架空のバンド、YEN TOWN BANDがデビューするきっかけとなった、岩井俊二監督の映画『スワロウテイル』(1996年)。そのなかでCHARAが演じる主人公グリコの義娘として、映画のなかでも重要な役割を果たした少女「アゲハ」のことを印象的に覚えている人も多いのではないだろうか。 YEN TOWN BANDのアルバム『MONTAGE』のメインビジュアルとしても、アイコンのように使われていた蝶蝶「アゲハ」。映画の公開から20年経った2015年初秋、新潟で行なわれた『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015』でのYEN TOWN BAND復活ライブ会場には、ボーカルをつとめる「グリコ=CHARA」の姿とともに、客席には当時15歳だった少女「アゲハ=伊藤歩」のいまの姿があった。 約20年ぶりとなる新曲シングル『アイノネ』をリリースするYEN TOWN BAND。その誕生のきっかけとなっ
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