長編小説「ピストルズ」読了に際して作中に出てくる音楽の音源を調べてみた。アーティスト名のないものは、独断でふさわしいものを選んだ。作家阿部和重はもともと映画界志向の人でシナリオの延長で小説を書き始めたというのも納得できる。通して聴くと小説のサウンドトラックのようだ。個人的に知らない曲も多いが、1960年代後半から1970年にかけてヒットしたものばかりらしい。お隣の中国は上海万博で熱いが、日本がちょうど万博の初開催に向けて熱かった頃になるのだろう。メインは、主人公菖蒲みずきの秘術「愛の力」で歌われる Jackie Deshannon「What the world needs now is love」になろう。バート・バカラック作曲で、おバカ映画「オースティン・パワーズ」でも使われていた曲なので私も知っていた。 The Traffic「Utterly simple」(P.31) Claudin
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