ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論 作者:デヴィッド・グレーバー発売日: 2020/07/30メディア: 単行本この『ブルシット・ジョブ』は、文化人類学者であるデヴィッド・グレーバーによる「クソどうでもいい仕事」についての理論である。「クソどうでもいい仕事」とはなにかといえば、文字通りとしかいいようがないのだけれども、「その仕事に従事している人がいなくなっても誰も何も困らないような無意味な仕事」のことである。 原書で刊行された時から日本でも大変に話題になっていた一冊で、楽しみに読み始めたのだけど、これがとにかくおもしろい! 確かに世の中にはブルシット・ジョブとしか言いようがないくだらない仕事が溢れているように見える。それがどれほどありふれているのか、またどのようなタイプのブルシット・ジョブが存在するのか。また、仮にこれが近年さらに増大を続けているとしたら、それはなぜなのか。そ
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仕事の大半は、人を説得し、巻き込むことによって成り立っているもの。 それは難しいことでもありますが、もしも自分の主張が他人に100%スムースに伝わったとしたら、コミュニケーションでの摩擦で磨り減ることなく、仕事そのものに集中できるようになるはずです。 そして、それを実現するために必要なのがエビデンスだと主張するのは、『一発OK! をもらえる人の エビデンス仕事術』(光成 章 著、SBクリエイティブ)の著者。 エビデンスとは、ビジネス上の判断のもととなるような、 ・ 統計データや科学的研究 ・ 1枚の写真 ・ 消費者のなんてことのない一言 など、「根拠となる“事実”」のすべてを指します。 あなたがどんなに言葉を尽くしても伝わらなかったことが、たった一つのエビデンスを提示するだけで強く相手の心を動かすのです。 (「はじめに」より) そこで本書では、自身の主張をサポートする確たるエビデンスの集め
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『小さな会社★儲けのルール』という本が面白かったので紹介します。 この本はランチェスター法則を元に、中小企業や独立直後の自営業の人がどうやってビジネスを成功させるかを説明している本です。 「ランチェスター戦略は弱者のための戦略である」 と聞くと、近年ブームとなっている副業を手がけている人にはハッとするものなのではないでしょうか。 僕も含め、個人で戦う発信者の多くは弱者だからです。 大きな資本を持つ大企業は戦力を一気に投入して、大きな市場を一気に抑えることができます。 以前問題となったDeNAの「ウェルク」というサイトは、大量のライターを雇い、大量に記事を投入しSEOをハックすることで、健康に関する検索キーワードのほとんどを独占するに至っていました。 スモールビジネスを営む弱者はこのような戦略は取れません。 資本で勝る大手企業にガチンコで勝負しても必ず負けてしまうのです。 では資金もない、人
ITシステムの開発に主体的に携わるには、IT関連のスキルだけでなく、広範囲の業務知識が不可欠です。翔泳社では財務会計や生産管理など主要な6分野の業務知識を網羅した『ITエンジニアのための【業務知識】がわかる本 第5版』を12月21日に発売しました。第4版から4年ぶりの改訂です。 『ITエンジニアのための【業務知識】がわかる本 第5版』は、さまざまなITシステムを開発する際に必要な各分野の業務知識を体系的に解説した1冊です。 高度なITスキルを持っていても、実際に役立つITシステムを開発するにはシステムが必要とされている分野の知識が欠かせません。例えば、会計システムを開発するなら簿記や決算など財務会計の知識が必要です。これらは実務を経験しないとなかなか習得しづらいものですが、本書でそのポイントを押さえておけば、効率よく全体像を掴むことができます。 本書では主要な6分野として会社経営、財務会計
まず、書店が大幅に減少している背景には、単に本が売れなくなっているという要因だけではなく、日本独特の出版産業の構造がある。 書店調査会社のアルメディアによると、1990年代の終わりに2万3000店ほどあった書店は、2018年には1万2026店にまで減少した。さらに、この数字には売り場のない事務所や雑誌スタンドなども含まれているため、書籍をそれなりに販売している店舗としては、図書カードの端末機を設置している約8800店(日本図書普及の発表による)が実態に近い数字だと思われる。 雑誌が支えてきた出版流通 欧米先進国と日本の書店の最大の違いは、日本の書店は雑誌を多く販売してきたという点である。一般的に日本以外の国の書店は「書籍店(BookStore)」であり、雑誌はニューススタンドやドラッグストアなどで販売されてきた。書店店頭に毎日新しい雑誌が次々に並ぶという風景は、日本にしかないのだ。 それは
株式会社朝日出版社は、世界の有名デザイナー、チップ・キッド氏があらゆるデザインを明瞭/不可解という視点から再定義する「判断のデザイン」を6月28日に発売する。B6判変型判/148P/1,700円(税抜)。 デザインにおける「明瞭さ(クリア)」はある種の商品には必要不可欠なものだ。薬品のパッケージや駅の掲示板、信号機、これらは徹底的に明瞭でなければならない。一方「不可解さ(ミステリアス)」も重要な要素である。人々の注目を集め、その興味の対象へぐっと踏み込ませる原動力となるからだ。 そのデザインに必要なのは、明瞭さか、不可解さか、もしくはその両方か。本書は、村上春樹作品(アメリカ版)の装幀でも知られる「世界一有名なブックデザイナー」チップ・キッド氏が、明瞭/不可解の尺度で世界の見方を再定義する、デザイン認識の技術書だ。ダブルクリップに地下鉄のポスター、ATMやタバコのパッケージなど、身の回りに
専門的な情報を、立場の違う人に「分かるように説明する」のは難しいものです。このブログは「技術屋が説明書や提案書を分かりやすく書く」ために役に立つ情報をお届けします。 「外資系コンサルのビジネス文書作成術」(著者:吉澤潤特、東洋経済新報社刊)という本を読みました。 いやー、この本、間違いなく「名著」ですね。MS-Wordでビジネス文書を作る機会がある人なら一度は手に取って読んでみることをお勧めします。ひとまず「はじめに」だけでも目を通してみましょうか。 「外資系コンサルが扱う書類」と聞くと、PowerPointによるチャートやExcelの表を思い浮かべる読者も多いだろう。しかしビジネスを動かすベースはWordで作成した文書である。PowerPointやExcelはプロジェクトを加速させることはあっても、単体でビジネスを勧めることはない。これはコンサルティング業界に限らず、すべての業種業界で言
IT技術が複雑化・細分化したことで、エンジニア自身が技術やプロダクトについて経営層や顧客に説明しなければならない場面が増えてきています。しかし、説明が苦手な方は多いのでは? 苦手意識を克服して説明上手になるにはどうすればいいのでしょうか。翔泳社が刊行した『エンジニアを説明上手にする本』の著者・開米瑞浩さんにお話をうかがいました。 説明が苦手なエンジニアのためのお手本 ――『エンジニアを説明上手にする本 相手に応じた技術情報や知識の伝え方』は書名から開米さんが持っていらっしゃる問題意識を強く感じますが、具体的にはどういうきっかけがあって「エンジニアを説明上手にすること」に取り組まれているのでしょうか。 開米:我々の世界を現実側と実装側に分けると、現実側には自然言語があり、実装側にはアセンブリ言語やプログラミング言語があります。実装側の言語が開発されITが発達してきましたが、次第にそれだけでは
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