Ubuntu 環境に TeX Live を導入するには APT (Advanced Package Tool) を使う方法と TeX Live が提供する install-tl を使う方法がある。 前者の場合は,他のパッケージと同様に統一的な管理ができますが,ディストリビューションによっては提供されているパッケージのバージョンが古いことがあります.後者の場合は,パッケージ管理システムによる管理からは外れてしまいますが,tlmgr を使って最新の状態にアップデートし続けることが可能です. なかなか悩ましい選択だが,今回は install-tl を使って導入と運用をしてみよう。 なお,対象は TeX Live 2018 で(2019 はまだリリースされていない)。 TeX Live 2018 のインストール 今回は初めてのインストールなので関係ないが,以前の環境があれば削除しておく。