検索順位ごとで得られる可能性を把握する方法おさらいだが、今回の解説はSEOの成果見積もりでビジネス的に意味のある手法を解説している。例としてあげているターゲットのキーワードは「会社の設立(setting up a business)」だ。 現在の検索結果で上位にいるページを観察して現実的に考えると、僕たちが目指す検索順位は5位や4位のポジションがいいと判断した。僕はそこからさらに、4位が最善だという結論に行きついた。 この結論を導くのに僕が考慮したのは、次の2点だ: 順位を獲得する難易度順位を獲得した場合のリターン具体的には、次のような手法を使った: ツールを使って、すべてのキーワードに対して表示される上位20件を一括でエクスポートする エクスポートされたリストで、勝てないと思ったサイトを削除していく 勝てそうなサイトだけを残して、キーワードや順位ごとにどれだけトラフィックを獲得できるかを
[レベル: 中級] 良い商品レビューを書くための人物像の例を、質の高い商品レビューを書く方法をアドバイスするドキュメントに Google は追加しました。 レビューを書く理想の人物像 レビューを書く理想の人物像として、Google は次のような例を挙げています。 競合商品を見比べている買い物客に専門的なアドバイスをする販売スタッフ。 商品について独自の意見を述べるブロガー。 ニュースサイトやその他の出版サイトの編集スタッフ。 こうした人物になりきってレビュー記事を書けば、高品質なレビューに仕上がりやすくなるということですね。 記事に限らず、動画でもポッドキャストでもレビューコンテンツを作成するときは普段の自分とは違う自分に変身してみましょう。 プロダクト レビュー アップデート対策に役立てる Product Reviews Update(日本語名は「商品レビューに関するアップデート」)は、
[レベル: 初級] Google は、meta description の記述を説明する技術ドキュメントに、質の高い meta description を作成するための改善方法の具体例を追加しました。 meta description の良い例と悪い例 悪い meta description の例として次を Google は挙げています。 🚫キーワードの一覧 🚫すべてのニュース記事で同じ説明を使用 🚫ページを要約していない 🚫過度に短い 悪い例に対応する良い例として次を挙げています。 ✅ショップが販売する商品と、営業時間や所在地などの詳細を説明する ✅特定のニュース記事の抜粋を使用 ✅ページ全体を要約している ✅具体的かつ詳細 記述例もあわせて載せています。 🚫悪い例(キーワードの一覧): <meta name="description" content="裁縫用品、毛糸、色鉛筆
2022年も半分が過ぎましたね。熾烈を極める2022年後半のSEOの世界を、様々な観点から俯瞰して見たいと思います。記事の後半に行くに従って上流工程の話になっていくように書いてあります。 本記事を読んで「全然分からん…」と思ったSEO担当駆け出しの方、これからSEOはほぼこの記事のような方向になっていきます。興味があれば予習がてらぜひこの辺りの理解に努めて見てくださいね。 まずは各論から語ります。SEOの基礎的な要素を今更1から語ることはしないので、2022年後半により重要になってくると思われる項目だけピックアップしてみます。次の通りです。 ビジュアル要素の強化被リンクコンテンツ構造、サイト構造フレッシュネス何者かになる or 何者かと組むデジタル広報(PR)フレームワークにSEOを組み込む 【有料note】 被リンク構築・ビルディング大全 脱アフィリエイト・物販サイトの作り方 コンテンツ
SEOコンサルティング会社の人間がよくする大きな失敗の1つに、次のような決めつけがある: クライアントは検索対策をよく理解している我々の実施に賛同していて、やる気になっている「検索対策のために我々にお金を出すことにしたのだから」と思い、さっそくフルスピードで進めてどっさりと提案を投げてみたものの、対策が実施されずに驚いてしまうことがある。 これは根本が間違っている。忘れてしまいがちだが、次の2つはクライアントによってさまざまである: 検索対策に関する成熟度知識レベルたとえ高度な知識があるクライアントでも、抱えている組織面の課題が対策実施の障害になることがある。 この記事では、クライアントのSEOの実践に関する成熟度曲線について解説する。成熟度モデルを示し、クライアントが成熟度スペクトラムのどこに位置するのかがわかれば、現状に合わせてうまくコミュニケーションがとれるようになるし、我々の提案が
SEOは分かってるつもりだけど、あまり良い成果が出ないんだよな…と言う人が知っておきたいSEO関連のTipsをまとめてみました。こういう話はあまり表向きは語られませんので、SEO好きな人たちにとっては面白い話かと思います。 有料noteで収益してみる SEO/SNS収益化コンサル依頼してみる SEOはマーケティングの一領域に過ぎない顧客接点の1つでありSEOはビジネス上は必ずしも優先ではない。他の手段の方が顧客にリーチしやすいことは多い(個人が趣味で情報や自分の作品などをSEOで広めたい、などは別)。 SEOは競争であるゲーム理論の理解が重要。各プレイヤーの行動を元に相対評価が繰り返される。個別で勝てなければ「組む」戦術が有効となるなど。これらを通じて明確な「勝ち負け」が作られていく。競合と同じでは駄目で、競合を圧倒する勝ち方が必要となる。 SEOは場外戦の重要性が増している従来のSEO手
[レベル: 上級] Search Console のパフォーマンスレポートにおける「匿名化されたクエリ」の説明を Google は変更しました。 プライバシー保護の観点から匿名化されたクエリはレポートから除外されます。 クエリデータが不完全になる理由の 1 つです。 「非常にまれ」⇒「いくつかの」 この記事を書いている時点では、日本語ヘルプページは未更新です。 オリジナルの英語ヘルプページの匿名化されたクエリ (anonymized queries) の説明は現在は次のようになっています。 匿名化されたクエリ (匿名化されたクエリと呼ばれる)いくつかのクエリは、ユーザーのプライバシーを保護するために結果に表示されません。…… 以前はこうでした。 匿名化されたクエリ (匿名化されたクエリと呼ばれる)非常にまれなクエリは、ユーザーのプライバシーを保護するために結果に表示されません。…… “ve
あなたは検索エンジンとSEOをちゃんと理解できているか? 「クロール」「インデックス」「ランキング」「レンダリング」や「HTMLソース」「DOM」「レンダリング」の違い ―― これを正しく説明できれば、あなたもSEOの専門家に仲間入り? 今回は、上記テーマの2記事をピックアップ。ほかにも、リッチリザルトとSERPでのCTR、グーグルの細かい挙動、動画SEOなどなど、あなたのSEO力をアップさせる良情報をお届けする! ★3つ未満の低評価は構造化データナシにしたら、SERPでクリック率UP⬆?404と410をグーグルは本当に同じように扱うのか? (いやちょっと違う)2022年6月のオフィスアワー+動画コンテンツのベストプラクティス他のウェブサイトからのクチコミを構造化データでマークアップしてはいけない不正リンクを集めた経歴がゼロなら、リンク否認はもう必要なしユーザーが本当に求めているコンテンツ
グーグルの検索結果ページでのクリックや、飛んだ先からすぐ検索結果に戻るユーザー行動は、検索ランキングに影響するのか? グーグルはこれを否定するが、関係すると考えたくなる事例を報告しているサイトがあった。 ほかにも、今回は興味深いユニークな情報が多い。ファーストビューのサイト内共通要素を変えたら検索トラフィックが14%増えた事例や、コアアップデート報告といったSEO的な話題から、「他の人は見つけにくい検索ニーズ」の探り方、GooglebotのIPアドレスなどなど、あなたのSEO力アップに役立つ情報をお届けする。 ちなみに、海外SEO情報ブログ掲載の「INP」は、コアウェブバイタルに入るかもしれない新しい指標だ。ぜひチェックしておきたい。 ファーストビューに定形コンテンツではなく個別コンテンツを掲載するとランキングが上がる?YMYLも検索意図の1つ、高いE-A-Tを満たす必要ありサイトをまった
グーグル検索SEO情報②長い記事≠良い記事。本当に良い記事とは目的を達成できる記事 グーグルは文字数でランキングを決めたりはしない (Tim Soulo on Twitter) 海外情報グーグルのジョン・ミューラー氏がRTしていたツイッターの投稿を紹介する: 「長い記事が良い記事」ではない。 良い記事というのは、より少ない時間でより多くの価値を提供する記事だ(そして、ひどくがっかりさせることがない記事)。 SEOに携わる人ならば、次のような言説を聞いたことがあるだろう: 検索エンジンで上位表示するには○○文字が必要 だが、グーグルは文字数で検索ランキングを決めたりはしない。なぜなら、ユーザーが求める内容によって必要なコンテンツ量は違うからだ。たとえば、次の3種類の検索ニーズそれぞれで、検索結果として返すべき適切な文字量や種類は違うはずだ: 明日の東京での日の出時刻を知りたい人(1万文字のペ
SEO効果をMAXまで発揮する、長文記事コンテンツを作成するためのポイントを紹介します。トピックの選び方、最適な方法の選択、既存のコンテンツの確認、そしてリソースの確保の、4つの重要な観点をそれぞれ詳細に説明。また、検索結果で1ページ目に表示されるコンテンツなど、すでに公開されているコンテンツを分析できる「Thruuu」の使い方も解説します。 長文コンテンツを作成するには長文のコンテンツを作成しようとする場合に、覚えておくべきポイントがある。それは、次の4つだ: トピックの選び方最適な方法かどうか既存のコンテンツを確認するリソースを確保するそれぞれ詳しく見ていこう。 長文コンテンツ作成の重要ポイント① 執筆したいトピックを選ぶまず、基本的なことから始めよう。それは、君が何について書きたいのかということだ。ブレインストーミングはすぐに脱線してしまいがちであるため、次のような構成に沿ってトピッ
「ファーストビューのコンテンツを先に読み込む」「すべてSSRする」「使っていないポリフィルを削除する」など、アマゾンのページ読み込み速度を向上させるチームが用いた具体的なテクニックを6つ、紹介する。 また、同じ「ページ表示速度」関連のトピックとして、IKEAのサイトで全画像をAVIF対応にしてデータ転送を20%以上減らした事例もピックアップとして紹介する。 ほかにも、「ファセットナビゲーションのベストプラクティス」「GooglebotとCookie」「URL正規化のポイント」「監修者情報をグーグルに伝えるには」「ドメイン名変更」などなど、あなたのSEO力をアップさせる情報を、今週もまとめてお届けする。 アマゾンのページ表示速度を劇的に改善した6つの実践テクニックIKEAが画像をAVIFに置き換え⇒画像の転送量を21%削減⬇ファセットナビゲーションでは標準に則ったURLパラメータの文法にして
📢 Today we’re launching the Google Search Console URL Inspection API, a new way for developers & SEOs to debug and optimize their pages 🔎 https://t.co/ckRPcFRPNJ pic.twitter.com/u7DCE66bc3 — Google Search Central (@googlesearchc) January 31, 2022 インデックス状況を API 経由で入手 URL Inspection API を使うと、管理サイトのインデックス状況を API 経由で入手できます。 独自のツールに取り込んで好きなように加工できます。 UI 版(Search Console 内)の URL 検査ツールで提供されるすべてのデータを UR
Google検索で情報を探そうとして、検索結果に並ぶページのタイトルが不自然な途切れ方をしていたり、省略されて内容がよく分からなくなったりしているのを目にしたことがある人は多いはず。Googleはよくページのタイトルを勝手に書き換えるので、コンテンツの制作者が意図したものとは違ったタイトルが検索結果に表示されることがしばしば発生します。そんなGoogleによるタイトルの書き換え対策について、検索エンジン最適化(SEO)対策ソフトウェアを手がけるZyppyのサイラス・シェパードCEOが解説しました。 We Studied 81,000 Page Titles - Google Rewrote 61% Of Them https://zyppy.com/blog/google-search-title-rewrite-study/ ページのタイトルは、Google検索をしたユーザーの目に最初に
hタグのSEO効果とは?使うときの3つのルールと見出し作成のコツも解説study 2021/10/13 2023/04/21 内部施策 SEO 「hタグ(見出し)はSEOにどう影響するのだろう?」 「hタグの正しい使い方が知りたい!」 このようにお考えではありませんか? hタグには、ページ内のテキストを分割し、それぞれの箇所にどのような内容が書かれているかを示す役割があります。 hタグを適切に使用すれば、検索エンジンにもユーザーにも、ページの内容を適切に伝えることができ、SEOの順位にも良い影響を与えられます。 しかしコンテンツを作成するときに「なんとなくhタグを使っている」「とりあえず対策キーワードを含めている」という方も多いでしょう。 そこでこの記事では、以下のトピックについて解説しました。
[レベル: 上級] Google は、検索セントラルサイトの上級者向け SEO セクションに EC サイトのベストプラクティスを追加しました。 Google 検索で EC サイトのプレゼンスを高める方法 追加されたばかりなので、日本語ページはまだ公開されていません。 英語ページのタイトルは “Best practices for ecommerce in Google Search” です。 日本語に直すと「Google 検索における eコマースのベストプラクティス」になるでしょうか。 【UPDATE (2021/10/04】 日本語ページも公開されました。 ベストプラクティスには、EC サイトがGoogle 検索でプレゼンスを高めるためにできること、やるべきことがまとめられています。 次のトピックで構成されています。 Where ecommerce content can appear
[レベル: 初級] 検索結果に表示するページタイトルを生成するアルゴリズムを 1 か月前に Google は更新しました。 新しいタイトル生成アルゴリズムは以前よりも必ずしも優れているとは言えなかったため、否定的な反応も多くありました。 そこで、ユーザーからのフィードバックを受けてアルゴリズムを改良したとのことです。 変化が観測されていたとおりでした。 title タグ使用率が 80% ⇒ 87% 新しいタイトル生成アルゴリズムは、HTML の <title> タグではない要素、特に <h> タグを検索結果のページタイトルとして以前よりも積極的に使うようになりました。 アルゴリズム更新後は、検索結果のページタイトルとしてtitle タグが使われているのはだいたい 80% でした。 つまり 2 割のページは title タグが使われていなかったことになります。 改良後はこの数値が 87% に
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