子どもたちから歓声が上がる授業の中身 「では、今日からプログラミングを勉強するんだけど、皆さんの机の上に白いマットと機械が置いてあります。この機械は、皆さんがプログラミングを勉強するために作られた『Root(ルート)』くんと言います」と授業を始めたのは、東京・板橋区にある私立の淑徳小学校で3年生の担任を受け持つ細川雅史先生だ。 「『Root』くんを作った会社が、ここに書いてあるんだけど、アイロボットという会社なんです。アイロボットという会社聞いたことある人〜?」 そう先生が尋ねると、「CMで聞いたことがある」「うちの掃除機」など、教室の各所から子どもたちの声が上がる。クラスの人数は20人程度だ。 「ルンバって、お掃除ロボット聞いたことある人〜? ルンバというお掃除ロボットを作っている会社なんですけど、皆さんのプログラミングの勉強向けにこういったものを作りました。今日はこれを使って勉強してい