【バレーボール成年男子決勝、長崎−鹿児島】第2セット、得点を挙げて喜ぶ長崎のメンバー=島原市、島原農高体育館 全国屈指の戦力を誇る「急造チーム」は、今年も負けなかった。バレーボール成年男子(1枠)が3年連続で本大会出場権を獲得。馬場監督(諫早高教)は「全員が長崎のために頑張った結果」と胸を張った。 レフト狩野(長崎南山高教)、北京五輪代表のセッター朝長(長崎北高教)ら長崎教員クラブの主力に、現役Vリーガーを加えたドリームチーム。準決勝でVリーグ・大分三好主体の大分に2−1で競り勝つと、決勝の鹿児島戦は危なげなくストレート勝ちした。 メンバーのほとんどが中学、高校時代に県代表を経験。県バレーボール協会がジュニア層強化に着手した15年前、当時の中学生だった朝長、ライト北島聡(佐世保北高職)らが今、チームを引っ張る。世代は違えど、熱意ある指導者の下で日本一を目指してきた選手たち。だから