ブックマーク / honz.jp (21)

  • 『辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦』面白い本を読んだら、誰かと話したい! - HONZ

    ーー今回の新刊『辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦』では、読書会という形式に至ったわけなのですが、どのような経緯でこうなったのでしょうか? 清水:すでに2年前くらいの話になるのですが、驚くことに、当事者の記憶が全部違うんですね。誰が言いだしっぺなのかよく分からないんです。みんなそれぞれ言うこと違ってますもんね。 高野:みんなが押し付けられた、と(笑)。 清水:そう。みんな被害者、全員が被害者なんです。何なんでしょうね(笑)。 高野:ただ直接的には、『ゾミア』というがありまして、これがすごくインパクトがあったんですね。アジアの山岳地帯に住んでいる人たちは、これまで文明から取り残された人たちだと考えられていたのですが、実はそうではなくて自ら文明を捨てて、国家から逃げて山の中に入っていったという話なんですが、めちゃくちゃ面白かった。 このがあまりにも画期的だったので、清水さんが読

    『辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦』面白い本を読んだら、誰かと話したい! - HONZ
    digima
    digima 2018/04/26
    くっそおもろくて、イブン・バットゥータの大旅行記読みたくなってきちゃったよ!!!
  • ぜひハーバードのテキストに! 『蘇るサバ缶』 - HONZ

    泥まみれのサバ缶を石巻から東京の経堂という街に運び、洗って売った、復興支援活動をご存知だろうか。メディアでもたくさん取り上げられたので、ご存知の方も多いだろう。でも、この活動が3月から年末までの長きに渡り、22万缶にのぼったことはあまり知られてない。エピソード自体が美しすぎて、そこに流された「膨大な汗」を私たちはつい見逃してしまう。 書を手に取ったとき、私はまず、この途方もない時間と缶詰の数に驚いた。書を開くと、その活動の過程が連綿と綴られており、その地道な様子が伝わってくる。「何が人々を突き動かし、継続させたのか」その理由が、書を読めばわかる。このレビューは、そこに焦点を当ててまとめていきたい。 経堂の人々の精神は、売名のためにやってきた勘違いした人々を見分ける。著者は、そういった人たちを「モンスターボランティア」として、書の中で切り捨てている。それは、多様性を認めないということ

    ぜひハーバードのテキストに! 『蘇るサバ缶』 - HONZ
    digima
    digima 2018/03/14
    知らなかったー!ぜひ読んで見たいな。
  • 『子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法』男女の悩みは世界共通! - HONZ

    著者のジャンシー・ダンと夫のトムは10年一緒に暮らした後に娘を授かった。仕事は二人ともライターで大人しいタイプ。だから上手くやっていけるに決まっている。だがその思いは赤ちゃんが生まれた直後に裏切られた。ゴミ箱の中の使用済みオムツを片付けない夫にキレたのだ。 クソ野郎。この野郎。死んじまえ。 それから6年が経ち、家事をほぼ一人で担当するジャンシーは、夫に怒りを爆発させ続けている。なぜ女性だけが育児をさせられ夫は協力しないのか。 ここで一つの疑問が生まれた。愛する娘の誕生がなぜ夫婦関係を壊してしまうことになったのだろう。その謎を探り、結婚生活を元に戻すため、仕事で知りあった様々な専門家を訪ね、夫婦のカウンセリングをしてもらうことにした。 ハーバード大学進化生物学教授には、男性が家庭から逃避する適応的理由があるかと問い、事あるごとに家から脱出したがる男の心理を理解しようとする。離婚寸前カップルの

    『子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法』男女の悩みは世界共通! - HONZ
    digima
    digima 2018/01/16
    この本は、ちらほら紹介されているのを見かけるなぁ。。。夫婦で読んでみるのもいいのかもしれない。。。
  • 2017年 今年の一冊 HONZメンバーが、今年最高の一冊を決める! - HONZ

    平成という一つの時代が終焉を迎えつつある今、改めて思うのは、この元号がいかに言い得て妙であったかということである。 「国の内外、天地とも平和が達成される」という来の意味には程遠かったが、たしかに世の中は、平ら(フラット)に成ってきた。売り手と買い手、情報の発信者と受信者、大企業とスタートアップ、中心と周縁、あるいはメインストリームとカウンターカルチャー。 だから、けもの道のような場所でもひたすら歩き続けていれば、突然スポットライトを浴び、メインストリームに躍り出る瞬間がある。しかしそれも長くは続かず、また別のけもの道を探しにいく。HONZの活動など、基的にこの無限ループなのだが、これがやっていて案外楽しい。 HONZメンバーが、2017年最高の一冊を紹介するこのコーナー。まずは、けもの道を歩きつづけるメンバー達の珠玉の一冊から紹介していきたい。 冬木 糸一 今年最も「人類の可能性に驚か

    2017年 今年の一冊 HONZメンバーが、今年最高の一冊を決める! - HONZ
    digima
    digima 2018/01/11
    面白い本が世の中にはあふれている!!
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    「警察は(冤罪がわからないほど)バカなんですか?」世界一めんどく... 2018年11月15日 世間には「ミステリー」というカテゴリーのドラマや映画小説があふれています。 マンガの世界でもそうですよね。 『名探偵コナン』 『金田一少年の事件簿』 『Q.E.D. 証明終了』 『C.M...

    マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー
    digima
    digima 2017/01/17
    良い作品、この本で知的ボーダーという存在を知りました。
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    『あず☆らいず!!』第7話『大切なもの』 2018年11月19日 福岡に実在するバンド「AZLiGHTZ(アズライズ)」。 チヒロ(Vo.)、ナオプ(Dr.)、サナ(Gr.)、ノゾミ(Ba.)のメンバー4人は全員がアニヲタである。 フェス会場で共演バンドとケ...

    マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー
    digima
    digima 2016/06/27
    これは名作です。
  • 『されど人生エロエロ』人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた - HONZ

    digima
    digima 2016/05/22
    しょせんみんなエロい。
  • 『馬を飛ばそう』 創造的プロセスなどない、あるのは創造的な成果だけだ - HONZ

    真に創造的な成果は、天才のひらめきによってもたらせられる。過去の偉大なアイデア誕生にまつわる多くのエピソードが、天才の思考法に基づく創造力が凡人のそれとはいかに異なるかを雄弁に語っている。 1815年にある雑誌に掲載されたモーツァルトの手紙は、彼の交響曲や協奏曲は完成された状態で、あるとき突然に彼の脳内に降りてきたことを伝えている。アルキメデスは湯船に浸かっているときに、「ユーレカ、ユーレカ!」と叫んで、純金と金と銀の合金を見分ける科学的に正しい方法を思いついた。モーツァルトの事例はロジャー・ペンローズ『皇帝の新しい心』など多くの書籍で創造的思考を示す事例として引用され、アルキメデスは「アハ・モーメント」の元祖として瞬間的インスピレーションの大切さを教えてくれる。 しかし、モーツァルトの手紙は彼が書いたものではない捏造品であることが明らかとなっており、アルキメデスが瞬時に思いついたとされる

    『馬を飛ばそう』 創造的プロセスなどない、あるのは創造的な成果だけだ - HONZ
    digima
    digima 2016/01/12
    “最良のアイデア創出法は、1人で作業をしながら、生み出された成果に都度評価を行うことである。大人数でアイデアを出しあい、評価を先延ばしにするというのは、最悪の方法なのだ。”
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    怖い…でも見たい!怪異と戦う弱小少年!『ミヤコ怪談』第8話後編 2018年09月21日 気弱な少年と不良少女のジュブナイルホラー。 虐められっこの草弥は、クラスメイトに脅されて、「タタリ場」への調査に向かうのだが、出会ったのは、世にも恐ろしい妖怪の数々だった…「ミヤコ怪談」はメディ...

    マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー
    digima
    digima 2015/11/16
    イノベーションのジレンマ?うかうかしてるとひっくり返されるかもね、という怖さ
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    『腸よ鼻よ』10指腸 2018年09月22日 澄み渡る青い空と透き通るような海、白い砂浜のある南の島――沖縄。 この島に生まれ、蝶よ花よと育てられた1人の少女がいた。 彼女の名は島袋全優。 漫画家を志し、いずれは大都会東京での タワーマ...

    マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー
    digima
    digima 2015/10/09
    MAJOR読んだこと無いんだよなぁ
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    『腸よ鼻よ』10指腸 2018年09月22日 澄み渡る青い空と透き通るような海、白い砂浜のある南の島――沖縄。 この島に生まれ、蝶よ花よと育てられた1人の少女がいた。 彼女の名は島袋全優。 漫画家を志し、いずれは大都会東京での タワーマ...

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    digima
    digima 2015/10/02
    買っとくかな
  • 『世界を破綻させた経済学者たち 許されざる七つの大罪』 - HONZ

    主流派経済学にひそむ欺瞞 2008年にアメリカで勃発した金融危機は、起きるべくして起きた出来事ではあった。 リスクが大きいローン債券を証券化した「デリバティブ」(金融派生商品)が主役を演じたバブル崩壊劇であったが、そんな危険物を扱う市場を透明にしようとする努力はクリントン政権時にわざわざ禁止されていた。個々のトレーダーたちは成功すれば莫大な報酬を得る一方、失敗してもダメージは比較して小さい仕組みだったから、おのずと高リスクの取引にのめり込んでいった。なかでも証券の値下がりリスクに備える保険商品であるCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)は住宅市場の過熱とともに住宅ローン担保証券の損失に対して広く用いられるようになっていたが、検査が厳格でなく、しかも発行者には準備金を積み立てる義務がなかったため、保険大手のAIGが保証金の

    『世界を破綻させた経済学者たち 許されざる七つの大罪』 - HONZ
    digima
    digima 2015/08/21
    面白そうな本。未来は論文にならない、一流の学者は後付けの説明の天才。それはそれでもちろん価値あるんだけど、とか思ったり。
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    プロレスには人生の大切な全てが詰まっている!『パパはわるものチャ... 2018年09月23日 プロレスは人生の縮図だ。 人生では勝つことも負けることもあるけれど、勝ってばかりだと面白くないし、反対に負けてばかりでもやるせない。 絶対に勝たなければいけない時もあるし、勝ちを譲った方が良い場面...

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    digima
    digima 2015/07/10
    マンガ読んでゴロゴロしたいなぁ。
  • 『夢へ翔けて』 踊ることは生きること - HONZ

    1995年、西アフリカのシェラレオネ生まれのミケーラという少女は、優しい両親のもとに生まれたたったひとりの子どもだ。生まれつき白斑病という皮膚がまだらになってしまう病気を持っていたため、家族以外からは愛されず小さいころから孤独であった。 シェラレオネでは、男は親に言われるまま何人もを持ち、女や子供は殴って躾けるという風習がある。しかしそれに逆らい、恋愛結婚した両親は「女に教育はいらない」という意見をはねつけ、不憫な皮膚を持つミケーラを学校に通わせ勉強させていた。温かい家族に恵まれミケーラは幸せだった。 しかし内戦が彼らの生活を一変させた。デビルと呼ばれ忌み嫌われていた反政府勢力の革命統一戦線(RUF)が父を殺し、母も病で亡くなってしまう。身寄りを無くしたミケーラは孤児院に入れられる。まだらの皮膚のこともあり、ここでも虐げられた。しかし幸運が重なり唯一の友達となったミアとともに、4歳でアメ

    『夢へ翔けて』 踊ることは生きること - HONZ
    digima
    digima 2015/06/16
    いつか子供と一緒に読みたい!
  • 『SAPEURS(サプール)』コンゴのオシャレ男子は、服を信じて福を呼ぶ。 - HONZ

    世界最貧国の一つ、コンゴ共和国。ここにサプールと呼ばれ、人々の羨望と尊敬を集る集団がいる。平日は普通に働いているのだが収入のほとんどを洋服に費やし、週末になるとハイブランドのスーツを着こなし街を闊歩するという。 書は、そんな彼らの”NO FASION,NO LIFE.”な日々を記録した写真集である。写真家のダニエーレ・タマーニが長い時間かけて築いた親密な距離感を収めたスナップには、写真の数だけ流儀がある。色とりどりのサプール達が、己のこだわり、価値観や規範を饒舌に語りかけてくる。

    『SAPEURS(サプール)』コンゴのオシャレ男子は、服を信じて福を呼ぶ。 - HONZ
    digima
    digima 2015/06/15
    かっちょいー
  • 『伝説の総料理長 サリー・ワイル物語』読み継がれるべき物語 - HONZ

    「日格的なフランス料理がやってきたのはいつ、誰によってなのか」 そんな問題意識をもとに、ノンフィクション作家の著者は、料理に関する作品を執筆するチャンスをうかがっていた。当初は、1970年の大阪万博が転換期だったのではないかと仮説を立てていたそうだ。だが調べるうちに、日のフランス料理界発展に大きく貢献したある料理人の存在が浮かび上がってくる。 その人物の名は、1927年にオープンした横浜・ホテルニューグランド初代総料理長、サリー・ワイル。ホテルオークラ東京の初代総料理長である小野正吉、日活国際ホテルの総料理長として活躍し、1964年の東京オリンピックでは選手村堂の総料理長を務めた馬場久など、後に日のフランス料理界を牽引する伝説の料理人たちがワイルの薫陶を受けていることからも、その影響の大きさが分かる。 しかし、そんな功績の大きさとは裏腹に、ワイルには謎も多い。フランス料理のレベ

    『伝説の総料理長 サリー・ワイル物語』読み継がれるべき物語 - HONZ
    digima
    digima 2015/06/09
    料理家の本って惹かれるんだよなぁ。辻静雄の本とかめちゃおもろかったし。
  • 『原子・原子核・原子力-わたしが講義で伝えたかったこと』 - HONZ

    さすがは山義隆、と唸るしかない一冊だ。これが予備校での講演録だというから恐れ入る。原子とは何か、原子核とは何か、が、アリストテレスにはじまり、発見の歴史的経緯を追いながら丁寧に説明されていく。多少の数学と物理の知識は必要かもしれないが、古典力学から説き起こされる原子や原子核の話は直感的に捕らえやすく、決して難しくない。 そして、最後は原子力について。核分裂の発見から、原子炉の開発、そして、原子爆弾。もちろん原子力発電の問題についても論じられている。あぁ、なるほど、このを読むと、山義隆が『磁力と重力の発見』で大佛次郎賞を受賞した時の、何のために勉強するのかについて語ったこの言葉がすとんと腑に落ちる。 専門のことであろうが、専門外のことであろうが、要するにものごとを自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため。たったそれだけのことです。そのために勉強するのです。 原子

    『原子・原子核・原子力-わたしが講義で伝えたかったこと』 - HONZ
    digima
    digima 2015/05/11
    ずっといつか読みたいって思ってたんだよなぁ
  • 『「音大卒」は武器になる』 ピアニストを撃つな! - HONZ

    西部開拓時代のアメリカの酒場には、ケンカ騒ぎの殺し合いからピアニストを守るために、「ピアニストを撃たないでください」と貼り紙がしてあったという。経済戦争などという言葉がある現代にも、同じことが言えると私は感じている。経済優先の社会から、芸術やスポーツなど、祝祭の能力をもった人を守らなければならない。書は、長らく銀行員として働いたあと、現在は武蔵野音楽大学の就職課に勤務している著者が書いた、異色のキャリアガイドである。 音大への愛がつまった書を読めば、現役音大生や、音大志望の高校生の方はもちろん力が湧いてくる。そして、その親御さんも安心されるだろう。しかし私は、書を音大に縁のうすい方々にこそ読んで欲しい。企業の採用担当者、子をもつ全ての親、音楽以外の芸術系学部出身の方などである。それは、最初に書いたような社会環境の中で、芸術を志す芽をつんではいけないからだ。経済環境が厳しくなればなるほ

    『「音大卒」は武器になる』 ピアニストを撃つな! - HONZ
    digima
    digima 2015/04/07
    ちょっと意外性があって気になる。つぶしが効かないイメージしかないけど・・・
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    シリアスとギャグのバランスが絶妙な『銀魂』面白さと入りやすさはど... 2018年09月27日 ギャグが好きな人、思いっきり笑いたい人は、シリアス長編エピソードの間に挟まれるギャグ編がオススメ。私は読者投票によるキャラクターランキングの結果発表後、ランキング結果を変えようとするキャラクター...

    マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー
    digima
    digima 2015/01/11
    ちょっと玄人よりすぎるかもしれないけど
  • 『真実 新聞が警察に跪いた日』 - 栄光からの転落 - HONZ

    時代がいくら変わっても、新聞には変わらない役割があります。その重要な 一つが権力監視、権力チェックではないでしょうか。権力監視の力は弱くなってきたと言われていますが、読者のためにも権力監視の役割を放棄するわけにはいきません。北海道警察の裏金問題の報道は、まさにそうした、新聞来の役割を取り戻すための作業でした。 2004年10月、書の著者・高田昌幸氏が北海道新聞取材班の代表として、報道界最高峰と言われる新聞協会賞を受賞した時のスピーチである。このときの「北海道警裏金問題追及キャンペーン」は素晴らしい仕事であった。一連の調査報道は、このほか日ジャーナリスト会議大賞、菊池寛賞も受賞し、北海道新聞の勇名を日中に轟かせた。事件の取材においては警察との「友好関係」が欠かせない警察記者クラブの記者たちが、よくぞ踏ん張って戦ったものだなあと、私も当時感心した記憶がある。 かっこいいなあ新聞記者。頼

    『真実 新聞が警察に跪いた日』 - 栄光からの転落 - HONZ
    digima
    digima 2014/05/24
    この書評だけでも読む価値ある