KADOKAWAグループがランサムウェア攻撃を受け、「ダークウェブ」に大量の情報が流出した。こうした被害は増えており、自分の個人情報が流出していないか気になる人も多いだろう。期待がかかるのが、個人情報がダークウェブに流出しているかをチェックできるツールだ。7月下旬には、Googleの「ダークウェブ レポート」が無料開放される。こうしたサービスはリスクをユーザー自身が管理するうえで大きな助けとなりそうだ。 (杉原健治:フリーライター) Googleの「ダークウェブ レポート」とは 「ダークウェブ」とは、GoogleやYahoo!といった一般の検索エンジンからはたどり着けず、ChromeやMicrosoft Edge、Safariなど通常のWebブラウザーでも閲覧できない秘匿性の高いWebサイトの総称だ。匿名性が高いため、KADOKAWAの一件のように違法に入手した個人情報や違法薬物などの取引