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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/FUKAMACHI (53)

  • 正しい東映印の高品質「探偵はBARにいる」 - 深町秋生の序二段日記

    もう最近は多忙のうえに不眠症。酒も飲めずにガタガタな日々が続いている。 けれど、大泉洋のファン(にわかだけどね)ということもあり、近所のムービーオン山形に駆け込んで、「探偵はBARにいる」を見てきたのだった。これがもうめちゃくちゃおもしろかった。魂を完全にカツアゲされたというか。こうしてブログを書いちゃうくらいに興奮している。それぐらいすばらしかったのだ。 おもしろいというよりも肌にぴったりくる。とてもとても愛すべき作品というべきかもしれない。探偵モノとしては、ベタすぎるほどベタである。一匹狼でその日暮らしの探偵。謎の依頼人と運命の女。調査を進めれば、どこからともなく現れる「警告のために小手調べな感じで主役をいたぶる悪役」(プロレスでいえばボディスラムみたいな挨拶系な技をきちんと放つ悪役)、そしてやっぱり絵に描いたような悪い大物も登場する。 しかししかし、ベタな様式美であっても、やっぱりき

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    dispace 2011/09/19
  • 深町秋生の序二段日記

    最近は広島や神戸や大阪や東京と、あっちこっち旅に出ていた。今日はふつうのエッセイ。 まあどこに行ってもマックがあり、吉牛があり、ブックオフがあったりと、その街の特色みたいなものは段々減っているとよく言われる。しかしそれでも街の地形や方言などはそう変わるはずもなく、その土地の個性的な香りを感じさせてくれる。 中でも面白いのは街の町名である。市町村合併でこれもまた減ってはいるものの、一番その土地らしいフレーバーを保有していて、なんともいえない味わいがある。広島市なんかはこんな感じだ。 「猿猴橋町」(広島駅前のあたり。えんこうばしと読む) 「胡町」(広島三越があるあたり。繁華街の入口。えびすちょうと読む) 「紙屋町」(繁華街どまんなか。かみやちょう) 「流川町」(飲み屋街。ながれがわ) 一番の繁華街が「紙屋町」である。椎名誠のSF造語みたいな風情ある言葉だ。実際、路面電車と川に囲まれていて、ノス

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    dispace 2011/08/12
    雑餉隈、近くに住んでた時分は、そんな歪さは感じなかった・・・いや、感じたわ。
  • 今もこれからも、すてきないい町 - 深町秋生の序二段日記

    三陸の旅を終えて以来、虚脱状態が続いている。 山形が停電から復旧し、テレビやネットで情報を追い続けていたが、この世のものとは思えない津波の映像に震え、ぶらぶら歩いていた釜石の商店街が波に呑みこまれ、あとはもうひたすら恐ろしかった。 地震当日の午前中は、宮城県松島のカフェで原稿を書いていた。午後に山形で用があり、久々に帰郷したところで地震に遭った。その用事がなければ、「いいところだな」と、太平洋岸の町をうろついていたと思う。 最近は、ずっと旅をしていた。 三陸をうろつく前の週は、福島の郡山やいわき市に。海を見ていると、原稿執筆のモチベーションが維持できるという理由で、今年の冬は沖縄や福島、仙台、三陸をぶらつきながら、わりとストイックに原稿に向かっていた。旅をしながら、同時にカンヅメでもあったのだ。 プライベートな空間では原稿がまったく書けないので(個室に入るとロクなことをしない)、家には帰ら

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    dispace 2011/03/17
  • 2011年02月19日のツイート - 深町秋生の序二段日記

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    dispace 2011/02/20
  • 2010年12月27日のツイート - 深町秋生の序二段日記

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    dispace 2010/12/28
  • 2010年12月19日のツイート - 深町秋生の序二段日記

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    dispace 2010/12/21
  • 全国のボンクラども! 劇場につどえ!「第9地区」 - 深町秋生の序二段日記

    とにかく「第9地区」はすばらしい。すばらしかったですよ!! オールタイムベスト級の大傑作だ。映画の話である。 去年の破壊しまくり映画エヴァンゲリヲン破」も男の子度数が異様に高かったけれど、「第9地区」もまた男の子の欲望をパンパンにつめこみすぎて、そのまま爆発してしまったような血と殺戮の夢工場であった。三角マークがまぶしい昔の東映暴力映画のように埃っぽく、石井聰亙監督や深作欣二監督作品のような「お前ら全員敵だ!」という追いつめられた男の悲壮なギラギラ感、それにマッドマックス風のアナーキーな世界観とパワードスーツ。すき焼きとステーキとうな重がいっぺんに押し寄せるような映画だった。 南アフリカのヨハネスブルグ上空に超巨大な宇宙船が不時着。「すわ、何事」と人間たちは驚くが、船のなかにいるのは栄養失調に陥った使いっぱしりのエイリアンだけ。頭のいい上層部はみんな死に絶えてしまって、粗野で即物的な奴隷

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    dispace 2010/09/07
  • 圧倒的なスラム力「太陽の墓場」 - 深町秋生の序二段日記

    いやあ……暑い。 あんまり暑いものだから、わあわあと怒鳴る男たちをやたら超どアップに撮る「龍馬伝」を最近はめっきり見なくなったのだけれど、先日暑苦しいことこのうえない強烈な一を見た。昭和35年の大島渚の映画「太陽の墓場」である。 暑苦しいうえに臭うというか……汗や血や体臭、それに大阪釜ヶ崎の夏の土埃。昭和30年代の、現役バリバリのスラム街の濃厚な気配が伝わる刺激的な一だった。映画ライターの真魚八重子さんが、ツイッターでこの作品に関する感想をつぶやいてらっしゃった。「なに、釜ヶ崎のスラム? そうと聞いたら黙っとられへん!」というわけで、速攻でDVDを購入して見た。 管理売春に励む若き愚連隊集団や、売血をシノギとする反共主義者(口癖は「ソ連がもうすぐ攻めてくる」)の元軍人、小汚い日雇い人夫がぎょうさん暮らす大阪のスラム街で、寄せ場のまとめ役の娘である花子が、肉系の元軍人や愚連隊とつるんで

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    dispace 2010/09/07
  • 禁断に片足突っ込むノンフィクション「物乞う仏陀」 - 深町秋生の序二段日記

    強烈なノンフィクションを読んだ。 05年に発売された石井光太の『物乞う仏陀』である。08年に文春文庫として発売されて、先日それを読んだのだが、かなり感情を揺さぶられる。こんなノンフィクションがあったんだなあと素直に驚いた。 じつは母から「これおもしろいから読め」と半ば無理やり押しつけられたのだが、しばらく放ったらかしにしていた。だって「アジアの物乞いや麻薬売人、ストリートチルドレンらと暮らし、最底辺に生きる人々を赤裸々に描く」という内容だからだ。 ちょっと……なあ、と読むのを保留していた。バックパッカーの旅行記や体験記、社会派ジャーナリストのノンフィクション、人気マンガ家や作家もいろんな形でアジアなるものにトライしている。つまりあれだろ。「どうしようもなく貧乏で法もいい加減だし、人々は筆舌に尽くしがたいほどしんどい想い(それこそ曾野綾子なんかが「当の貧困とはこれだ」みたいにドヤ顔で言い

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    dispace 2010/08/24
  • ヤマザキマリの風呂マンガじゃないほう - 深町秋生の序二段日記

    2010年のマンガ大賞を受賞した風呂マンガ「テルマエ・ロマエ」と、作者のヤマザキマリさんの作品を全部読んだ。 「テルマエ・ロマエ」(すでに数十万部のベストセラー。今はどれくらいの数字になっていることやら)の斬新かつ強引な物語にも舌を巻いたが、このあたりはそのうちまた改めて。 ただおもしろさに関しては08年の「それではさっそくBuonappetito!」もひけを取らない。読み応えという意味では「テルマエ」を上回っていると思う。 「それではさっそく……」は作者がこれまでかかわった思い出深いメシについて語るエッセイコミック。メシエッセイが好きな私にとっては、小躍りしたくなるくらいの大収穫であった。 作者のヤマザキさんは変わった人生経歴のオーナーで、17歳で画家になるためにフィレンツェへ留学。11年間をイタリアで過ごし、北海道の大学でイタリア語を教えつつ、ローカルテレビ局でレポーターやラジオのパー

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    dispace 2010/04/01
  • わかりにくい沖縄「だれにも書かれなくなかった戦後史」 - 深町秋生の序二段日記

    沖縄についてちょっと調べる必要があり、佐野眞一の分厚いハードカバー「沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史」を購入。おしっこ漏れるぐらいにおもしろかった。 ダイエーの隆盛と衰退を通して戦後を描いた「カリスマ」や読売グループの首領正力松太郎を取り上げた「巨怪伝」も同様におしっこ漏れるぐらいにおもしろかったわけで、もっと早く読んでいたらと後悔さえ覚えた。発売から一年以上経っているけれど、かなりベストセラーだったらしく、私が購入したやつは六刷だった。 そもそもテレビが取り上げる沖縄はたいてい退屈だった。とくに故・筑紫さんの「ニュース23」がひどく、嬉しそうに彼が沖縄について語り出そうとするところでチャンネルを変えた。青い海をバックに、平和そうな顔をした沖縄の人がサンシンを引いて陽気に踊る。のんびりやろうぜ。あと戦争はよくない。なんたって激戦地となった悲劇の島だ。今も米軍が我が物顔でしきっている。

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  • GTA4は道徳的 - 深町秋生の序二段日記

    ちょっと前の話になるが、こういうエントリを見かけた。今日はゲームの話。GTA4に関するネタばれが少しあります。 http://graffito.blog14.fc2.com/blog-entry-1209.html(「ゲームにだけ文句言うな」。GTA4のメーカーが暴力表現規制にコメント-ものろぐ) GTAとはグランド・セフト・オートという世界でもっとも売れたギネスブック級のゲームシリーズである。最新作のGTA4はゲームの枠を超えて、もっとも売れたエンターテインメントという記録を打ち立てた。 80年代のマイケル・ジャクソンのようなすさまじい売れっぷりを記録しつつも、やっぱり18禁ゲームということでなにかとやり玉にあげられる。暴力ゲーム=GTA、GTA=暴力ゲームという鉄壁の図式が出来上がっている。たしかに以前は「皆殺しミッション」があり、火炎放射器を携えながら、制限時間内にどれだけ人間をチャ

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    dispace 2010/01/08
  • CM倫理とオトナの遊艶地 - 深町秋生の序二段日記

    最近、テレビのCMをぼさっと見ていると、消費者金融のCMよりも、「借金のご相談はこちら」とやさしく語りかけてくれる弁護士事務所のやつとか、おまとめローンを勧める銀行のやつとか、まあ多重債務者向けのCMがとても多くなった。 最近はもう朝っぱらからこの手のやつをやっていてぎょっとしてしまう。「借金……大変なの?」などと若いおねーちゃんがストレートに語りかけてくるやつがあるが、もはや時代は「ご利用は計画的に」ではなく、「計画破たん者はこちらへ」という時代に変化しているのかもしれない。チワワ犬のあのアイフルさえもコケちまったし。 しかし最近のテレビといえば、自局の番組宣伝かパチンコのCM、宝くじ、借金と、あと包茎手術と護身用具の通信販売をやれば実話系雑誌並みになれるぐらいの品のなさで、前にもそれを嘆くようなエントリを書いたが、よくよく考えてみると、昔のテレビCMに品があったのかといえば、べつにそう

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    dispace 2009/09/19
  • 「でも、やるんだよ!」ダークナイト・リターンズ - 深町秋生の序二段日記

    9月頭に発売されたバットマンのコミック「ダークナイト」を買った。 これにはアメコミ界の最高傑作と評判高い「ダークナイト・リターンズ」(DKR)と、その続編でわりかし最近になって描かれた「ダークナイト・ストライクス・アゲイン」(DK2)の二つが収録されている。地元のハローページよりも分厚く、読み応え十分だった。 昨年の映画「ダークナイト」では絶対悪的存在であるジョーカーと熱いファイトを展開させていたが、DKRでバットマンの前に立ちはだかるのは、アメリカの近代美術館にも飾られる青いタイツのあの人。相手の立ち位置は正反対ともいえるが、物語に流れる哲学は共通している。「悪のヒーロー」「正義の味方」だのと人は区分けしがちだが、悪と正義にどれほどの違いがあるのか。正義の味方といえど、視点を変えれば悪に見えるという現実かつアダルティなお話に仕上がっている。「ウォッチメン」もそういうお話だった。 DKRの

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    dispace 2009/09/15
  • 達人の目へのあこがれ。お知らせ - 深町秋生の序二段日記

    UFC101をWOWOWで見た。 長年、格闘技を見てきて興奮する試合は山ほど見てきたけれど、絶句したのは久しぶりかもしれない。先日も土方の喧嘩みたいに下品にボコるブロックレズナーや空手的正拳突きを決めるリョート・マチダに興奮したけれど、アンデウソン・シウバの試合には絶句した。ほとんどマンガである。(ちなみに桜庭を足でふんづけたあのシウバとはちがう) 元チャンプで超人気ファイターのフォレスト・グリフィンと軽くパンチを応酬すると、「もはや見切った」とばかりにあけすけな挑発と矢吹丈ばりのノーガード。だがグリフィンのパンチを頭だけで、弾をよけるマトリックスのネオのように頭をすいすいと振ってパンチをかわすと、的確にパンチをヒットさせ、最後は突進するグリフィンをカウンターでこつんと顎のあたりを叩いて1ラウンドKO。げ、これはなんだと格闘ファンを仰天させていた。 よくボクシングマンガや格闘技マンガで、あ

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    dispace 2009/08/17
  • 石原裕次郎23回忌と法事エンターテイメント - 深町秋生の序二段日記

    もう一週間以上経ってしまったけれど、おもしろかったのはテレ朝でやっていた「石原裕次郎23回忌法要in国立競技場」だった。 「国立競技場にどでかい寺を建立!」という、わざわざ爆破させるためにでっかい建物をおっ建てる西部警察イズムというか、石原プロモーション特有の「わざわざ感」が見られて満足であった。 駆けつけた十万人の観客が、故人をしのんだわけだが、まあ音楽フェスでもこれみよがしにアーティストのTシャツを着ているやつが、あんがい有名なシングル曲しか聴いてなかったりするものだけれど、「裕ちゃん……かっこよかったよなあ」なんて言ってるお年寄りたちだって、どれだけファンであったかは疑問である。お年寄りだって、なにかをダシにしてみんなつながりたいのであろう。ミクシィみたいに。彼が生きていたころといえば、むしろアンチ石原ファンのほうが多かったような気がするけど(「西部警察」のあのガソリンの量をまちがえ

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    dispace 2009/07/17
  • 日本家族の崩壊モデル。ザ・ノンフィクション「漂流家族」 - 深町秋生の序二段日記

    これはやばいなあ。現代日の家族の闇を描いた衝撃作だろう。フジテレビがひっそり流すザ・ノンフィクション「漂流家族 竹下家の9年間」である。 いろんなところで反響があるようで、id:tada-woさんから録画DVDを借りて見たのだが、絶句してしまった。彼のブログから引用する。非常にうまくまとまっている。 http://d.hatena.ne.jp/tada-wo/20090616/1245138703(因果鉄道999・埼玉-北海道(前編) - アマルフィ 日和) 埼玉県に住む竹下一家。家族構成は父母と6人姉妹(全員、女の子)の8人家族。彼らは心機一転として、北海道の浜頓別(はまとんべつ)という田舎町で行われる、街の活性化を目的とした州からの移住計画に参加(いわゆる田舎で暮らそう、というやつ)。この計画は、移住して三年の間に、浜頓別に家を建てて定住することが条件で、その間の住居は地元の自治体

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    dispace 2009/07/05
  • マイケル・ジャクソン。黒人エンターテイナー特盛物語 - 深町秋生の序二段日記

    MJが死んだときはびっくりした。そういうものだ。 まああれだけのことをやって、50歳まで生きられたこと自体、奇跡のようなものだったのだろうか。彼の姿を見るたびに感じるある種のタブー感というか、アンチエイジングという言葉では片づかない居心地の悪さがつねにつきまとっていた。「少年でありたい」という前のめりなスタイルも、なんだか神に対するどでかい挑戦という感じにさえ見えた。 もはや同じ人類とは思えず、霊長類ヒト科というよりも霊長類マイケル科という新しい生物のようにさえ思えたのだけれど、彼にまつわる悲劇のストーリー自体は、それほど珍しくないように思えた。じつに黒人エンターテイナーらしい物語だったなあと。 黒人がアメリカでスターになるには、言うまでもなくハードな道を進まざるを得なくなる。多くのエンターテイナーが波乱万丈すぎる人生をすごしてきた。それこそちょっと前まではあからさまな人種差別の問題がから

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    dispace 2009/07/02
  • 深町秋生の序二段日記

    どう感想をまとめていいのかわからなかった。 こうの史代の長編「この世界の片隅に」の下巻が発売された。「夕凪の街 桜の国」以来の衝撃を与えてくれたと思う。すでに名うてのコミック評論家たちの熱すぎる評があちこちでアップされている。私も瞼が赤くなるほど泣いた。 http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/konosekaino-katasumini2.html(こうの史代『この世界の片隅に』下巻 紙屋研究所) http://mandanatsusin.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-6b07.html(オールタイムベスト『この世界の片隅に』: 漫棚通信ブログ版) http://d.hatena.ne.jp/kaien/20090507/p1(すべての漫画好きよ、『この世界の片隅に』を読むべし。 Something Orange) 物語自

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    dispace 2009/06/08
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    では一句。 八百長は 相撲もだけど 裁判も と、皮肉をぶちぶち言いたくなるような5月場所であった。 「なんでこれで(裁判に)負けなあかんねん!」という週刊現代側の慟哭が聞こえてきそうな迷勝負が飛び出して大笑いしてしまった。 私は長年のプロレスファンだけあって、「八百長はあってもいいけど、バレてはいけない」という独特の基準を持っている。しかし相撲ファンでもなんでもないトーシロの目から見ても、「お前ら、いい加減にしろよ」とツッコミを入れたくなるほどゆるかった。 筋書きがあるのなら、なおのことハッスルせんかい! と力道山や梶原一騎の霊が降りてきてそう叫ばせるのだが、まあ力士の場合は楽するためにやるのだからしょうがないだろう。いつまで銭を払う価値が保てるかどうか疑問だけれど。 http://www.nikkansports.com/sports/sumo/news/p-sp-tp3-2008101

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    dispace 2009/05/25