今日、第23回参議院選挙が公示されました。弊社ニッポン放送も含めて様々な放送の現場で、これから神経質な番組作りが行われます。よく言われるのが、 「これから政治に関する話が出来なくなるなぁ」 というボヤキ。中にはオンエアの中で 「選挙期間中なので、政治に関する話はできないんです」 と宣言する人までいる始末です。 そして、もし政治トピックを取り上げる場合には、「公平・公正を期さなければならない。」具体的には、「話すのならすべての候補を平等に扱わなければならない。」と言われています。 しかしこれ、少し考えると、放送の根本と相反するものなんです。大きな話をしますが、放送の大きな目的の一つが、国民の「知る権利」に応えること。選挙期間中は、普段政治に興味がない人でも少しは政治の情報を知りたいと思う時期。その時期に「公平・公正」を気にするあまり、政治トピックそのものを扱わないというのは、「知る権利」に正
![選挙期間中は、政治の話ができない?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2e4e0c0725f3fb01a446bee24ac94f5548408dec/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.1242.com%2Fblog%2Fiida%2Fimg%2Ftitle.png)