6月3日、ゲーツ米国防長官は、中国軍は米中軍同士の関係改善に向けた取り組みを阻害しているとの見方を示した。写真は3月、ワシントンで撮影(2010年 ロイター/Hyungwon Kang) [シンガポール 3日 ロイター] ゲーツ米国防長官は3日、中国軍は米中軍同士の関係改善に向けた取り組みを阻害しているとの見方を示した。 安全保障に関する会議に出席するためシンガポールに向かう飛行機の中で、記者団に対し述べた。 中国は、米政府による台湾への武器輸出の決定を受けて、米国との軍事関係を縮小。また、今週のゲーツ長官のアジア訪問にあわせた中国訪問の提案も拒否した。 長官は米中関係はほぼすべての点に関して前進しているにもかかわらず、米中の軍関係は例外と指摘。「中国人民解放軍は、中国の政治指導者よりも、関係構築に対して著しく関心が低い」と述べた。 韓国哨戒艦沈没事件を受けた朝鮮半島の緊迫化を受け、一部の
ロシア海軍が5月初め、アフリカ・ソマリア沖で海賊に乗っ取られたタンカーを解放した際、拘束した海賊10人をゴムボートに放置し、死に至らせたとみられることが明らかになった。国防省が「海賊を裁く国際法の不備」を理由に“漂流刑”を正当化したのに対し、専門家からは「法的にも人道的にも問題だった」と反論が出ている。ソマリアの海賊が国際的な脅威となり、各国艦船が取り締まりを強化している中で議論を呼ぶ事例となりそうだ。(モスクワ 遠藤良介) 問題となっているのはリベリア船籍の大型タンカー「モスクワ大学」(10万6474トン)の解放作戦。露海軍は5月6日、大型対潜哨戒艇を現地に急派し、ソマリア海賊1人を射殺、10人を拘束してロシア人乗組員23人を救出した。検察当局は当初、拘束した海賊らをモスクワに移送する考えを示した。 海軍はしかし、海賊から武器を没収した上でゴムボートに乗せ、沿岸から約600キロの沖合で“
22日、パレスチナ自治区ガザに向けてトルコ・イスタンブールの港を出港するトルコのクルーズ船(ロイター) 民間人9人が死亡したイスラエル軍によるパレスチナ支援船団の急襲・拿捕(だほ)事件は、イスラエル側が「正当防衛だ」とする一方、船団側は「イスラエルの虐殺行為」と非難するなど、主張が真っ向から対立している。船上で何が起きたのか。欧米での報道やイスラエル政府の発表、活動家の証言から当時の状況を検証した。 5月30日午後5時ごろ、6隻の船団がパレスチナ自治区ガザ地区に向けキプロスを出航した。“旗艦”であるトルコのクルーズ船マビ・マルマラ号には、活動家500人以上とジャーナリストらが乗っていた。 船団の動きを確認したイスラエル海軍は約4時間後、同国北部ハイファと南部アシュドッドから艦艇十数隻を派遣、翌31日午前4時ごろ、ハイファの西約120キロの公海上で船団に接近した。 海軍側は拡声器を使い、英語
5月30日の日本vsイングランド強化試合を観て、サッカー素人の私は4年ぶりの「サッカー熱」に感染しました。ふだんは「何それおいしい?」状態なのに。ということで、そういう素人視点のゆる〜〜いふわふわな<"感"戦記>コラムを、大会が終わるまで不定期に書いていきます。試合内容の分析は全くできないので、外国メディアや外国サポーターが日本代表をどう語っているかや、外国勢の面白ネタなどが話題の中心になると思います。初っ端は、試合中にTwitterで面白すぎた、イングランド・サポーターたちの自虐ユーモアについてです。(gooニュース 加藤祐子) ○「川島=神」と認定 しつこいほど繰り返しますが、私はふだんは「日本一サッカーが分からない女」を自認しています。ですが、「No football, no life(サッカーがなければ生きる意味がない)」なイギリス人の生態をたびたび観察してきたのと、Jリーグなど影
2010年3月期決算を発表した上場企業から順次、報酬を1億円以上渡した役員の名前とその報酬額を、有価証券報告書で個別開示する制度が導入された。資生堂は3日、株主総会前の開示に踏み切ったが、そんな積極派はごく少数。多くの企業は戸惑いを隠さず、中には「限度内に減額して、開示を逃れたい」との声も。本格運用を目前に、企業はなお揺れている。 金融庁が開示を義務づけたのは、08年の世界的な金融危機以降、役員報酬への監視を強めるべきだとの議論が世界で高まったからだ。積極的な開示で、世界から投資を呼び込むことを期待したという。 ただ、開示が決まったのは3月末。ある電機メーカーの幹部は「来年度からの適用かと思って、悠長に構えていた」と、猶予期間がなかったことに憤る。資源高でうるおい、首脳の役員報酬が1億円を超えそうなある大手商社幹部も、「株主総会では毎年、高額な報酬がやり玉に挙げられる。突っ込みに拍車が
セキュリティソフトウェア企業のIntegoは米国時間6月1日、「Mac」ユーザーが一部の人気サイトから約30に及ぶ無料のスクリーンセーバーとビデオコンバータアプリケーション「MishInc FLV to MP3」をダウンロードした場合、スパイウェアが同時に不正インストールされる可能性があると発表した。「OSX/OpinionSpy」と呼ばれるこの非常に危険性の高いスパイウェアは、個人情報を含むさまざまな情報を収集し、暗号化された情報をリモートサーバに送信する。 IntegoのMac Security Blogによれば、このスパイウェアは、SoftpediaやMacUpdate、VersionTrackerといった、複数のウェブサイトで配布されているアプリケーションとスクリーンセーバーから発見されたという。VersionTrackerは1日午後、Integoが挙げるすべての項目を削除した。M
Novellがネットブック用のフルサポートOS「SUSE MeeGo」を発表した。MeeGoはIntelとNokiaが支援する、モバイル機器向けの新たなLinuxディストリビューションだ。 Novellは台湾において現地時間6月1日、今後1年にわたり、さまざまなメーカーのネットブックに「SUSE MeeGo」がプリインストールされると発表した。同社は同OSを採用する具体的なメーカー名は明かさなかった。SUSE MeeGoの前身である「SUSE Moblin」をプリインストールしていたメーカーには、サムスン電子や台湾のMicro-Star International(MSI)などがある。 「SUSE MeeGoの出荷に向けたわれわれの取り組みは、デスクトップLinux市場の有力OSベンダーである当社の地位をさらに拡大する」と、Novellのクライアントプリロード担当ディレクターを務めるGuy
米国時間6月2日付の複数の報道によれば、電子書籍の価格設定について、大手出版社2社が米テキサス州司法当局による事情聴取を受けているという。 この大手2社はHachette Book GroupとHarperCollins Publishersで、両社はThe Wall Street Journal(WSJ)に対し、いずれもテキサス州の司法当局から連絡を受けたと述べたが、問い合わせの内容について詳細は明らかにしなかった。この直前には、書籍業界向けサイトPublishers Marketplaceが、Appleが同州による事情聴取の対象になったと報じている。 HachetteとHarperCollinsは、Appleの「iBooks」プラットフォーム上で電子書籍を公開している大手出版社6社のうちの2社にあたる。 Appleが電子書籍に参入したのは比較的最近だが、「iPad」および同端末向けのア
Apple、ウィジェット的アプリを排除 AppleがApp Storeからウィジェット的なアプリを排除しているようだ。オーストラリアのアプリ開発企業が、自社のフォトフレームアプリ「MyFrame」がApp Storeから削除されたと報告している。Appleは削除の理由について、「ユーザーにウィジェットを表示するアプリは削除する」と説明しているという。MyFrameの開発者がAppleのスティーブ・ジョブズCEOに「われわれのアプリはウィジェット的ではない」とメールで抗議したところ、ジョブズ氏からは「申し訳ないが、独自デスクトップを作るアプリは認めない」との返事が返ってきた。 MyFrameはiPad上に写真を表示するフォトフレームアプリだが、写真の上に付せんをはったり、Twitterのフィードを表示できるため、独自デスクトップのように見えたのかもしれない。 MyFrameの開発者は4月末に
Firefoxの同期サービス「Weave Sync」が「Firefox Sync」として正式版に昇格。将来的にはFirefoxの1機能として組み込まれる。 Mozilla Labsは6月1日(現地時間)、Firefoxの同期サービス「Weave Sync」の名称を「Firefox Sync」と改め、正式版のアドオンとしてリリースしたと発表した。「Firefox Sync 1.3」は、Firefox向けアドオンのページからダウンロードできる。 同サービスは現在はアドオンとして提供しているが、Firefoxの今後のメジャーアップデートでFirefoxの機能として統合する計画という。 Firefox Syncは、FirefoxのユーザーがMozillaのサーバに設定データをアップロードしておくことで、複数のデバイスで共通のWebブラウザ環境を利用できるサービス。同期できるのは、ブックマーク、パス
アイドック株式会社は6月1日、定期刊行物を発行する企業を対象に、PDF形式の新聞・雑誌をすぐに配信可能にする「今日から電子出版プラス~新聞・雑誌配信~」の提供を開始すると発表した。 アイドックは、PDF電子書籍のデジタル著作権保護(DRM)ソリューション「KEYRING」を提供することで知られる。「今日から電子出版プラス~新聞・雑誌配信~」は、同社のDRM技術を利用して、配信からDRM管理機能までを兼ね備えた電子出版サービスとなるる。PDFの違法コピーを防止しながら期間やPC数を限定してPDF配信を行なえるサービスをSaaSで提供する。 PDF形式にした新聞・雑誌などのコンテンツがあれば、Webブラウザーからの操作で、“今日からすぐに定期刊行物の電子出版ができる”ワンストップサービスが売りとなっている。 「今日から電子出版プラス~新聞・雑誌配信~」でPDFを配信するためには、「最新号PDF
日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は6月2日、最大16TBのHDDを内蔵できるラックマウント型x86サーバー「IBM System x 3620 M3」を発表した。最大容量搭載時の価格が従来の約65%で、価格ストレージ容量比が約2.5倍となっている。 IBM System x3620 M3は、同社ラックマウント型サーバーの中では最大容量となる新製品。従来、10~16TBのストレージが必要な際、最大容量が9.6TBの既存製品では、サーバー本体にストレージ拡張ユニットを取り付ける必要があった。新製品ではすべて内蔵できるため、省スペース化・低コスト化が図れる。 価格は、HDD未搭載の最小構成時で36万円(税別)。オンラインゲームや携帯コンテンツの配信、ソーシャルネットワークなど、動画を配信することでストレージ容量を多く必要とする企業の部門ファイルサーバーやバックアップサーバーなどに
ニフティクラウドは、ニフティのサービスプロバイダ事業の仮想化インフラを基盤とするサービス。社内サービス基盤の貸し出しが本業の成長に寄与するという構図が、機能や実効性能の大枠を決めている。ニフティ IT統括本部基盤システム部の上野貴也課長に、設計思想と今後のロードマップを聞いた。 ニフティクラウドの強みは。 オンデマンド性とスケーラビリティだ。 オンデマンド性は、ニフティの@nifty事業がし烈な競争に勝ち抜くために、社内の利用部門が迅速に使える環境を整える中で作り上げてきた。2007年からサーバー仮想化を進め、柔軟にリソースを配分できる運用管理ツールを開発してきている。現在はVMware vSphereの機能を使っている部分もあるが、仮想マシンの生成や監視、ディスク管理などは独自で自動化を進めてきた経験がある。ニフティクラウドではサーバーの起動時間として「5分」という言葉を前面に押し出して
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く