玄田有史 《孤立無業者(SNEP)の現状と課題》(PDF、2013年1月) 論文を引用しながら、概念の位置づけや数字などを確認しておく。*1 孤立無業者〔Solitary Non-Employed Persons: SNEP(スネップ)〕とは 「20歳以上59歳以下の在学中を除く未婚無業のうち、 ふだんずっと一人か一緒にいる人が家族以外いない人々」 60歳未満 未婚 無業者 の推定人口を2011年時点で求めると、255.9万人となる。うち先の定義に基づき孤立無業者の推定人口を計算すると、その数は162.3万人に達している。 逆にいうと、未婚で無業でも「孤立はしていない」というかたが、結構いらっしゃる(93.6万人)。 厚生労働省は労働力調査を用いて2011年時点のニート人口を60万人とする*2。さらに2011年時点のフリーター数について同省は176万人と試算する。 《孤立無業》は、表現とし