こんにちは。人事の吉田です。残業の上限は45hと言われますが、これは何故なのでしょう。厚生労働省がいわゆる「過労死」の認定基準として定めた事も記憶に新しいですね。今回は過労死の認定基準となった残業時間と睡眠時間の関係について紹介します。 「過労死」の認定基準となった残業45h 医学的な研究から、睡眠時間が5時間以下になると、脳・心臓疾患の罹患率が高くなる事が知られています。「過労死」の認定基準となったのは、この睡眠時間と残業時間の関係からなのです。厚生労働省の報告書(※)には「1日の時間外労働を2h、4h、5h程度行う者は、睡眠時間の平均がそれぞれ7.5h、6h、5hとなっていた」という調査結果があります。この残業時間に平均勤務日数21.7日を乗じて、概ね45時間、80時間、100時間を基準に定めているのです。 標準的な睡眠時間7.5hを確保 ⇒1日当たりの残業を平均2h以内に 睡眠時間を