「正しい言葉の使い方」という概念なんて、なくなってしまえばいいのにと以前からすごく思っています。 …と、それだけ書くと語弊がありそうですが…(・_・; 日本語の使い方っていろいろ難しくて、敬語やら漢字やら、接尾語や接頭語やらいろんな決まりや由来があって、それらを従来の使い方通りにずっと使っていくのはなかなか至難の業です。 そして、少しそれらの“伝統”を知っている人たちから「その言葉の本当の使い方はこうだ」という指南がよくあるのもこの言葉の世界のお決まりです。 ただ、そこでいう「本当の使い方」っていうのが本当の「正しさ」なんでしょうか。 僕が思うに、現在 “生きている” その言葉の使われ方の方がよっぽど、正しいと思うのです。 例えば、よく「ぜんぜん」という言葉の使い方を正すシチュエーションを目にします。 「ぜんぜん」って、もともと下に否定的な句を続けて使う言葉。 でも最近は肯定的に使う人も多