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ブックマーク / gendai.media (235)

  • 「Wi-Fiってなに?」日本人の大多数が、意外と理解していない問題(西田 宗千佳)

    Wi-Fi」と聞いて、何を思い浮かべますか? IT機器に詳しくない人と話す際、認識の違いに驚かされる言葉がいくつかある。 特に最近、SNSなどでも話題になることが多いのが、「Wi-Fi(ワイファイ)」という言葉を聞いて思い浮かべるものの違いだ。 どう違うのかについては、あえてのちほど述べることにするが、この「Wi-Fi」の捉え方の違いは、単に技術を理解している/していないの話にとどまらず、生活のなかで通信がどのようなかたちで存在し、浸透してきたか、という流れと課題が見えてくる。 もはや耳にしない日がないくらい日常に浸透したWi-Fiについて、今回はあらためて深掘りしてみることにしよう。 「Wi-Fi」の正しい意味、知っていますか? まず、質問から。——「Wi-Fi」とはなんだろう? あなたなら、どう答えますか? ちなみに、正確な定義は次のようなものになる。 〈無線を使って機器間の通信をお

    「Wi-Fiってなに?」日本人の大多数が、意外と理解していない問題(西田 宗千佳)
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    dlit 2021/08/31
  • 毎年結婚と離婚を繰り返す…「同姓の強制」に苦しむ夫婦の苦渋の選択(此花 わか)

    【夫婦同姓の苦しみ Case05:毎年結婚離婚を繰り返す夫婦】 今年6月、選択的夫婦別姓を認めない民法と戸籍法について、最高裁判所大法廷は憲法24条の「婚姻の自由」には違反しないとする判決を下した。大法廷は2015年にも同じ判断を示したが、今回も「この種の制度の在り方は、国会で判断すべき」とし、選択的夫婦別姓を希望する人々を落胆させた。様々な世論調査では過半数が選択的夫婦別姓に賛成あるいは容認しているにもかかわらず、与党の一部の議員が反対していることから、一向に進まない。 そのせいで苦しみを味わっているカップルがたくさんいる。小学生の子どもがいる佐藤さん(仮名・都内在住)と夫もそのうちの1組だ。今年結婚12年目を迎える彼らは、毎年結婚離婚を繰り返しているという。佐藤さんに詳しく話を聞いた。 「結婚前には選択的夫婦別姓が制度化されると思っていた」 佐藤さんは大学時代に授業でジェンダー平等

    毎年結婚と離婚を繰り返す…「同姓の強制」に苦しむ夫婦の苦渋の選択(此花 わか)
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    dlit 2021/08/30
  • 西浦博教授が考える「ワクチン接種が進む日本」でこれから先に見込まれる“展開”(西浦 博) @gendai_biz

    今後の未来像は 予防接種という行為は、接種者自身はもちろんのこと、それ以外の方の感染機会を減らすことに繋がる。そのため、そのような間接的な防御が人口内で積み重なり、流行自体を防ぐ効果が得られたものを集団免疫効果と呼ぶ。そして、流行排除のための閾値について、従来株の場合、予防接種率が60%超程度ではないかと過去の記事で私も言及してきた。 実際に、イスラエルではロックダウン下で2回目接種が完了した者の割合が40%を超えたところで新規感染者数が減少傾向に転じたことから、国内外含めて予防接種に大きな期待が広がったのである。 残念ながら、上記の見通しは楽観的すぎた。それはどうしてなのか。加えて、現時点までの科学的な知見から今後の未来像をどのように見込んでいるのか。簡単ではあるが、稿で皆さんと共有したい。 いずれの要素も集団免疫閾値に直接的に影響を与える。特に、前回の記事でお伝えした通り、(1)に関

    西浦博教授が考える「ワクチン接種が進む日本」でこれから先に見込まれる“展開”(西浦 博) @gendai_biz
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    dlit 2021/08/26
  • 東京五輪「イスラム教徒のハラル料理が無い」報道が「フェイクニュース」と叩かれた深いワケ(赤木 智弘) @gendai_biz

    選手村に比べてプレスセンターの「おもてなし」は… コロナ禍中のオリンピックもようやく終了。菅政権は「コロナに打ち勝った証としてのオリンピック」と息巻いていたが、結果としてはオリンピック開催中に東京の新規感染者数は1日で5000人を超え、今も終息のメドは立っていない。 そんな東京オリンピックだが、1つ僕の印象に残った「メディアリテラシー」にまつわる問題があった。 数日から数週間、日で暮らすことになるオリンピック選手やそれを取材するメディアの人たちにとって、そこで提供される事というのはとても大切である。選手は肉体面のみならず精神面のコンディションも整える必要があるし、メディアだって体力と神経を使う仕事である。そうした人たちを支える仕組みとして、そして楽しみとして、事は最も重要なサービスであると言える。 選手村の事は好評だったと、様々なメディアで記事になっていたし、選手自身もSNSなどで

    東京五輪「イスラム教徒のハラル料理が無い」報道が「フェイクニュース」と叩かれた深いワケ(赤木 智弘) @gendai_biz
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    dlit 2021/08/17
  • オリンピック終了でやっぱり…「新国立競技場」の買い手をめぐる「悲しき現実」(週刊現代) @moneygendai

    買い手がみつからない 日勢の連日のメダル獲得で盛り上がる東京オリンピックだが、宴が終わると突きつけられる「現実」がある。 「メインスタジアムである新国立競技場の運営権の『買い手』の目処が、一向につかないんです」 こう語るのは、文部科学省の関係者だ。 1569億円を投じて建設された巨大な新国立は、維持管理費も年間で約24億円がかかると試算されている。そこで、文科省が所管する独立行政法人「日スポーツ振興センター」(JSC)は、大会終了後に民間に運営権を売却し、国費の負担を軽減する目論見だった。 ところが、'19年に行われるはずだった業者の選定は1年先送りされ、昨年、さらに今年の秋以降に「再延期」が決まった。 文科省は、度重なる延期の理由を「オリンピックが延期され、セキュリティの観点から業者に図面を公開できないため」と説明している。だが、前出の文科省関係者は「当の理由は引き取り手の目星がつ

    オリンピック終了でやっぱり…「新国立競技場」の買い手をめぐる「悲しき現実」(週刊現代) @moneygendai
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    dlit 2021/08/16
  • 「某メンタリストの発言」に“怒る”より前に、「やるべきこと」がある理由(鈴木大介) @gendai_biz

    「某メンタリストの発言」に“怒る”より前に、「やるべきこと」がある理由 まず身近な当事者を気にかけてほしい Googleで検索しないでください いやまじで、「メンタリスト」がどうとかググってる場合じゃない。 ことの概略は、メンタリストの「なんとか?」(以下a)とかいう、YouTubeでチャンネル登録者246万人とかの人が、自身の番組中で生活保護受給者やホームレス状態にある人々に対して、その生存権を真っ向から否定するような発言を繰り返したということ。 ここでまず当記事をお読みの方にお願いしたいのは、「aが具体的にどんな発言をしたのか」「それに対してネット上でどんな意見が繰り広げられているのか」を、いまGoogleやらTwitter等で検索しないでいただきたいということ。特にこうした社会的弱者への存在否定論に対して傷つく可能性がある方は、ぜひその手を止めて、検索しないでこの記事だけ読み進めてほ

    「某メンタリストの発言」に“怒る”より前に、「やるべきこと」がある理由(鈴木大介) @gendai_biz
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    dlit 2021/08/14
  • 「ゴジラ」や「ギドラ」が強く、「ビーフストロガノフ」が悪役っぽく感じるのはなぜ?(若尾 淳子)

    今、YouTubeで人気急上昇の「ゆる言語学ラジオ」 「ゴジラ」、「ビーフストロガノフ」、「ゴキブリ」……。これらの言葉に共通するイメージは? 一方、「マシュマロ」、「メロンパンナ」、「ねこ」という言葉はどうだろうか? ほとんどの人は、前者の言葉がなんとなく「悪役」っぽく、強大でトゲトゲしいイメージがあるのに対して、後者はどこかかわいくて、小さくて丸い雰囲気を感じるはずだ。

    「ゴジラ」や「ギドラ」が強く、「ビーフストロガノフ」が悪役っぽく感じるのはなぜ?(若尾 淳子)
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    dlit 2021/08/10
    「「ゆる言語学ラジオ」は、「言語学」という地味なテーマを扱っているのに、登録者数は開設後たった4か月で6万人を突破」文献情報がちゃんと記載されていて感動した(ほかのメディアでも真似してほしい
  • 「菅政権批判映画」が、実は大きな「ブーメラン」になっていると言えるワケ(若林 良) @moneygendai

    「菅政権批判映画」が、実は大きな「ブーメラン」になっていると言えるワケ 印象操作に印象操作で応えるのか 菅政権を痛烈に皮肉った映画『パンケーキを毒見する』が公開中だ。『新聞記者』を配給したスターサンズが関わる作品ということもあり、政権批判がベースにあることはおそらく間違いない。だが、問題はアニメーションを織り交ぜた人物批判の文化的・政治的意義にあると、映画ライターの若林良氏は考える。前編はこちら〈「菅政権批判映画」に潜んでいる、「印象操作」という大きな問題点〉 安倍首相の舌がエンマ大王に… たとえば、『パンケーキを毒見する』冒頭の「地獄」をモチーフにしたアニメーションだ。そこではエンマ大王の部下たちが安倍前首相や加計学園の関係者を思わせる人物の、(おそらくは現世での悪いふるまいの罰として)舌を抜く構図が映し出される(https://www.pancake-movie.com/)。 しかし彼

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    dlit 2021/08/06
  • 「日本は同調圧力が凄い」というのは本当なのか?(高野 陽太郎) @gendai_biz

    2020年、インターネットで「自粛警察」という言葉がはやりました。それをきっかけに、「日は同調圧力が凄い」という議論が盛り上がりました。「同調圧力」をテーマにしたもベストセラーになっています。 私のところにも、ある雑誌から「同調圧力」の特集に原稿を書いてほしい、という依頼が舞いこんできました。この特集の「主旨」には、「世界と比べて日社会における同調圧力は凄まじい」と記されていました。「私が原稿を書くと、企画の主旨と正面衝突してしまいますが……」と申し上げたところ、原稿の依頼は取り下げられました。 インターネットでも「日は同調圧力が凄い」と盛んに論じられていますが、はたして、それは当のことなのでしょうか? 根拠はあるのか? 「日は同調圧力が凄い」という議論をみると、証拠らしい証拠はあげられていないことがわかります。 「自粛警察」の例としてよく言われるのは、たとえば、店舗のシャッタ

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    dlit 2021/08/04
  • 西浦博教授が描く「私が最も恐れ、怯えているシナリオ」の“中身”(西浦 博) @gendai_biz

    ここまでの疫学的状況は? 8月2日(月)、首都圏の神奈川県、埼玉県、千葉県と大阪府を対象に緊急事態宣言が発令された。これまでの東京都と沖縄県に加えて、感染者数が過去最多を記録しながら増加を続けていることを受けての判断である。 緊急事態宣言の一方で、流行に対する危機感が薄れていることを強く感じるのは私だけだろうか。若者のみならず中年を含めて成人の感染者数が増加を続けている。医療が逼迫しているのに、オリンピックが開催されている影響か、21時の公共放送のニュースも15分間だけであった。 これまでの高齢者中心の感染と異なり、50歳代を中心とした入院が目立っている。高齢者は予防接種の直接的効果や医療従事者接種の間接的効果などによって感染者数が著減しており、他方で全体の感染者数が増えたことが影響して、相対的に重症化したり入院を要したりしやすい50歳代の入院者が増えたのである。次いで40歳代が多い。 現

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    dlit 2021/08/03
  • 誰が女性選手に「ビキニ」を着せているのか。スポーツにおける「性的なまなざし」の問題(山口 理恵子)

    先月開催されたビーチハンドボール欧州選手権の試合に、規定のビキニではなく短パンで出場したノルウェーの女子ビーチハンドボールの選手らに罰金が科されたことは、世界中のメディアで驚きをもって報じられた。そもそもなぜ女性選手はビキニを着用しなければならないのか。スポーツにおけるジェンダー問題について研究する城西大学 教授の山口理恵子さんに、「ビキニ問題」が生まれる背景について解説してもらった。※以下、山口さんによる寄稿。 連盟、スポンサー、メディアの共犯関係 東京五輪開会式とほぼ同じ頃に、ノルウェーの女子ビーチハンドボールチームが、規定のビキニを履かず、短パンで欧州選手権の試合に臨んだとし、ハンドボール連盟から罰金を科されたというニュースが飛び込んできた。 へえ、ビーチハンドボールという種目もあるんだあ。ビーチバレーボールの間違いかな、いや、ビーチバレーボールだったらすでに女子選手はビキニ以外のボ

    誰が女性選手に「ビキニ」を着せているのか。スポーツにおける「性的なまなざし」の問題(山口 理恵子)
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    dlit 2021/08/02
  • 入社3ヵ月で書いた辞表を撤回した私が、今度こそ「NHK」に辞表を出したわけ(熊田 安伸) @gendai_biz

    「エコシステムですよ、そんなものを作りたい。お金が回って、支援もできる」 目の前のひげのオジサンが、笑顔でしきりに語っている。どうにも調子のいい話だ。 そもそも、シチュエーションがもうキマっている。渋谷の高層ホテルの上階にある割烹レストラン。そんな所での非日常的なランチに気軽に記者を誘う人間は、大抵はうまく利用してやろうという腹積もりのある経済ヤクザか、政治家の「私設秘書」と相場は決まっている。そんな人間には山ほど会ってきた。 しかし…いい話なんだよなあ、これ。 結論から言うと私は誘いに乗り、NHKを辞めた。 どうしてそんな決断をしたのか、最近、NHKで何をどうしてきたかという内情を含めて、「ちゃんと説明したほうがいいですよ」と後輩たちに勧められました。 とういわけで、ご興味があるかどうか分かりませんが、ちょっとだけ書いてみることにしました。全くつまらない話で、申し訳ないのですが…。 夢物

    入社3ヵ月で書いた辞表を撤回した私が、今度こそ「NHK」に辞表を出したわけ(熊田 安伸) @gendai_biz
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    dlit 2021/08/02
  • 「郊外の割安戸建て」を買った人に待っていた、まさかの「落とし穴」(針山 昌幸) @moneygendai

    都市部の不動産価格の値上がりが激しい昨今、郊外にある物件を検討する人は多いだろう。駅遠などの悪条件を我慢すれば、相場よりも格安の物件が手に入る。一見、賢い買い物に見えるが、まさかの「落とし穴」が潜んでいる場合もある。不動産テックHousmartの針山昌幸氏が解説する。 「数年以内に新駅ができる」と… 不動産価格の上昇が連日ニュースで報道されています。価格帯の高い都心部に比べ、郊外の物件は価格帯も手の届きやすいものが多いのも事実。しかし、迂闊に手を出してしまうと、とんでもないことになる可能性があるのです。 先日、不動産の売却相談を受けました。売却の検討をしているのは、埼玉県の、とある駅から徒歩35分ほどの位置にある築30年超の戸建です。 相談者の方は、バブル真っ只中である1990年に、新築でその戸建てを買いました。大手不動産ディベロッパーが開発した戸建で、周辺には当時、数十の新築戸建が開発さ

    「郊外の割安戸建て」を買った人に待っていた、まさかの「落とし穴」(針山 昌幸) @moneygendai
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    dlit 2021/07/29
  • 印刷会社は「メーカー」なのか? 2人の作家が描いた「職人」たちのプライド(倉田 雅弘) @gendai_biz

    印刷会社を舞台にしたお仕事コメディである、染谷みのる氏の『刷ったもんだ!』。そのコミックス第4巻の発売を記念して、同じく印刷会社を舞台に、くせの強い作家や編集者、デザイナーに翻弄される営業マンの姿を描いた小説のエンドロール』の作者である安藤祐介氏との対談が行われた。後編では、印刷会社のトラブルや知られざる「職人」たちの矜持、さらには紙の電子書籍の未来にまで話がおよんだ。 お二人の対談前編はこちら! →【前編】「極道入稿」、夜中の袋詰め…印刷会社の「知られざるリアル」が奥深すぎた!

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    dlit 2021/07/21
  • 「見えない家事」の存在を無視しつづける「日本の社会と政治」、その致命的な欠陥(岡野 八代) @gendai_biz

    コロナ危機のなか、日社会や日政治が、家事や育児といった「ケア」と言われる営みにほとんど関心を持っていないことがあらためて明るみに出た。ケア・コレクティブ著『ケア宣言 相互依存の政治へ』(大月書店)を翻訳した、同志社大学教授の岡野八代氏がその実態について解説する。 昨年来の新型コロナウィルス大感染が、まさかこれほど長くわたしたちの生活を強く規制し続けるとだれが想像しただろうか。世界ではいまだ多くの地域で医療従事者をはじめとするひとびとの日々の格闘が続き、日でも沖縄県では3か月に及ぶ緊急事態宣言、首都圏では、オリンピックが終わるまでまん延防止等重点措置が延長され、東京では四度目の緊急事態宣言が続く。 そうしたなか、当初強く意識されたエッセンシャルワーク――どのような事態になっても、市民生活に不可欠な労働・営み――に対する人びとの関心もまた、薄れてきているように感じられる。そこで、以下で

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    dlit 2021/07/21
  • 「アジア人差別」をしたフランス人が「差別じゃない」と本気で否定する理由(田中 晴子)

    6月にセルビアの女子バレーボールの選手、そして7月にサッカーのフランス代表の選手と、世界で活躍するスポーツ選手らによるアジア人差別ととれる言動が立て続けに報じられた。いずれのケースでも、人たちは「差別のつもりはなかった」と釈明している。なぜ彼らに差別の認識がないのか、疑問に思った人は少なくないだろう。 フランス在住で、現地で長年翻訳業に携わっている田中晴子さんに、アジア人に対する「無自覚な差別」が生まれる背景について綴ってもらった。 「アジア人は差別の対象ではない」という思い込み 先日、ホテルの部屋にゲームの言語設定にきてくれている日人スタッフたちを、サッカーフランス代表でFCバルセロナに所属する選手ウスマン・デンべレが撮影しながらコメントする数年前の動画が流出し、差別的だとしてSNS炎上したことがフランスメディアでも取り上げられました。 このビデオはフランス人でも一字一句全部は聞き

    「アジア人差別」をしたフランス人が「差別じゃない」と本気で否定する理由(田中 晴子)
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    dlit 2021/07/20
  • 「ら抜き言葉」が進行した「れ足す言葉」が、明らかに「誤用」だと断言できる理由(浅川 哲也) @moneygendai

    「れ足す言葉」を知っていますか? 現代日語の〈誤用表現〉として広く知られているのは、「見れる・来れる・べれる」などの例で知られる「ら抜き言葉」でしょう。「見れる・来れる・べれる」は、現時点で話し言葉としてはかなり定着してしまった感がありますが、一般には、書き言葉での「ら抜き言葉」は〈誤用表現〉とされています。 なお、ここでいう〈誤用表現〉とは、共通語の規範的な運用から逸脱した言語表現のことをいいます。規範的な共通語は、東京語を基盤として成立していますが、歴史的にみれば、東京語は、かつての後期江戸語において主に教養のある人たちが用いていた言葉遣いの流れをくんでいます。 東京語以外の日方言の中に「ら抜き言葉」と同様の表現がありますが、それを方言として使用することには何の問題もなく、むしろ、方言は守るべき日語です。ですから、方言使用と規範的な共通語の〈誤用表現〉とを混同して議論すべきで

    「ら抜き言葉」が進行した「れ足す言葉」が、明らかに「誤用」だと断言できる理由(浅川 哲也) @moneygendai
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    dlit 2021/07/10
  • 「男社会」に過剰適応した男性がはらむ「危うさ」(田房 永子,清田 隆之)

    【田房永子×清田隆之のジェンダー対談 #3】 共にジェンダーに関する書籍を執筆している、漫画家でエッセイストの田房永子さんと、恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表の清田隆之さん。現代社会の生きづらさの原因について考えるなかで、2人はそれぞれ「A面/B面」と「doing/being」という概念に辿り着いたという。 A面/B面(by 田房さん): この社会には、会社や学校、社会のシステムなど、人間にある程度コントロールできる「A面」と、命や育児、病や天災など、人間にはどうしようもできない「B面」がある。女性は妊娠・出産によってA面とB面の両方を同時に生きるつらさを味わう。 doing/being(by 清田さん): 人には、感情や欲求、価値観がベースになっている「(human)being」と、能力やスキル、肩書きなど、行為によって獲得したものの総体「(human)doing」の2つの側面がある。

    「男社会」に過剰適応した男性がはらむ「危うさ」(田房 永子,清田 隆之)
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    dlit 2021/07/05
  • 「カミングアウトは嫌だった」紅白で性別を宣伝に使われ、苦悩したシンガーの告白(梅津 有希子)

    「紅白で私の心は死んだ」となぜ感じたのか 2006年にデビューし、翌年第58回NHK紅白歌合戦に出場したシンガーソングライター、中村 中(なかむら・あたる)は、男児として生まれ、女性として生きているトランスジェンダーだ。 デビュー年にリリースしたセカンドシングル『友達の詩』の発売時に、トランスジェンダーであることを公表。当時はまだトランスジェンダーという呼び方が一般的ではなく、「性同一性障害」といわれていた頃だ。今よりももっと理解がなかった時代を経てきた中村は、「LGBT」「多様性」という言葉だけが盛り上がりを見せている現状に「違和感を覚えている」という。 前編では、デビューしてすぐに紅白出場という、誰もが輝かしいと思う出来事の影に、自分の力が及ばないところで、勝手に作り上げられたストーリーと自分のセクシュアリティとのはざまで苦しみ続ける中村の姿があったことをお伝えした。 「紅白で私の心は

    「カミングアウトは嫌だった」紅白で性別を宣伝に使われ、苦悩したシンガーの告白(梅津 有希子)
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    dlit 2021/06/28
  • トランスジェンダーを公表したシンガーが語る「紅白で私の心は死んだ」理由(梅津 有希子)

    ひとりのシンガーの14年前の出来事 「LGBT」「LGBTQ」(LGBTQIAと称することも)ということばを日常的に耳にするようになり、ヒット商品を作るうえでも「ジェンダーレス」がキーワードになっている近年、日の芸能界でもLGBTをカミングアウトする人が少しずつ増え、性の多様性が認知され始めている。 政府も性の多様性に関する「LGBT理解増進法案」を進める動きも出てきた。しかし、結局は推進を進める自民党の特命委員会の中にも差別的な発言が続出し、5月20日法案了承を先送りとなった。そもそもこの法案の趣旨自体、きちんと理解されていない象徴でもあるという声も多かった。LGBTをカミングアウトする人が増えたといっても、これが日の現状でもある。 2006年にデビューし、翌年第58回NHK紅白歌合戦に出場したシンガーソングライター、中村 中(なかむら・あたる)は、男児として生まれ、女性として生きて

    トランスジェンダーを公表したシンガーが語る「紅白で私の心は死んだ」理由(梅津 有希子)
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    dlit 2021/06/28