石原裕次郎２３回忌と法事エンターテイメント - 深町秋生の序二段日記

もう一週間以上経ってしまったけれど、おもしろかったのはテレ朝でやっていた「石原裕次郎２３回忌法要in国立競技場」だった。 「国立競技場にどでかい寺を建立！」という、わざわざ爆破させるためにでっかい建物をおっ建てる西部警察イズムというか、石原プロモーション特有の「わざわざ感」が見られて満足であった。 駆けつけた十万人の観客が、故人をしのんだわけだが、まあ音楽フェスでもこれみよがしにアーティストのＴシャツを着ているやつが、あんがい有名なシングル曲しか聴いてなかったりするものだけれど、「裕ちゃん……かっこよかったよなあ」なんて言ってるお年寄りたちだって、どれだけファンであったかは疑問である。お年寄りだって、なにかをダシにしてみんなつながりたいのであろう。ミクシィみたいに。彼が生きていたころといえば、むしろアンチ石原ファンのほうが多かったような気がするけど（「西部警察」のあのガソリンの量をまちがえ

[setofuumi]

うむ

[natukusa]

本来はともあれ実質の法事というと、じいちゃんばあちゃんが集まる酒宴、みたいなとこは既にあったと思う。その辺が根っこにありそう。

[synonymous]

戦争待望論が起きるのも無理は無いレベル。

[yabu_kyu]

「老人エクスプロイテーション」

[throwS]

腹の中じゃ、関係者も『笑うよなぁ！』って思っいたハズだ（と思うくらいワスはまだ世間を信じている）

[kurokuragawa]

ナンシー関が生きてたら喜んでウォッチしてただろうな

[you0925]

何十人ものお坊さんがうねうねと歩きながらお経を唱えるところがキモおもしろかった。

[JuliusCaesar]

死後20年以上経ってそれが成立するのは、同時代的な偉大さ以上にこんなことを仕掛ける後継者がいることが重要なのだろう。

[ryu-ten]

マイケルジャクソンも生きてた時は（スリラーやＢＡＤが売れている時でさえ）アンチのほうが多かったような気がするんだけど、死ぬとみんなファンになっちゃうのよね。当時はみんなロック・ファンだったくせにー

[orangestar]

そのころには猪木の法事なんてのもたぶん行われていて、「うん、うん。猪木はすごいレスラーだったなあ。ファンだったよ」なんて涙を流しながら線香をあげているにちがいない。全日派だったくせに。むろん恥じらいは

[nornsaffectio]

仕出し料理など元々法事はエンターテイメントとしての側面を持つが、表立ってそういう側面を拡大プロデュースする視点はテレビ時代ならではのことかもしれない。それこそ猪木くらいまでが賞味期限の可能性もある。

[pontenna]

男ナンシー関とでもいうべき見事な考察。あっ、殴らないで！これでも褒めてるつもりなんです！

[mats3003]

馬場の13回忌あたりなら、コンテンツになりそうだな。

[KQZ]

テレビという装置を通してみれば成功したように見えるが、13回忌だかに作った限定ワインはまだ売れ残って猫もまたがないでいるというのが現実なんだな。