デジタルによるものづくり空間「ICT Lab」を、生徒の自主的な活動の場として整えていった東洋大学附属牛久中学校・高校の徳竹圭太郎教諭。生徒たちはゲームや音楽の制作など好きなことに没頭しているが、必要なスキルは「教えなくても生徒が自分自身で学んでいる」と話す。重要なのは「学び合える仲間の存在と教師の小さな後押し」だと言う徳竹教諭に、インタビューの2回目では生徒たちのクリエーティブな力の引き出し方について聞いた。(全3回) 生徒が自分で学べる環境をいかにつくるか――この「ICT Lab」で目指しているのは、どんなことですか。 端的に言えば、「教師が方法を一切教えない状態で、生徒たちが自ら勉強し合える環境設計をすること」です。「ICT Lab」を立ち上げるにあたり、本校では3Dプリンターとウィンドウズのパソコン、「Raspberry Pi」を用意しました。これら基本的なツールさえあれば、その使
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