学問はしばしば、「自然科学(natural science)」、「社会科学(social science)」、「人文科学(humanities)」の3つに分けられる。この3つのなかで、数学はどこに属するだろうか。 「もちろん自然科学でしょ」と答える人が、おそらく多いだろう。しかし、これは間違いである。数学は、自然科学には欠かせないものだが、数学自体は自然科学ではない。 自然科学は、人間が作ったものではない「自然」というものについて、その性質や規則性をさぐるものである。いっぽう、数学はすべて人間が作ったものであり、一種の言語体系である。数学は自然に属してはいないのだ。よって、数学は自然科学ではない。 数学が社会科学ではないことは明らかだろう。社会科学は、人間の集団が生み出す社会というものについて、その性質や規則性をさぐるものである。 数学が自然科学ではなく、また社会科学でもないとすれば、あと
年度終わりの3月は「雇止め」が横行する季節だ。「契約終了」を口実にした首切りに非正規労働者たちは怯える。「不当解雇に納得がいかない」…ユニオンには相談が相次ぐ。“総本山”の全国ユニオンは昨日と今日の2日間、「雇止めホットライン」を設けた。 ホットラインが土・日に行われたこともあり、ユニオンのオフィスを訪れ窮状を訴える非正規労働者の姿もあった。 電機メーカーで契約社員として働く女性(50代)は、「3ヵ月契約」を10数回に渡って繰り返されてきた。会社の上司から「あなたをいつか正社員にするから」と言われていたので、その日を待ちながら働いてきた。 ところが先月末、「3月末で契約終了」と会社から通告された。改正労働法第19条の趣旨に反する、雇止めだ。新19条は以下のようなケースは雇止めにしてはならないと定めている― ①過去に反復更新された有期労働契約で、その雇止めが無期労働契約の解雇と社会通念上同視
「ミニスカートは寿命を伸ばす」。ただしソースはロシアの声(The Voice of Russia)。 しかもロシア国内の記事ではなく 英国の記事なので非常に眉唾モノなので調べてみました。 (ロシアの声には前にも 「海上保安庁が中国漁船に魚雷を発射」という誤訳記事がありましたし) 調べてみたら誤訳どころではなくて…… 元ネタは Weekly World Newsロシアの声によると「高名な人類学者のエドウィン・バークハード氏」の調査によるものらしい。 高名な人類学者のエドウィン・バークハード氏が率いる英国の研究者グループは、意外な発見をした。研究者たちは、調査の結果、ミニスカートが寿命を伸ばしているとの結論に達した。 ミニスカートは寿命を伸ばす: The Voice of Russia “Anthropologist Edwin Burkhart” を検索してみると英文の記事がいくつかひっかか
なにげなくTwitterを見ていたら、タイムラインに以下のような発言が流れてきた。 桃井「男のオタクの人ってかわいい女の子と付き合いたいわけじゃなくて、可愛い女の子に自分がなりたいんですよ」「だから性別っていうのを超越した存在なんですよ、オタクって」 あああ、わかる、わかる、わかる。 http://twitter.com/tamagomago/status/307920044296392705 これはオタクとして非常によくわかる話で、一方同一の感情を持たない人にはさっぱり理解できないであろう。なので以下のような発言も見られた。 その”可愛い女の子”が、男である自分にとって都合のいい”理想化された女の子”であり、そしてその"理想像”が既存のジェンダーを無効化するどころかむしろ強化するようなものである以上、それは"性別を超越"するどころかむしろ固定化することにしかならんだろうに。 http:/
2013-03-01 世界三大学術誌Cell、最新号の表紙がタンパク質を擬人化した女の子ということで話題に Cell, Nature, Science、これら三つの雑誌は科学界で最も権威ある雑誌として知られ、まとめてCNSと略されたりします。Cellは細胞生物学の専門誌なので物理系・化学系の人には馴染みがないですが、「ノーベル賞を受賞された山中先生がiPS細胞の論文を最初に報告した雑誌がCell」と言えば多くの人に凄い雑誌だと分かって頂けると思います。 東大のグループがCellに出した さて、今回話題になった論文、実は日本の研究グループが出した論文です。この表紙はFXBL21とFXBL3という2つのタンパク質が協調することで体内時計を調節することを表現しています。この表紙の原案は同研究室の@hirosekentarrowさんであり、それを元にYuki Takahashiさんが描かれまし
サービス終了のお知らせ SankeiBizは、2022年12月26日をもちましてサービスを終了させていただきました。長らくのご愛読、誠にありがとうございました。 産経デジタルがお送りする経済ニュースは「iza! 経済ニュース」でお楽しみください。 このページは5秒後に「iza!経済ニュース」(https://www.iza.ne.jp/economy/)に転送されます。 ページが切り替わらない場合は以下のボタンから「iza! 経済ニュース」へ移動をお願いします。 iza! 経済ニュースへ
申し訳ありませんが、ご使用のネットワークから大量のリクエストを受信したため中断しました。YouTube のご利用を続けるには、下に確認コードを入力してください。
ラブライブ8話が凄く面白かったが、 平日はいろいろと忙しくて書く暇がなかった。 何が素晴らしいって、もうみんな言ってると思うけど この生徒会長のストップモーションによる振り向き! ですよ。 ああ、いたんだよ、俺の出崎を継ぐものが ストップモーションの振り向きといえば出崎監督の十八番中の十八番。 2013年になって、ついに出崎監督を継ぐものが現れたとは 本当に喜ばしいことです。 この振り向きのシーンの素晴らしさはもはや説明する必要はないだろうから、 もう一つ気になったシーンについて書いておく。 それは この電話のシーン ついにここまで来たか、と。 アニメが映像による演劇である以上、 「コミュニケーションツール」というものが 非常に重要である。 その代表格が電話だ。 この電話に関する演出について、パイオニアだったのが 出崎統監督だった。 例えば、劇場版エースのこれ アニメ夜話ではオタキングが
竹中平蔵氏の「ポリシーウォッチ」から。 http://policywatch.jp/topics/211 産業競争力会議などを中心にアベノミクスの中での成長戦略がどのようになるのか大変注目を集めている。金融政策、財政政策は重要だがそれらを超えて更に長期的な経済発展のためには、やはり成長戦略が不可欠である。そういう中で、規制改革こそが成長の一丁目一番地だということを述べ、安倍総理も一丁目一番地という使ってくれたわけだが、その規制改革の中で更に重要な規制改革はなんなのだろうか、そういう点に次第に議論が集まっていくのではないか。 規制改革はかなり幅広くやらなくてはならない。しかし、あえてその中の更に中心的な一丁目一番地の中の一丁目一番地として、雇用に関する労働市場に関する規制改革が重要であるということを述べたい。 民主党を中心とする政権の最初に社民党が入っていた。この社民党の影響を非常に強く受け
2005年06月23日 英国の官僚制:天下りはないけれど。。。 カテゴリ:カテゴリ未分類 さて、今日は「英国政治ウォッチング」 で行きましょうか。 私の本業での専門ってのは うすうすご存知の方もいらっしゃるだろうが、 いわゆる「官僚制」の研究であるわけだが、 英国にはなかなかに興味深い 官僚制についての実証研究がたくさんあって、 本業とはいえ楽しみながらいろいろ読んできた。 皆さんご存知の通り、英国は1980年代 「鉄の女」マーガレット・サッチャー首相時代に 規制緩和・民営化の行政改革を成し遂げた。 この「サッチャー改革」については、 日本ではサッチャー首相の強い指導力と、 政治家による官僚組織のコントロールの強さ という文脈で紹介されることが多い。 ところが、いろいろ英国で文献を読んでいると、 官僚組織は英国の行革において、 組織防衛のために行動する「抵抗勢力」として 単純に登場するので
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く