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ブックマーク / postd.cc (13)

  • WebAssemblyに注目 | POSTD

    WebAssemblyは今、転換点にあります。今後数年間で、コンテナ化からプラグインシステムやサーバレス・コンピューティング・プラットフォームに至るまで、IT業界全体でWebAssemblyの導入が増えると筆者は予想しています。この記事では、WebAssemblyとは何か、なぜそれが重要なテクノロジーであるのか、現在はどのような分野で利用されているかを説明します。また、WebAssemblyが大きな影響をもたらす可能性がある用途や、WebAssemblyの将来に関する予測も紹介します。 WebAssemblyとは何か WebAssemblyWasm)とは、さまざまなプログラミング言語と多様な実行環境の間に位置する中間層です。30以上の異なるプログラミング言語で書かれたコードを.wasmファイルにコンパイルし、そのファイルをブラウザ、サーバ、あるいは自動車でも実行できます。 「WebAss

    WebAssemblyに注目 | POSTD
  • –cap-dropオプションを使ったDockerコンテナの安全性を高める工夫 | POSTD

    DockerにはLinuxのケーパビリティを削除するためのオプションがあるのをご存じでしたか? docker run --cap-drop オプションを使うと、コンテナのルートを隔離することができ、コンテナ内でのアクセス権を制限することができます。悲しいことに、ほとんどの人はコンテナやそれ以外の場所でも、セキュリティを強化していません。 翌日では手遅れ ITの世界ではセキュリティへの配慮が遅すぎるという残念な傾向があります。 セキュリティが破られた翌日に初めて、セキュリティ対策システムが購入されているのです 。 ケーパビリティを落とすことで、コンテナのセキュリティを大変手っ取り早く改善することができます。 Linuxのケーパビリティとは? ケーパビリティのmanページ によると、 capabilities とは、個別に有効無効を設定することができる特権の集まりのことです。 私流に説明すると

    –cap-dropオプションを使ったDockerコンテナの安全性を高める工夫 | POSTD
  • GoogleのQUICプロトコル:TCPからUDPへWebを移行する | POSTD

    QUIC(Quick UDP Internet Connections)プロトコルは、TCPではなくUDPをベースとして開発された、全く新しいWeb向けのプロトコルです。 (冗談で) TCP/2 と呼ぶ人までいます。 私がQUICについて知ったのは数週間前のことです。 SysCast Podcastcurlとlibcurlについてのエピソード を聞いていた時でした。 QUICプロトコルの当に面白い点は、UDPへの移行というところだと思います。 現在、Webの伝送プロトコルは、信頼性を確保するため、TCP上に構築されています。このTCP接続を開始するためには、 3wayハンドシェイク が行われています。つまりこれは、接続を開始するたびにラウンドトリップ (ネットワークパケットの往復) が追加されるということであり、新たな接続先に対し大幅な遅延を生じさせているのです。 (出典: UDPを介

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  • Linuxシステムコール徹底ガイド | POSTD

    要約 この記事では、LinuxカーネルにてLinuxプログラムがどのように関数を呼び出すのかについて紹介していきます。 システムコールを行う様々な方法、システムコールを行うための独自のアセンブリの作成方法(例あり)、システムコールへのカーネルエントリポイント、システムコールからのカーネルイグジットポイント、glibcのラッパ関数、バグなど多くの点について説明します。 要約 システムコールとは? 必要条件に関する情報 ハードウェアとソフトウェア ユーザプログラム、カーネル、CPUの特権レベル 割り込み モデル固有レジスタ(MSR) アセンブリコードでシステムコールを呼び出すことの問題点 レガシーシステムコール 独自のアセンブリを用いたレガシーシステムコールの使用 カーネル側での int $0x80 エントリポイント iret を使用したレガシーシステムコールからの復帰 高速システムコール 3

    Linuxシステムコール徹底ガイド | POSTD
  • Pingの発展版 : httping, dnsping, smtpping | POSTD

    私はpingが大好きです!簡単に使えて、ネットワークが稼働しているかを直接明らかにできます。 「 Pingはセキュリティの欠陥ではない!(むしろ友達である) 」、「 Traceroute上級 」の記事をご参照ください。少なくとも、外行きのping(trust(=信頼されるゾーン)からunstrust(=そうでないゾーン)へ)はセキュリティ上の心配なしに用いられるべきです。しかし、これらのuntrustからDMZへのICMPエコー・リクエストは多くの会社で拒否されているため、すべてのサーバが起動・稼働しているかをテストするのが困難になっています。 私は、顧客のサイトのDMZファイアウォールの置き換えに取り組んでいました。当然ながら私は「すべてのサーバが適切に接続されているか(NAT)」「ファイアウォールが接続を許可しているか(ポリシー)」を(外部から)知ろうとしました。 そこで私は、さまざま

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    defiant
    defiant 2016/06/09
  • Web開発者が恐らく知らない、SSLについて知っておくべきこと | POSTD

    2015年、Web開発者は以前よりもSSLに関する理解を深めています。そうしたWeb開発者たちがHacker Newsを読むなら知っておくべきことを以下に挙げてみます。 ドメイン認証(DV)証明書は Let’s Encrypt から無料で取得することが可能。 拡張認証(EV)証明書 は CertSimple かいくつかのチェックののちの支払いで取得することが可能。これが我々のやり方。 Mozilla SSL Config Generator を使用すれば、サポートしたいブラウザに対して、サーバを可能な限り安全に設定することが可能。 完了後に SSL Labs を使って全てをチェックし、A評価獲得を確認しましょう。そうでなければ人に小言を言われます。 その他はどうでしょうか。我々の顧客から寄せられる最も多い質問について、回答を紹介していきましょう。 1. Chromeで”古い暗号スイート”を

    Web開発者が恐らく知らない、SSLについて知っておくべきこと | POSTD
  • アジャイルの破綻―原因、そして新たな提案 | POSTD

    2001年、17人のメンバーによって アジャイル宣言 が発表されました。私はその立案者そして著者の1人であることに誇りを感じます。この出来事は、何かをする上でより良い方法を導き出すことへの期待、そしてソフトウェアを開発することで世界をより良くするといった、私自身の活力の源となり、極めて重要なターニング・ポイントとなりました。 あれから14年が経ち、私たちは行き先を見失っています。”アジャイル”という言葉はスローガン化してしまいました。来の意味をなさなくなっただけならまだいいですが、最悪に考えれば排外的な存在になってしまったとすら言えます。2~3のソフトウェア開発のプラクティスを、不十分に生半可に試みるといった”軟弱なアジャイル”を行う人が数多く存在します。来の目的を忘れて努力を重ねるといった、口先だけのアジャイルの 狂信者 がたくさんいるのです。 更にひどいのは、アジャイル開発手法その

    アジャイルの破綻―原因、そして新たな提案 | POSTD
  • 私がsystemdを嫌う理由 | POSTD

    (訳注:7/24、いただいた翻訳フィードバックを元に記事を修正いたしました。) (訳注2:8/4、いただいた翻訳フィードバックを元に記事を再修正いたしました。) この2010年代にLinuxシステムの管理者をしていれば、systemdに関して何かしら思うところがあるでしょう。そして私は管理者たちの意見が両極端に分かれていることに驚きました。ほとんどの人(少なくとも意見を表明している人達)はsystemdが「大好き」か「大嫌い」かのどちらかのようです。私の場合、systemdをきっかけに昨年OpenBSDを使うことになったのですが、これを話したことで私がsystemdを「大嫌い」だと思われたようです。でも、それは違います。 当は、systemd自体は私がOpenBSDに移った理由のほんの一部にすぎません。しかし、この経験によって2つの重要な点に気付きました。まず、最近のLinuxの設計の問

    私がsystemdを嫌う理由 | POSTD
  • サーバの負荷テストのための、何百万ものHTTPリクエストを発生させる方法 | POSTD

    (注記:6/9、いただいた翻訳フィードバックを元に記事を修正いたしました。) 今回の記事は毎秒300万ものリクエストを処理できるほど強力で高性能なWebクラスタの構築についてのパート1になります。まず初めに、あまり多くはありませんが、私がこれまで使用したことのあるロードジェネレータツールをいくつか紹介します。私のようにてこずって時間をかけてしまわないよう、今回の記事が理解の手助けになれば幸いです。 ロードジェネレータはテストを目的とした数種類のトラフィックを発生させるプログラムです。それによって高負荷においてサーバがどのように動いているか、そのサーバの弱点はどこなのか、などが見えてきます。負荷テストを通じてサーバの限界を知ることは、サーバのレジリエンシーを測定する最適な方法であり、あらゆる問題に対する準備の手助けにもなります。 ロードジェネレータツール 負荷テストをする際に頭に入れておくべ

    サーバの負荷テストのための、何百万ものHTTPリクエストを発生させる方法 | POSTD
  • 開発者の仕事が遅いわけではない!納期が遅れるホントの原因 | POSTD

    “なぜ納期を守れなかったのだろうか?” 我々マネージャが、納期に遅れることを自分のチームのせいにするのは簡単です。しかし、納期に遅れる原因は当に開発者の仕事が遅いせいでしょうか? Sprintly は、開発者のサイクルタイムに関する膨大なデータを保有しています。当社は、タスクのサイズごと(S、M、L、XL)、また種類ごと(ストーリー、テスト、バグ)に、完了までにどれくらいの期間がかかるかを追跡しています。 当社が調査した動向について 1点目:開発者は非常に平均的です。ユーザ全体で見たサイクルタイムはほぼ同じであることを当社のチケットデータが示しています。システム内の全チケットの75%は、開始後およそ175時間で完了しています。 ^(1) 2点目:変動があるのは、ほとんどがチケットが開始される前(SomedayからBacklogまで)の段階です。これは、関係者が仕様を理解して作業の優先順位

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  • なぜsystemdなのか? | POSTD

    このブログ記事は2014年5月21日に行った私の講演の内容に基づいています。 ここ数年、GNU/LinuxのディストリビューションはSysV initを避ける傾向にあり、代わりに多種多様な新しいinitシステムへと移行が進んでいます。SysV initに満足しているユーザにとっては、これは予想外の流れでしょう。問題なく使えるのに、なぜ多くのディストリビューションはSysV initに背を向けているのでしょうか。 この記事ではSysV initの問題点と、それに対してsystemdがどんな解決法を提供しているのか説明してみようと思います。 私は特にsystemdの大ファンだというわけではなく、ただ広く使われているツールだという認識以上の思い入れは無いことだけお断りしておきます。 initシステムの役割とは何か? コンピュータが起動する時には、ビルトインされたファームウェア(コンピュータの場合

    なぜsystemdなのか? | POSTD
  • 優れたエンジニアを採用できないワケ | POSTD

    あなたは技術者採用の面接が苦手ですね。そう、あなたですよ。間違ったスキルを探し求め、適正の無い人たちを採用して、自分自身と会社に悪い影響を与えているのです。応募者リストを見直さなくとも、今までとは違う人材を採用し、会社の業績を上げ、あなた自身も仕事をもっと楽しめるようになりますよ。 いささか大胆な物言いだということは承知しています。仕事での経験を積み面接を担当するようになってから10年、大小の企業の様々な部署で、技術者を雇うための数多くの面接をしてきました。採用する人材が会社に及ぼす影響についても見てきました。完璧な採用を目指せというつもりはありません。私自身がこれまで何度もしてきたあらゆる失敗をあなたが犯さなくても済むよう、お伝えしたいのです。私がこれまで学んできたことは次のようなことです。 誤った判断基準 1. 応募者の現時点の知識に基づいて採用しない 面接で犯しがちな最初の間違いは、

    優れたエンジニアを採用できないワケ | POSTD
    defiant
    defiant 2014/10/16
  • Dockerコンテナ内でsshdを実行してはいけない理由 | POSTD

    Dockerを使い始めた人がよくする質問といえば、「どうすればコンテナに入れますか?」です。その質問に対して、「コンテナ内でSSHサーバを起動すればいいよ」と答える人たちがいますが、これは非常にマズいやり方です。なぜその方法が間違いなのか、そして代わりにどうすればよいのかをこれから紹介します。 注:記事へのコメントやシェアは、 Dockerブログ にアップされた標準版から行ってください。よろしくお願いします。 コンテナでSSHサーバを起動すべきではない …もちろん、コンテナ自体がSSHサーバである場合は除きます。 SSHサーバを起動したくなる気持ちは分かります。それはコンテナの”中に入る”簡単な方法だからです。この業界の人ならほぼ全員がSSHを一度は使ったことがあります。多くの人がSSHを日常的に使用し、公開鍵や秘密鍵、パスワード入力の省略、認証エージェント、そして時にはポート転送やその

    Dockerコンテナ内でsshdを実行してはいけない理由 | POSTD
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