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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/commux (3)

  • 差動増幅回路の妙① エミッタ接地増幅回路 - electric

    トランジスタといえば、まず「増幅」を思い浮かべると思います。確かにトランジスタは電流増幅も電圧増幅もやってくれます。しかし基は電流増幅であり、Ic(コレクタ電流)=hFE×Ib(ベース電流)の関係が成り立つので、Ibを調整することによってIcを制御することができます。hFE(直流電流増幅率)はおおむね100程度と考えてください。 この関係式に沿い、Ib=1mAとするとIc=100mAであり、Ib=3mAとするとIc=300mAとなります。当然ですね。入力電流IbをhFE倍したものが出力電流Icとなる、つまりこれがトランジスタによる電流増幅の意味です。ここで1点、非常に重要な、トランジスタであるが故の性質があります。それはIcが「定電流」だということです。 Icが定電流であればこそ、負荷抵抗Rをコレクタに挿入し、Rによる電圧降下を出力電圧として取出すことができるのです。これを具体的に示して

    差動増幅回路の妙① エミッタ接地増幅回路 - electric
  • 少し詳しいΔΣ変調①序 - electric

    この世の物事は、ほとんどの場合、深く考えていけば切りがありません。1つ新しいことを知ると更なる疑問が2つ3つとまた新たに湧いてくるからです。だから実際には、ほどほどのところで考えるのをやめて納めてしまいます。他にも知りたいことは山ほどありますからね。しかし考えるのをやめれば、その題目についてはそこでストップし先には進みません。多くの場合はそれでまったく問題ありませんが、知ることによる予期せぬ新しい扉もそこで潰えます。そんなとき、不意に「1+1=はなぜ2なんだ?」などと尋ねられると、ある意味大きなチャンスです。さて、1+1=はなぜ2なのでしょう?これを完全に説明するのは案外難しいかも知れません。まず、「数」とは何か? (そんなん当たり前じゃん!ってのも有りですけどね。^^) 大事なのは誰かにこの質問をさせたということだと思います。こう聞かれたということは、「1+1=は2だと言い切った」からで

    少し詳しいΔΣ変調①序 - electric
  • オペアンプを作ろう① 定電圧回路 - electric

    CRやダイオード、トランジスタなど、ちょっとした外付け回路で様々な増幅回路、演算回路が構成できるオペアンプはアナログ制御の主役です。昔も今も、アナログを語るときオペアンプ抜きに話は始まりません。また規模の大小を問わず電子回路を設計するときに、これほど便利なオペアンプを使わない手はありません。 オペアンプをブラックボックスと扱っても何ら差し支えありませんが、ここで少し好奇心を旺盛にして、オペアンプの中がどうなっているのかちょっとのぞいてみることにしましょう。このテーマの核心部分については、「定電圧電源はオペアンプ」で、既にお話ししていますが、フィードバック制御による定電圧(電源)回路は、オペアンプの動作原理そのものと言えます。 では、定電圧回路がオペアンプとして動作する様子を再度確認してみましょう。上の図を見てください。典型的な定電圧回路ですね。VOUT(出力電圧)をR1とR2で分圧しC18

    オペアンプを作ろう① 定電圧回路 - electric
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