福島県で復興政策の一環として、LEDライトで野菜などを育てる植物工場が建造された。2013年春から稼働し、人工光で野菜を栽培する施設としては全国有数の規模を持つ。しかし、運営会社によると工場の稼働率は50%ほど。原価の約45%を占める電気代が大きな負担となり、作れば作るほど赤字が増える状態だそうだ(SankeiBiz)。 現在は自治体からの補助金があるため事業を継続できているものの、毎月の実質的な赤字は200万円を超えるとしている。補助金の一部は本年度で打ち切りが決まっており、今後を見通せないとしている。 野菜工場の成功例ってシンガポールくらいしか聞いたことないけど、その成功例でもLEDライト方式ではなく、自然光でハウス栽培、鉢植えを観覧車のように回すシステム(土地面積と都市部への流通コストの節約)だったような気がするのだが……。