「同じような経験をしている人とつながりたい」 「対面は無理だけどチャットなら」 NHKの特設サイトに投稿を寄せてくれた、ひきこもり当事者・経験者。私たちは、番組の企画として、チャットアプリLINEで「ひきこもりの当事者」たちをつなぎ、“解決策”を一緒に模索する試みを行うことにしました。参加者は9人。3週間で行われたやり取りは3000件以上になりました。暗い部屋に閉じこもっているイメージでとらえられがちな“みえない”ひきこもりの人たちと本音で対話した20日間の記録です。 (クローズアップ現代+ディレクター 岡田歩) 三連休の初日、ひきこもり当事者と経験者のLINEグループのアカウントを立ち上げました。参加を呼びかけたのは特設サイトひきこもり“100万人”のクライシスに当事者として投稿を寄せてくれた方々。メールや取材を重ねた後「参加したい」と協力を引き受けてくれた9人のメンバーで結成しました。