サイバーセキュリティクラウドは2021年2月16日、企業の経営層を対象に実施した「改正個人情報保護法成立後のサイバーセキュリティ対策に関する意識調査」の結果を発表した。それによると8割以上が、改正個人情報保護法の成立によってサイバーセキュリティ対策強化の必要性を感じていることが分かった。一方で「攻撃の被害に遭う可能性が低い」「費用がない」という理由からサイバーセキュリティ対策について検討もしない経営層が一定数いることも分かった。 今回の調査は、20~79歳の経営層(会社経営者や役員)が対象で、従業員規模が100人以下、101~300人、300人超の企業の各200人ずつ計600人から回答を得た。 改正法を認識する約半数が「セキュリティ強化の必要性」を感じている 2020年6月に改正個人情報保護法が成立したことを知っているかどうかを尋ねると、全体の63.2%が成立したことを認識していた。従業員