asahi.comの記事によれば、長崎市はかつて炭鉱の島として用いられ現在は無人島として立ち入りが制限されている通称・軍艦島を来春から一般公開する。 軍艦島は昭和49年に閉山してからは無人島になり、建物の老朽化が進んで危険なため、現在は調査研究などの目的でしか上陸が認められていない。 しかし、最近は、近代産業の貴重な遺産として注目を集め、軍艦島を船から見る 観光コースが人気を呼んでいるほか、世界遺産に登録しようという動きも出ている。 このため、長崎市は、観光客も上陸できるように、かつて使われていた桟橋を再び利用できるよう整備し、島の内部にも遊歩道を設けて観光ルートを造るため、新年度予算案に工事費を盛り込む方針を固めると共に、安全面でのチェックを進めているという。計画通りに整備が進めば2008年の春には観光客が上陸できるようになる見込みとのことだ。