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ブックマーク / keikomori.hatenablog.com (15)

  • 2011年の10作(小説) - FULL MOON PRAYER

    今年の読了数は113冊。だいたい去年と同じ量なので、普通に読んでいるとこのくらいになるのかなあとか。その中からこれはという10作品を。 GOSICK / 桜庭一樹 GOSICK VIII 下 ゴシック・神々の黄昏‐ (角川文庫) 作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)発売日: 2011/07/23メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 37回この商品を含むブログ (49件) を見る続きが出て、完結して、しかも内容が素晴らしかったとあればもう何も言うことはありません。以前から好きなシリーズでしたが、この続巻は、ちょっと段違いな素晴らしさでありました。ただただ良かった。 GOSICK 7 薔薇色の人生 / 桜庭一樹 - FULL MOON PRAYER GOSICKs4 冬のサクリファイス / 桜庭一樹 - FULL MOON PRAYER GOSICK8

    2011年の10作(小説) - FULL MOON PRAYER
  • 2010年の10作(マンガ) - FULL MOON PRAYER

    今度は2010年印象に残ったマンガを10作品をピックアップ。こちらの読了数は78冊と少なめで、しかも現状2010年刊行の作品をかなり積んでいたりもするのですがとりあえず! ACONY 3 / 冬目景 ACONY(3) <完> (アフタヌーンKC) 作者: 冬目景出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/09/22メディア: コミック購入: 6人 クリック: 140回この商品を含むブログ (63件) を見る重くなりそうなテーマもさらりと描いた、肩の力が抜けたコメディ作品となっていてとても面白かったシリーズ。とにもかくにもアコニーが可愛かったです。そしてこの作品の場合、ちゃんと単行が出て、完結まで至ったということにとてもとても感慨深いものがあります。 あと、冬目景作品だとイエスタデイをうたってが急展開を見せていて続きが気になって仕方ありません。ハルには幸せになってほしい……。 感想:3巻

    2010年の10作(マンガ) - FULL MOON PRAYER
  • 2010年の10作(小説) - FULL MOON PRAYER

    年が明けて早2日目となっていますが、2010年の振り返りとして印象に残っている10作品選んでみようと思います。 ちなみに2010年の読了数は115冊。私としてはとてもよく読んだつもりですが、ついったーのTLに500冊とか1000冊とか言っている人たちがいるのでなんだか申し訳ない気分になる不思議。 ハーモニー / 伊藤計劃 ハーモニー (ハヤカワ文庫JA) 作者: 伊藤計劃出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/12/08メディア: 文庫購入: 28人 クリック: 406回この商品を含むブログ (263件) を見る伊藤計劃作品は2010年に文庫化されたので手にとったのですが、特にこの小説は凄かったです。ひとつずつ小さな考察をひたすらに積み上げて、圧倒的なスケールで描き出したユートピアの臨界点。これは当にとんでもない小説だったなぁと。 感想 物語(白) / 西尾維新 物語 (白

    2010年の10作(小説) - FULL MOON PRAYER
  • 『ライトノベル』という商品について、それからライトノベルと批評について - FULL MOON PRAYER

    先日の飲み会で何週してもまた巡ってくる「ライトノベルって何?」な話をして、例によって話はまとまらずに結論は出なかったりしていたのですが、せっかくの機会なので私が個人的に捉えているライトノベルってこんなものだと思う、ということについて書いてみたいなと。 私としては、「ライトノベル」というのは「SF」とか「ミステリ」みたいな物語のジャンルを示すものではなくて、商品形態の一種に付けられた呼び名だと思っています。ジャンルはジャンルでも、「恋愛小説」とかではなく「少年マンガ」とか、そういうものに近い概念。 どんな商品かと言うと、中高生くらいの、どちらかというと男の子を主なターゲットにした小説。特性としては、書き下ろし新作でも文庫でお手頃価格で、単発よりもシリーズものが多くて、表紙はアニメ的な絵の女の子のイラストが多くて、カラー口絵や挿絵も多いもの。物語はメインの読者層に合わせて少年少女が主人公で、フ

    『ライトノベル』という商品について、それからライトノベルと批評について - FULL MOON PRAYER
  • 2009年小説まとめ - FULL MOON PRAYER

    続いて小説の2009年まとめ。こちらも10作品で。 電波女と青春男 / 入間人間 電波女と青春男〈2〉 (電撃文庫) 作者: 入間人間,ブリキ出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/05/10メディア: 文庫購入: 5人 クリック: 98回この商品を含むブログ (101件) を見る2巻7章「ツィオルコフスキーの祈り」が当に、当に素晴らしすぎました。 電波女と青春男 / 入間人間 - FULL MOON PRAYER 電波女と青春男 2巻 / 入間人間 - FULL MOON PRAYER 電波女と青春男 3 / 入間人間 - FULL MOON PRAYER 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん / 入間人間 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』―記憶の形成は作為 (電撃文庫) 作者: 入間人間,左出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2009/0

    2009年小説まとめ - FULL MOON PRAYER
  • 2009年マンガまとめ - FULL MOON PRAYER

    今年も気がついたら年の瀬ということで、例年通り今年読んだもののまとめエントリ。新しめのものを中心に、今年お気に入りな10作品を挙げたいなと思います。 ももんち / 冬目景 ももんち (ビッグコミックススペシャル) 作者: 冬目景出版社/メーカー: 小学館発売日: 2009/04/30メディア: コミック購入: 11人 クリック: 86回この商品を含むブログ (152件) を見る思わずじんとくるようなおっとり系女の子の恋のお話。冬目景のこういう作品も素敵だと思います。 ももんち / 冬目景 - FULL MOON PRAYER ACONY / 冬目景 ACONY(1) (アフタヌーンKC) 作者: 冬目景出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/03/23メディア: コミック購入: 7人 クリック: 40回この商品を含むブログ (110件) を見るとにかく単行が出たことが嬉しかったAC

    2009年マンガまとめ - FULL MOON PRAYER
  • 2008年まとめ - FULL MOON PRAYER

    昨日の小説まとめに引き続きマンガの2008年まとめ。 2008年度の読了数は107冊と2007年よりはだいぶ多かったのですが、それにもかかわらず大量の積読が発生しているのが現状。今年は120冊くらいは! そして2008年の良かったもの、印象に残ったものを6冊選びました。ちょっとだけ自重しないコメントとご一緒にどうぞ。 GUNSLINGER GIRL / 相田裕 GUNSLINGER GIRL 10 (電撃コミックス) 作者: 相田裕出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス発売日: 2008/10/27メディア: コミック購入: 12人 クリック: 48回この商品を含むブログ (95件) を見る前々から大好きな作品ではあったのですが、ここ数巻で物語に厚みが出て、当に凄い作品になってきたなぁと。 今年刊行されたトリエラメインの10巻は当にもう。この上なく魅力的でしかも強い毒のある、実

    2008年まとめ - FULL MOON PRAYER
  • 2008年まとめ - FULL MOON PRAYER

    年は明けてしまいましたが、2008年の振り返りを。 読了100冊を目標にしていた一年でしたが、結局読了数は87冊。2007年よりは読んでいますが、それにしたって相変わらず感想サイトとしてはとても少ないことに変わりはないので、今年こそは年100冊を目標に読んでいきたいなぁと。 とはいえ、新規レーベルがどんどん生まれるライトノベル業界、この先も追い続ける労力は半端なものではないような気もするのですが……。ラノベをある程度絞ってもう少し広いジャンルが読みたいような気がしなくもないという。 それはさておき2008年振り返りで2008年に印象に残った6シリーズを。 脊髄反射の自重しない感じのコメントとご一緒にどうぞ。 さよなピアノソナタ / 杉井光 さよならピアノソナタ〈4〉 (電撃文庫) 作者: 杉井光,植田亮出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2008/12/05メディア: 文

    2008年まとめ - FULL MOON PRAYER
  • Sound Horizon 6th Story Concert 『Moira』 〜其れでも、お征きなさい仔等よ〜 - FULL MOON PRAYER

    「Moira」が予想以上に良かったのでギリギリ飛び込みでチケットを買って行ってきましたコンサート。当日引き換え券だけあって遥か後ろの席ではありましたが、会場がそれほど大きくないこととステージ真正面だったことも相まって全体を見渡せる良い位置でした。幸運。 内容に関してはまだ初日なので隠しておきます。 ストーリー性が非常に強いアルバムだけに、どういう形で表現するのかなと思っていたら、ほとんどミュージカルのような形態でした。バンドと歌い手だけではなく、ダンサー、役者、声優の声を使った非常に豪華なステージ。薄幕のスクリーンによる演出から、セット、衣装といった部分まで手抜きなしの気合の入り具合は凄いものが。これは確かに全国ツアーでなんてできないと思いました。 構成的にはMoiraの楽曲を順番に、6姉妹(内藤彩加さんが負傷で欠場していて5人でしたが)の詩と、登場人物たちの演技+歌という感じで流れていく

    Sound Horizon 6th Story Concert 『Moira』 〜其れでも、お征きなさい仔等よ〜 - FULL MOON PRAYER
  • 2007年まとめ - FULL MOON PRAYER

    昨日のマンガに続いて、今日は小説のまとめ。読了数71は読書感想サイトの冊数じゃない気がしてなりませんが、これでも頑張って読んではいるので如何ともしがたいものが。来年こそは100冊を目指したいところです。 そんな中から今年の5作を。選考基準は思い入れの強さで。 赤朽葉家の伝説 / 桜庭一樹 赤朽葉家の伝説 作者: 桜庭一樹出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2006/12/28メディア: 単行購入: 8人 クリック: 148回この商品を含むブログ (506件) を見る今年一般文芸方面でも大ブレイクした桜庭一樹の「初期代表作」。女3代に渡る物語は骨太で面白いです。 感想:赤朽葉家の伝説 / 桜庭一樹 - FULL MOON PRAYER レジンキャストミルク / 藤原祐 レジンキャストミルク〈7〉 (電撃文庫) 作者: 藤原祐,椋夏夜出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 200

    2007年まとめ - FULL MOON PRAYER
  • 狐とアトリ ―武田日向短編集― / 武田日向 - FULL MOON PRAYER

    狐とアトリ―武田日向短編集 (角川コミックス ドラゴンJr. 111-1) 作者: 武田日向出版社/メーカー: KADOKAWA(富士見書房)発売日: 2007/06/09メディア: コミック購入: 3人 クリック: 76回この商品を含むブログ (53件) を見るGOSICKのイラストでも知られる武田日向氏の短編集。 とにかく圧倒的な描き込みの細かさからくる美しさと女の子の可愛らしさが見事に並立した絵に溜息。表紙絵、そして巻頭のカラー見開きだけでも、なんだか十分元がとれたんじゃないかと思うのは、私が信者だからなのでしょうか。 そんな訳でイラストレーターとしての印象が強かった人なのですが、マンガの方もかなりのものだと思いました。シーンごとの見せ方も上手いですし、切ない話に活き活きとした表情を見せるキャラクターがなかなか。 表題作の「狐とアトリ」も、嘘と狐と親愛の情をめぐるストーリーで良かった

    狐とアトリ ―武田日向短編集― / 武田日向 - FULL MOON PRAYER
    deltazulu
    deltazulu 2007/06/28
    「GOSICKのイラストでも知られる武田日向氏の短編集。」asin:4047125008
  • イニシエーション・ラブ / 乾くるみ - FULL MOON PRAYER

    イニシエーション・ラブ (文春文庫) 作者: 乾 くるみ出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/04/10メディア: 文庫購入: 55人 クリック: 588回この商品を含むブログ (440件) を見る極めて普通の恋物語でした。 時代は80年代の後半、バブルを控える煌びやかな時代の中で、内気で奥手な青年と不思議系の女の子の恋物語が展開します。Side-Aは、数合わせで呼ばれた合コンで鈴木という青年が、マユという女の子に出会い、恐る恐る一歩を踏み出して付き合い始める話。何かもうベタベタで、その上やたらと二人の関係が上手く行くので、なんだこれとさえ思ってしまいます。そしてSide-Bは、鈴木が就職して東京に出向して、遠距離恋愛になった二人の話。静岡と東京という大きな距離に少しずつ離れていく二人の心的な感じ。これもベタベタ。勢い良く減っていくテレホンカードの度数が、時代を感じさせます。でも

    イニシエーション・ラブ / 乾くるみ - FULL MOON PRAYER
    deltazulu
    deltazulu 2007/05/03
    「再読必死の仰天作」asin:4167732017
  • 2006 本まとめ - FULL MOON PRAYER

    今年読んだ90冊の小説から10冊をピックアップ。100冊を目指したけど少し届きませんでした。年300冊とか読む人はどうやっているんだろう……。簡易コメントつきで。 神様のパズル / 機伸司 神様のパズル (ハルキ文庫) 作者: 機伸司出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2006/05メディア: 文庫購入: 14人 クリック: 165回この商品を含むブログ (308件) を見る宇宙の作り方を巡るSF小説ですが、個人的には青春小説として凄く楽しめました。大好きな小説です。 超人計画 / 滝竜彦 超人計画 (角川文庫) 作者: 滝竜彦,安倍吉俊出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/06メディア: 文庫 クリック: 40回この商品を含むブログ (117件) を見る小説??って感じですが。笑い飛ばすに笑い飛ばせないどこまでも落ちていくこのどうしようもない感覚を、いったいどこ

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  • ロリータ / ナボコフ - FULL MOON PRAYER

    ロリータ (新潮文庫) 作者: ウラジーミルナボコフ,Vladimir Nabokov,若島正出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/10/30メディア: 文庫購入: 19人 クリック: 941回この商品を含むブログ (320件) を見る「異形の傑作」の看板に偽りなし。 単純に分量の問題ではなくて厚いというか、読み応え抜群。しかも、エンターテイメント的な面白さも十分です。なんだか凄い小説だったなぁという印象が強く残りました。訳者あとがきにあるように、少女愛の小説とも、言葉遊びと言及の小説とも、コミック・ノヴェルとも、ロード・ノヴェルとも、探偵小説とも、風俗小説とも読めて、当に様々な読み方ができそうです。 ロリータ・コンプレックスの語源であるように、小児性愛者のハンバート・ハンバートの告白記の形で編は進みます。子供の頃の思い出から、ロリータとの出会い、シャーロットとの結婚、そしてロ

    ロリータ / ナボコフ - FULL MOON PRAYER
  • 2005年 まとめ - FULL MOON PRAYER

    今年は自分の中でライトノベルを中心に小説がブレイクした年でした。そんな中で読んだ78冊の小説から10冊をセレクト。今年の10冊ってやつです。今年発行の作品に限ってないので注意。 ネコソギラジカル 下巻 / 西尾維新 ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い (講談社ノベルス) 作者: 西尾維新,take出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/11/08メディア: 新書購入: 3人 クリック: 118回この商品を含むブログ (507件) を見る戯言シリーズ最終巻。いーちゃんの物語としてこれ以上にないフィナーレ。シリーズを読んできてよかったです。 フリッカー式 / 佐藤友哉 フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人 (講談社ノベルス) 作者: 佐藤友哉出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/07/06メディア: 新書購入: 1人 クリック: 93回この商品を含むブログ (178件

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