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い:医療とけ:健康に関するdimitrygorodokのブックマーク (63)

  • 「科学的根拠ない」と断罪 世界的な嫌煙運動はつくられた陰謀!? - ZAK×SPA! - ZAKZAK

    「今の嫌煙化は、科学的根拠のない副流煙脅威論が支配している」と断罪するのは嫌煙運動に詳しい鈴木達也氏だ。「日で副流煙が危険視されたのは’81年に発表された国立がんセンターの平山雄博士の論文がきっかけ。でも、その根拠となるデータは彼の死後、現在も未公表のまま。最近も、厚生労働省は『喫煙者の配偶者の肺がん罹病率は非喫煙者の配偶者の2倍』と発表しましたが、一般的な夫婦が接する時間は平日で2、3時間ほど。それで罹患するなら、喫煙者は全員肺がんになってしまう」  こうした一方的な風潮に世論を染めるため、“不都合な真実”が黙殺されているとも鈴木氏は主張する。「’92年にウィーンで開催された『タバコと社会』シンポジウムで、ある社会学教授が『タバコの広告規制が厳しい国ほど若者の麻薬汚染が顕著』と統計データを発表した。ところが、この事実は完全に黙殺されているんです。実は、こうした背景に’70年代、排ガスに

  • 巨人・キムタク(木村拓也コーチ)を襲ったくも膜下出血を考える - 禁煙センセイの "楽しく禁煙"

    巨人・キムタク(木村拓也コーチ)を襲ったくも膜下出血を考える プロ野球巨人のキムタクこと、木村拓也(きむら・たくや)内野守備走塁コーチが クモ膜下出血でお亡くなりになられました。 まずは心からご冥福をお祈りします。 巨人の木村拓也コーチが死去 37歳、くも膜下出血- asahi.com 巨人・キムタク(木村拓也コーチ)を襲ったくも膜下出血 若い木村コーチを襲ったクモ膜下出血とはどんな病気なのでしょうか? 多くは、脳の動脈瘤が破裂して起きます。 突然死の6.6%がこれに該当するとも言われ、高齢者よりむしろ壮年期の人に多いとされています。 クモ膜下出血の危険因子は、喫煙・高血圧・過量飲酒です。 このブログでは、喫煙とクモ膜下出血の話をさせていただきます。 1. 日を含む各国で行なわれた多くの研究を信頼のある手法(メタアナリシス) で解析し、喫煙はクモ膜下出血の危険因子であることが報告されまし

    巨人・キムタク(木村拓也コーチ)を襲ったくも膜下出血を考える - 禁煙センセイの "楽しく禁煙"
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/04/08
    『下記研究にて、喫煙者は、非喫煙者に比べクモ膜下出血の危険性は5倍高いと報告されました。しかし、禁煙をすればすみやかにクモ膜下出血のリスクは減少するとあります。』
  • 子どもに売り込め── プロジェクト・シックスティーン - 禁煙センセイの "楽しく禁煙"

    プロジェクト・シックスティーン タバコ会社は、子供にはタバコを売らないと言ってきました。しかし、マーケティングの観点からは、まさに子供たちこそ、タバコを売り込む対象だったのです。 1. インペリアルタバコ・カナダ の内部文書より プロジェクト・シックスティーン 1977年 「タバコを吸いはじめたスモーカーが今日どう感じているかは、当産業の将来に重要な関係があるので、この分野の研究は、われわれにとって大きな利害関係を持つことになる。<シックスティーン計画>はまさにそれを知るためのものであり、喫煙はどのようにして始まるのか、ハイスクールの学生はスモーカーになることについてどう感じているか、将来における自分のタバコ使用をどう予想しているか、などを知るために企画されたものである。」 - タバコ・ウォーズ―米タバコ帝国の栄光と崩壊より 2. R.J. レイノルズの内部文書より 1987年 「コードネ

    子どもに売り込め── プロジェクト・シックスティーン - 禁煙センセイの "楽しく禁煙"
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/04/08
    タバコ・ウォーズ―米タバコ帝国の栄光と崩壊 フィリップ・J. ヒルツ (著) 早川書房 (1998/08)
  • 禁煙すると太るのは本当? - 禁煙センセイの "楽しく禁煙"

    禁煙すると太るのは当? 太りたくないので禁煙したくないと言われる方がいます。 確かにダイエットを気にされている方に、禁煙すると太るというフレーズは、禁煙への意志をくじけさせるキラーワードになりえます。 タバコの名前の“スリム”という用語もそれを洗脳的に使用しています。 でも、当でしょうか? 確かに、禁煙をすると、平均2-4kg  太るとも言われます。 その原因は、 1. 味覚が改善し、事がおいしくなるのでついべてしまう。 2. タバコのかわりに手持ちぶさたで甘いものばかりべてしまう。 3. 喫煙をして、欲減退していたのが、胃腸の調子も良くなり、欲がもどってきたため。 4. ニコチンによる代謝亢進作用がなくなるため。 5. タバコの中の有害物質にて不健康にやせていたのが、健康になったため。 などの原因が考えられます。 考えようによっては、タバコを吸ってやせたのは、タバコの有害物

    禁煙すると太るのは本当? - 禁煙センセイの "楽しく禁煙"
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/04/08
    『タバコを20本吸う動脈硬化の危険は、40kgの体重増に匹敵する。とも言われており、よほど太らない限りは、禁煙の方が健康には良いのです』
  • 糖尿病とタバコの切っても切れない関係:楽しく禁煙​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

    ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​糖尿病とタバコの切っても切れない関係 ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

    糖尿病とタバコの切っても切れない関係:楽しく禁煙​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/04/08
    『糖尿病と喫煙は共に全身の動脈硬化を引き起こすことで、上記の血管系合併症を起こすのです。』
  • クモ膜下出血は喫煙男性で3.6倍も高い - 踊る小児科医のblog

    巨人の木村拓也コーチがクモ膜下出血で倒れたことで大きく注目されていますが、これまでの経過も思わしくないようで回復を祈りたいと思います。 厚労省の大規模な調査結果からクモ膜下出血と喫煙の関係が強いことが明らかになっており、比較的若い中高年男性の突然死、過労死や後遺症を残す原因として大きな地位を占めています。 新聞報道によると、木村コーチも残念ながら喫煙者であったことが明らかになっています。 ここで注意しておきたいのは、こういった疫学調査というものは、特定の個人の病気について単独で因果関係を証明したり否定したりするものではないということです。ここで、木村コーチが喫煙者でありクモ膜下出血で倒れたからといって、喫煙が単独の原因であると断定することはできません。その他の要因(飲酒や過労、ストレス、血圧など)が関与した可能性も当然あるでしょう。 しかし、そういった様々な要因をコントロールした上で多数の

    クモ膜下出血は喫煙男性で3.6倍も高い - 踊る小児科医のblog
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/04/05
    こういう事があるからid:Apemanさんとかの喫煙されてる方々の事が心配でしょうがないです…出来ればみんな元気で長生きして欲しいです。
  • 在宅酸素療法中の喫煙と火災 - NATROMのブログ

    慢性呼吸不全の治療の一つが在宅酸素療法である。家庭で酸素をつくるための酸素濃縮器を作っている会社のプレゼンで、火災の延焼実験の動画を見たのだが、これがインパクトがあった。ネット上にないか探してみたのだが、以下のニュース映像の30秒目ほどにある。 酸素が吹き出しているカニューレ(チューブ)に火気を近づけたら当然こうなるであろう、というのは知識ではわかっているのだが、実際の映像を見るとこれがなかなか恐ろしい。なお、動画の「チューブを鼻につけ酸素を吸引しながら喫煙し髪の毛や衣服に引火し死亡→全国で26件」というキャプションは誤りである*1。動画では喫煙が原因で死亡した事例が26件であるように解釈できるが、正確には、平成15年10月から平成21年12月までに在宅酸素療法実施者の自宅において火災が発生し、患者が重篤な被害をおった27例(うち死亡26例)のうち、喫煙によるものは15例である*2。喫煙以

    在宅酸素療法中の喫煙と火災 - NATROMのブログ
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/03/31
    リアルヒューマントーチガクブル…/http://blog.goo.ne.jp/kuba_clinic/e/4112c65b75a081057ae205224e515da1『ニコチンの依存性はアルコールよりもはるかに強くヘロインと同等』と言う事で禁煙治療も受けさせないと難しそう。
  • タバコ 二つの依存症、二つの誤解 - 踊る小児科医のblog

    最近の調査で、20代喫煙者の約7割がニコチン依存症であることがわかりました。これは全世代の喫煙者における割合とほぼ同じで、吸い始めて間もない若者でもニコチン依存に陥っている実態が明らかになりました。 多くの人が禁煙したいと思っていてもやめられないタバコ。その原因はニコチンにあります。ニコチンには二つの特性がありますが、その一つは毒物だということです。ニコチンの毒性は青酸カリを上回り、タバコ1分のニコチンで赤ちゃんの致死量に達します。 もう一つの、最大の特性は依存性です。ニコチンの依存性はアルコールよりもはるかに強くヘロインと同等とされています。タバコをお酒と同じ嗜好品だと言い張る人がいますが、よほどの酒好きでも朝起きてすぐに飲み始める人はいません。しかし、多くの喫煙者は朝から晩まで一日中吸い続けているのです。 禁煙が難しいのは、ニコチン依存に加えて心理的な依存が生じるからです。喫煙者の多

    タバコ 二つの依存症、二つの誤解 - 踊る小児科医のblog
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/03/19
    『ニコチンの依存性はアルコールよりもはるかに強くヘロインと同等/禁煙補助薬を使う禁煙治療で楽に禁煙できる時代になっています』<この楽に禁煙できるというのは超重要!
  • asahi.com:「透析ラーメン」患者店主が考案-マイタウン岡山

    ■「敵」の塩分・リン・カリウム 工夫し乗り越え 県内4200人の透析患者に、ちょっぴり朗報だ。新見市のラーメン店経営者が、透析患者でも汁まで飲めるラーメンやギョーザを考案し、製薬会社のコンテストで準グランプリに輝いた。レシピはインターネットで公開されるので、高血圧や糖尿病の人にも役立ちそうだ。(宇津宮尚子) ■全国コンテスト 準グランプリに/新見の高岸和弘さん 受賞したのは、「新見らーめん いぶき」(0867・72・3665)の高岸和弘さん(58)。透析療法を受ける患者向けの「バイエル・レシピコンテスト」(主催、バイエル薬品・大阪市)で、「患者さん部門」の32点から選ばれた。 ふつう、ラーメンと言えば塩分の固まり。リンやカリウムなど、他にも透析患者の“敵”は多い。このハードルを、様々な工夫でひとつひとつ乗り越えた。 まずは、めん。通常、製造過程で必ず塩水を加える。ゆで時間を短縮

  • トランス脂肪酸について (資料の整理と覚書) - 食の安全情報blog

    資料整理エントリです。とりあえず、思いつくものから書きとめ、リンクを張りました。後で追加する可能性もあります。他に良い資料があればご連絡いただけると幸いです。 トランス脂肪酸摂取が虚血性心疾患のリスクを高める ⇒ 虚血性心疾患を減らすことが目的(トランス脂肪酸の管理は手段)少なくとも現時点ではトランス脂肪酸の摂取量を削減するよりも他の疾患の対策に予算を使ったほうが有効? 品安全委員会ファクトシートより各国の摂取量比較 社会実情データ図録より虚血性心疾患死亡率 内訳硬化油に由来:平均0.91g(トランス脂肪酸の一日当たり平均摂取量の58.4%)乳、乳製品に由来:平均0.27g(同17.3%)牛肉に由来するもの:平均0.13g(同8.3%)精製植物油に由来するもの:平均0.25g(同16.0%) 日環境変異原学会 平成21年度公開シンポジウム品中化学物質による事件・事故とそのリスク 畝山

    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/03/10
    『トランス脂肪酸対策の目的である虚血性心疾患の死亡率はかなり低い。トランス脂肪酸対策でさらにこれを減らすことに意味があるのか疑問』
  • タバコ病辞典 サポートページ

    書の特徴】 260疾患の解説 書は、喫煙と受動喫煙によって発生する「タバコ病」260種類を、根拠となる研究を示して詳細に解説したものです。リスクの増加、病態生理は、約240枚の図表とイラストによって明示しました。 小学生でも理解できる 医療従事者や保健関係者の使用に耐える内容と自負しておりますが、表記をあえて平易なものとし、小学校高学年程度から理解できる家庭医学書の体裁を取っていますので、病医院の待合室に置いていただくにも最適です。 【書の目的】 下記の方の理論武装 1)医療・保健・教育機関で禁煙指導に携わる方 2)組織の中で喫煙対策を担当される方 3)反喫煙の市民運動を行っている方 喫煙問題に無関心な非喫煙者の啓発 禁煙の動機づけには効果があるかも知れませんが、禁煙を希望している人にノウハウを伝えるではありませんので、喫煙している方が読まれるときは、書巻

  • 最短命県脱出へ~寿命を10年縮めるタバコ - 踊る小児科医のblog

    ご存知のように青森県は男女とも平均寿命が一番短く、がん死亡率もワースト1であり、県の最重要課題として喫煙率を下げることに官民協力して取り組んでいるところです。 特に男性の平均寿命はトップの長野県と3.5歳もの開きがありますが、弘前大学の中路教授から、この差は青森県の男性が30~69歳の年代で長野県の1.5倍も多く死んでいる結果としての数字であり、一朝一夕に追いつくことは困難と聞いて驚きました。 一方、喫煙者は非喫煙者より平均10年も寿命が短く、40~60代では倍以上も多く死亡していることが、英国人男性医師の50年にわたる追跡調査で明らかになっています。 35歳の喫煙者、非喫煙者の同級生が100人ずついたとして、70歳で非喫煙者は19人しか死んでいないのに対し、喫煙者は42人も死亡しているという大差がつくのです。 よく「うちのおじいちゃんはタバコを吸って90歳まで長生きした」などと言う人がい

    最短命県脱出へ~寿命を10年縮めるタバコ - 踊る小児科医のblog
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/03/06
    『よく「うちのおじいちゃんはタバコを吸って90歳まで長生きした」などと言う人がいますが、それは100人のうちたった4人の幸運に恵まれただけであり、非喫煙者はその歳でも24人も長生きしているのです。』
  • 無煙環境でタバコの世代間連鎖を断つ - 踊る小児科医のblog

    信号待ちをしていると、子どもを乗せた車の中で親が喫煙している姿をよく見かけます。 青森県が2007年に県内の小中学校・高校で調査した結果、父親の6割、母親の4分の1が喫煙していることがわかりました。 全国調査でも30代の喫煙率が最も高く、男性が46.9%、女性は16.8%(JT調査・2009年)となっていますが、県の父親・母親はそれと比べてもかなり高い喫煙率であることがわかります。 この親の子どもたちは、多かれ少なかれ受動喫煙の中で育っています。もちろん、最近では受動喫煙の害についての知識が広まったため、ベランダや外に出て吸うなど、子どもの前では吸わない方も増えていると思います。 しかし、肺から吐き出されるタバコ煙が室内を汚染するため、喫煙する家族がいない子どもと比べると何倍もニコチンや有害物質が体に取り込まれていることがわかっています。特に、母親の喫煙でその差が大きくなります。 さらに

    無煙環境でタバコの世代間連鎖を断つ - 踊る小児科医のblog
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/03/06
    『肺から吐き出されるタバコ煙が室内を汚染するため、喫煙する家族がいない子どもと比べると何倍もニコチンや有害物質が体に取り込まれている/床やソファ、車内などに残留した有害成分による三次喫煙』
  • 日常生活での最大のリスクは受動喫煙 - 踊る小児科医のblog

    受動喫煙についての諸外国におけるいくつかの研究で、日常的に受動喫煙を被っている人は、そうでない人と比べて10~20%も死亡率が高いということがわかりました。ある物質に曝露された十万人あたり1人でも死亡してはいけないというのが環境汚染の許容基準ですが、受動喫煙はその基準の1万~2万倍の高さに相当することになるのです。 実際に、全世界で受動喫煙により年間約60万人、対策の遅れた日では約2万人もの人が亡くなっていると推定されています。 個々の病気についても、肺がんの一種である肺腺がんのリスクは夫が喫煙者だと約2倍も高くなり、毎年およそ4000人の女性が受動喫煙による肺線がんで死亡していることが、厚生労働省研究班の長年にわたる調査で判明しています。同じ研究で、閉経前女性の乳がんは受動喫煙で2.6倍、人の喫煙で3.9倍も高くなることがわかってきました。 子どもの健康に与える影響も深刻です。乳幼児

    日常生活での最大のリスクは受動喫煙 - 踊る小児科医のblog
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/03/05
    『全世界で受動喫煙により年間約60万人、対策の遅れた日本では約2万人もの人が亡くなっていると推定/残る最大のリスク要因は妊娠中・出生後の親の喫煙で、SIDSの約4割がタバコによるものと推定』
  • 受動喫煙の想像をはるかに超える健康被害 - 踊る小児科医のblog

    店を含む公共的施設を分煙ではなく全面禁煙にすべきという厚生労働省の通知に対して、あるメディアに「えー!?公共空間を全面禁煙。禁酒法ならぬ禁煙法成立も近い?」などという世界の医学的常識を全く踏まえていない記事が載りましたが、この程度の認識が今の日の実態なのかもしれません。 皆さんはレストランで「こちらはアスベスト席、こちらは禁アスベスト席ですが仕切りがないので流れてきます」と案内されたらそのお店を利用しますか。現実にはそれと同じことが起きています。それが受動喫煙です。 受動喫煙による健康被害は医学的に確定され、受動喫煙にはどこまでなら安全というレベルはなく、分煙では被害から守ることはできない。これは米国政府やWHOなどが数多くの調査研究を元に導き出した結論です。 前回も触れたタバコ規制枠組み条約の受動喫煙防止ガイドラインでも、「2010年2月までに罰則のある法律によって屋内全面禁煙を実

    受動喫煙の想像をはるかに超える健康被害 - 踊る小児科医のblog
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/03/05
    『法律制定後に心臓発作による救急患者が10~40%も減少したという報告が相次ぎました/通常の予防医学の進歩では説明できない数字』
  • 「現代における子どもの貧困」「ヒトはどこへ向かうのか」 平成21年度母子保健講習会(1) - 踊る小児科医のblog

    2月21日に開催された日医母子保健講習会の報告を2回に分けて掲載します。 プログラム メインテーマ「子ども支援日医師会宣言の実現を目指して-4」 講演1. 現代における子どもの貧困 山野良一(厚木児童相談所児童福祉司) 講演2. ヒトはどこへ向かうのか-遺伝進化と文化進化 長谷川眞理子(総合研究大学院大学教授) シンポジウム「妊娠から育児までの継続的支援」 1)妊婦定期健診について 水上尚典(北海道大学医学部産婦人科教授) 2)周産期医療システムについて-システム化と連携の重要性- 海野信也(北里大学医学部産婦人科教授) 3)要支援家庭の早期発見と対応-三重県医師会がとりくむ乳幼児保健事業 落合 仁(三重県医師会乳幼児保健委員会委員長) 4)地域における子育て応援-地区医師会としての取り組み- 山田正興(中野区医師会副会長) 指定発言-行政の立場から 宮嵜雅則(厚生労働省雇用均等・児童家

    「現代における子どもの貧困」「ヒトはどこへ向かうのか」 平成21年度母子保健講習会(1) - 踊る小児科医のblog
  • タバコには強い依存性・吸い始めてはいけない(EUの画像警告) - 踊る小児科医のblog

    Smoking is highly addictive, don't start. タバコには強い依存性がある 決して吸い始めてはいけない EUの画像警告です。 このタバコを買って吸ってはいけない、吸い始めたら「強い依存性」によってやめられなくなります。 http://ec.europa.eu/health/ph_determinants/life_style/Tobacco/pictorial_warnings_en.htm

    タバコには強い依存性・吸い始めてはいけない(EUの画像警告) - 踊る小児科医のblog
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/01/24
    このエントリで思い出したんだけどニコレットのCMに出た吸いたくなるマンて秀逸なデザインなキャラだったんではないかと
  • 「真実を知らされていない国民」by マーク・ギブンズ氏 - 踊る小児科医のblog

    これは、2006年6月にオーストラリア人看護師マーク・ギブンズさん(当時愛媛県在住、現在帰国)が禁煙お遍路で日列島を徒歩で縦断した際に、市内の小学校で防煙授業をしたときの写真です。 (以下は私が毎年小学6年生に行っている防煙授業でも触れているエピソードです) マークさんは、鹿児島から北海道の宗谷岬まで歩ききってゴールしたときに、ゴールできて嬉しいのではなく「カナシイ」とおっしゃいました。何が悲しいかというと「こうしてゴールした今も、毎日300人(※)もの人がタバコで亡くなっている。その状態は何も変わっていない。それが悲しい」とのことでした。 禁煙授業のときに小学生が「タバコを吸っている人のことをどう思いますか」という良い質問をしてくれました。マークさんは、母国オーストラリアと比較しながら「真実を知らされずに(半数の人が)亡くなっていく、カワイソウ」と答えました。 オーストラリアでは、テレ

    「真実を知らされていない国民」by マーク・ギブンズ氏 - 踊る小児科医のblog
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/01/23
    『毎日300人というのは、毎年11万4千人死亡という推計から割り出したものですが、その後、厚労省研究班の報告で年間約20万人(毎日500人以上)という推計値が新たに出されています。』
  • 子どもの卒煙外来 - 踊る小児科医のblog

    子どもの禁煙 医学的に支援(朝日新聞青森版 2004年6月9日) 未成年の喫煙問題が深刻化する中、小児科医の久芳康朗さん(41)が今春から院長を務める八戸市内の小児科クリニックで、子どもの禁煙を支援する「卒煙外来」を始めた。 診察したある男子生徒は、友達に誘われて吸い始め、やめられなくなっていた。会話を通じてタバコへの依存度を見ながらニコチンパッチを処方した。 「理由もなく吸い始める子どもは少ない。人間関係など、その子の周りの環境を知ることが大事です。禁煙に必要なのは単なる叱責ではなく、医学的な支援です」 子どもはタバコに依存するのも早いが、すぐに対処すれば禁煙もしやすいという。だが、親も喫煙者の場合、子どもだけやめさせるのは難しい。 「学校や家庭でもっとタバコの害について教育すべきです。卒煙支援はあくまで二次的なもの。今後も取り組みを続けたい」

    子どもの卒煙外来 - 踊る小児科医のblog
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2010/01/03
    『理由もなく吸い始める子どもは少ない。人間関係など、その子の周りの環境を知ることが大事です。禁煙に必要なのは単なる叱責ではなく、医学的な支援です』
  • 藤川ゆり議員への手紙「乳がん予防は禁煙と受動喫煙防止から」 - 踊る小児科医のblog

    ブログの議事録を読んで意見をメールしようと思ったのですが、アドレスが公開されていないしHPにも送信フォームがないので、記事にトラックバックすることにしました。(こちらの方が、むしろ広く公開されるので意味があるかと思います。) 八戸市議会議員 藤川ゆり様 ブログでがん予防の市議会議事録を拝見しました。 医療・福祉関係に力を入れておられるようで、大変心強く感じました。 一つ気になることがありましたので、意見を届けさせていただきます。 がん予防、特に乳がん予防について、質問でも答弁でも検診や早期発見およびそのキャンペーンが中心となっていましたが、若い女性で急増している乳がんの原因として、若年女性で増加している喫煙の重大な影響が厚労省研究班の研究でも明らかになっています(閉経前女性で3.9倍)。一番下に要点のみ引用しますが、短いものですので是非全文をご覧下さい。 ピンクリボンキャンペーンの最大の疑

    藤川ゆり議員への手紙「乳がん予防は禁煙と受動喫煙防止から」 - 踊る小児科医のblog
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2009/12/30
    『がん予防対策の最大のポイントはタバコです。がんの1/3はタバコが原因です。/日常的な受動喫煙によって10~20%の人が亡くなり、屋内禁煙が実施された国では心筋梗塞・狭心症が10~40%も減少しています。』