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ブックマーク / president.jp (5)

  • 「なぜ無差別殺傷犯は男性ばかりなのか」加害者家族の支援者が語る"彼らの共通点" "まともな人生"への執着が人を追いつめていく

    「家族へのこだわり」が犯罪や引きこもりを生み出す 阿部氏は、加害者家族の支援をはじめる前、引きこもりの家族をサポートする事業をしていた。そこでも家族の問題を大きく感じたという。 「過干渉だったり、子どもの将来を決めてしまうとか、そういうことをする親たちがほとんどでしたね。営利事業のサポートで雇うくらいだから、利用者は裕福な家庭が多かったんですよ。そういう中で家族はすごく悩んでいたし、家の中もめちゃくちゃだったんです。引きこもりのお子さんを自立させるのに3年くらいかかりました」 親は、「子どもを何とかしてください」と相談に来る。しかし、阿部氏は引きこもり人よりも、親とのコミュニケーションが一番大事だと言う。とくに、家庭のことに対して知らないふりをする父と話をすると、変化も大きいそうだ。 父を家庭の問題に参加させれば、との会話が増える。夫婦仲が良くなると、母の関心が息子だけでなく夫に分散す

    「なぜ無差別殺傷犯は男性ばかりなのか」加害者家族の支援者が語る"彼らの共通点" "まともな人生"への執着が人を追いつめていく
  • 「秋葉原で無差別殺傷した死刑囚の元同僚です」大友秀逸さんがそう名乗ってツイッターを続ける理由 「人を殺したい」という内容のメールが定期的に届く

    プロフィール欄に「秋葉原事件加藤智大の元同僚で友人です」と書かれたTwitterのアカウントがある。アカウントの所有者である大友秀逸さんは、仙台市の警備会社で加藤智大死刑囚と一緒に働いた経験がある。「実名・顔出し」で情報発信をしており、このため何度もメディアの取材を受けてきた。なぜそんなリスクを引き受けているのか。無差別殺傷事件を取材している写真家・ノンフィクションライターのインベカヲリ★さんが聞いた――。(第1回) ※稿は、インベカヲリ★『「死刑になりたくて、他人を殺しました」無差別殺傷犯の論理』(イースト・プレス)の一部を再編集したものです。 「『人を殺したい』という内容のメールが来るんです」 こんなツイッターアカウントがある。 「秋葉原事件加藤智大の元同僚で友人です。どなたでもご意見や質問などございましたら自由に書き込んでください」 「秋葉原無差別殺傷事件」が起きたのは、2008年

    「秋葉原で無差別殺傷した死刑囚の元同僚です」大友秀逸さんがそう名乗ってツイッターを続ける理由 「人を殺したい」という内容のメールが定期的に届く
  • 元NHKアナが抱えていた薬物依存症者への偏見 「この人たちとは違うと思っていた」

    日常の延長に依存症回復施設があった 東京の板橋にある「RDデイケアセンター」という施設に見学に行ったのは、2017年6月22日のことでした。そこでは「リカバリー・ダイナミクスR」という、依存症回復施設のために作られたプログラムを学ぶことができます。 初代施設長である城間勇さんは、アルコール依存症の当事者で、アメリカで「リカバリー・ダイナミクス」の開発者である故ジョー・マキューらからプログラムを学んだそうです。その教えを日にも普及させるために開いたのが、私の通った「RDデイケアセンター」です。 施設のあるビルの一階には、大きなスーパーマーケットがあります。施設と同じフロアには学習塾や幼児教室もあり、子供たちが賑やかな声をあげて元気に走り回っていました。当時の私の偏見を承知で言うと、こんなにも普通の日常生活がある場所に、依存症の施設があるのかと驚いたものです。 事務所の扉を開けると、私の担当

    元NHKアナが抱えていた薬物依存症者への偏見 「この人たちとは違うと思っていた」
  • 「自分の人生を生きていないとき」人は病気になる 「言葉で病気を消す」

    「病は気から」と言われますが、実は奥はもっと深く、意識と言葉の関係によって病気のコントロールが可能だとメンタルトレーナーの梯谷幸司さんは言います。自己実現のツールとしても使われるNLP(神経言語プログラミング)などを駆使し、経営コンサルタントやビジネスコーチとしてだけでなく、医療の場でも「言葉を使って病気を消す」といった取り組みを積極的に行っています――。 人は言葉で表現できないとき、体で表現を始める ビジネスコーチという職業柄、これまでのべ3万人以上のクライアントの対応をしてきました。中には、経営者や業界トップクラスの方も多く、彼らは自分の体調について隠さなければならないこともしばしばでした。コーチングの傍ら、そうした人たちの健康相談を受けることもあり、その過程で、病気になる人に共通した傾向があることに気づいたのです。 初めに病気と言葉の関係に気づいたのは、自分自身の体験からでした。まだ

    「自分の人生を生きていないとき」人は病気になる 「言葉で病気を消す」
  • 「NGT事件」なぜ秋元康は謝罪しないのか 被害者を謝らせるAKB商法の危うさ

    AKB商法の「闇」の一部があらわになった おかしな事件である。 一見、単純なストーカー事件のように見えるが、秋元康がプロデュースしてきたAKB商法なるものの「闇」の一部があらわになったと、私は思う。 週刊文春(1/24号)によれば事件のあらましはこうだ。 新潟県を中心に活動をしているNGT48というグループがある。AKBグループには日国内6グループ、日国外6グループがあるが、NGTは5番目にできたそうである。 事件が起きたのは12月8日夜。新潟駅の近くで、すべての窓にフィルムを貼ったフルスモークの小型バスが停車した。 「バスから降りたのはアイドルグループNGT48のメンバーD子。劇場公演を終え帰途につくところだった。バスが発車すると熱心なファンであるC(20代の大学生=筆者注)がなれた調子で声をかけた。 『まほほん、バスにまだ乗っているの?』 D子がうなずくと待ち伏せる仲間に、今まさに

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