや広告や「お友達のお誕生日を祝おう!」というような、うざいノイズを、一切、削ぎ落とした、混じり物の無い「承認競争」が、VALUで繰り広げられているのです。 人間の本性から考えて、こういうゲームはエスカレートします。 僕が(VALUはBIGになる!)と確信する理由は、突き詰めると「そこに人々の願望や欲望が渦巻いているから」に他なりません。 それにつけても、VALUをやって驚いたのは、きれいなモデルのおねえさんとか、アーチ
HoloLensでプレイ! MRで再現した『スーパーマリオブラザーズ』の「1-1」2017.06.23 18:198,591 岡本玄介 跳べない土管は普通に素通りします。 これまでHoloLensのMR(Mixed Reality)を使った『ポケモン』や『遊戯王』など、楽しそうな拡張現実ゲームを見てきました。そして今回ご覧いただくのは、自らが現実世界に映し出されたキノコ王国で、歩いたり跳んだりしながら『スーパーマリオブラザーズ』が遊べるというもの。 百聞は一見にしかず。UploadVRの動画をどうぞ。 Video: UploadVR/YouTube これまではWiiやKinectなど、プレイヤーが身体を使って楽しむゲームがありましたよね。こちらのゲームならインドアより屋外のプレイが適していそうなので、さらに健康的になってしまいそうです。 マリオに扮した男性は、開発者のアビシェーク・シンさん
マイクロソフトが開発した複合現実(MR)デバイス「HoloLens」を使用し、現実世界で「スーパーマリオブラザーズ」をプレイする動画がYouTubeに投稿されました。誰もが知ってる有名ゲームですが、マリオの目線で見ると新鮮。 プレイヤーは赤い服とツナギを着て、白い手袋を着用するなど服装もマリオに寄せていますが、帽子やヒゲが無いのがちょっと惜しい。 プレイ場所はニューヨーク・セントラルパークの歩道。画面にはスーパーマリオブラザースのロゴと、「1 PLAYER GAME」「2 PLAYER GAME」の選択画面が出現します。2人でプレイするとどうなるのか気になりますが、動画では「1 PLAYER GAME」を指先でつまんで、いざゲーム開始です。 「1 PLAYER GAME」を選択 格好はマリオに寄せてます ステージを表す「WORLD 1-1」の文字のあと、ブロック、土管、背景の山や雲などマリ
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