第93回全国高校野球選手権大会の3回戦が行われ、秋田県代表の能代商業が惜しくも延長12回で広島の如水館に敗れた。 夏の甲子園でこれまで秋田県勢は13年連続で初戦敗退を喫しており、青森と山形のワースト記録と並んでいた。 昨年1回戦で鹿児島実に15−0で負けたことも危機感を煽り、スポーツ振興の議題で県民の関心の高い高校野球が県議会でテーマに挙ったようだ。 佐竹知事の「高校野球にかける県民の思いは非常に強い。金もかけて手だてを打つべきだ。予算に反映させるようにしたい。」という発言もあり、133万円の強化事業費がついた。 県はその133万円で何をしたかというと、スポーツ科学研究者や全国制覇経験のある元監督などを招いて、様々な角度から指摘・指導をしてもらうことにしたそうだ。 その成果あってか、今年の秋田代表の能代商は見事初戦も突破し、もう少しで8強というところまで進んだ。 スポーツに県の予算がついた