AACのデコーダを見つけたのはいいのですが、デコーダだけではプレーヤに必要な機能要件を満たすことができません。それは、曲名等のメタ・データを抽出する機能はデコーダには含まれていないからです。MP3の場合にMP3デコーダとは別にID3タグの解析をする必要があったのと、ちょうど同じ理屈です。Helixプロジェクトにはプレーヤも含まれているので、メタ・データに関する処理もプレーヤを調べれば見つかるのでしょうが、せっかくなので自分で調べて作ってみようと思います。 AACという名前を聞いたことはあっても、iTuneとかに関してもまったくの無知であるわたしにとっては、全てが新たに学ぶことばかりです。 まず、iTuneでCDから曲データを取り込むと、m4aという拡張子が付くことを知る。オジサン丸出し。どうやら、MPEG4だがVideoを含まないAudioだけのファイルであることを示す拡張子であるらしい。