成長市場は検索を核に生まれる いま、もっともインターネットで熱い市場が「検索エンジン」、「ブログ」、「RSS」だ。一般ユーザーの利用拡大はもちろんのこと、熾烈な技術開発競争とともに、そこから生まれる新たなビジネスインキュベーションに注目が集まっている。いかに先進的な技術を我がものにして、サービス化や収益化を図り新市場を制覇できるかが勝負というわけだ。 検索エンジン市場では、GoogleとYahoo!、MSN(Microsoft)の三つ巴の闘いが繰り広げられており、ニュースが出ない日はないと言っても過言ではない。この3強については後述するが、ここへ新たにAsk Jeevesも台頭してきた。 Ask Jeevesは、2001年9月に買収した独自の検索エンジン「Teoma」を用いている。単なる人気順ではなく、キーワードに関するオーソリティ(権威)度を分析してウェブサイトをコミュニティ(クラスタ)
「派手な機能を追加するだけでなく、確実にセキュリティを強化すること」 これが最近のオペレーティングシステムメーカーの姿勢である。彼らは、製品の改良にあたって、人目をひくグラフィックや高度なネットワークツールといった機能だけに注力しているわけではなく、より強固な防御機能も提供するようになっている。 新世代の各OSには、データの安全性を高めるための改良が施されている。長い間ハッカーの標的にされ続け、顧客の怒りを買ってきたMicrosoftは、次期Windows「Longhorn」にスパイウェア対策ソフトやその他のツールを組み込むと約束している。また、セキュリティ関連機能の宣伝にはそれほど積極的でないAppleやLinuxディストリビュータのNovellも、セキュリティ機能を強化した新バージョンを最近リリースしている。 もちろん、OSメーカーは、いっそう円滑に使えるコラボレーション機能やさらに包
Microsoftの幹部は、引退後もゴルフで時間をつぶすようなことはない。Nathan Myhrvoldも、そうしたOBのひとりだ。 Myhrvoldは、5年前にMicrosoftのCTO(最高技術責任者)を退いた。その後は長年の趣味だった古生物学に取り組み、恐竜の発掘作業のスポンサーにもなった。しかし最近は、先史時代の骨を探すことより、もっと興味をそそられるものを見つけたようだ。彼は、一部で物議をかもしている謎めいた新興企業、Intellectual Venturesの創設者でもある。 Intellectual Venturesは、ベンチャーキャピタル、シンクタンク、そして知的財産権企業を足して割ったような企業だ。同社は、著名な発明家を集めて「発明セッション」を催し、これらの集まりから、いつの日か莫大な富をもたらす特許が生まれることを期待している。同社にはMicrosoft、Google
Googleを見ていると、Microsoftを思い出すことが多い。とくに、Bill Gatesがダボス会議の常連となり、U2のBonoとつるむようになる前の、昔のMicrosoftのことをよく思い出す。両者の共通点は、「ITがどう世界を変えていくのかについて、すごいアイデアを頭のなかにぎっしりと詰め込んだ切れ者が大勢いて、彼らが自由に会社を動かしている」という点だ。 ところで、そんなGoogleは、情報を自在に操れるようにするというMicrosoftの野望を、どの程度理解しているのだろうか。 CEOのEric Schmid は、この野望の皮肉めいた面白さを間違いなく理解している。1980年代から1990年代にかけて、彼はMicrosoft と競合関係にあったSunとNovellに籍を置いていた。ただし、どちらの場合にも彼は敗者であった。ところが今では、立場が逆転している。 すでに十分なサー
[ニュース解説] Googleの描く未来像はライバル各社にあまりにも似すぎていないだろうか。 同社はここ数カ月のあいだに、いくつかの新しい機能を追加し、拡大する野望を実現しようとしてきたが、米国時間20日に発表された最新の機能は、ユーザーがGoogleのホームページを自分の好みにあわせてカスタマイズできるようにするものだ。これは、Yahooが提供するポータルページ「My Yahoo」に直接対抗するものといえる。だが、Googleがこうした機能を追加するなかで、同社のオンラインにおける顔はライバル各社のウェブポータルにますます似てきている。 Googleの幹部らは、自社の方向性に対するライバル各社の影響を否定しているが、業界の観測筋は同社の個性が変わりつつあるとの点で意見が一致している。ネット広告獲得をめぐる戦いにおいて、Googleと競合ウェブポータル各社との違いは曖昧になりつつある。 「
サンフランシスコ発--GoogleのCEOであるEric Schmidtが、プライバシーを気にかける人々はGoogleの検索エンジンに懸念を抱くかもしれないと認めた。しかし、同氏は、自社のテクノロジーについて、「邪悪なことはしない」という会社の基本的なモットーに反していないと主張した。 Schmidt自身、Googleで検索した結果、自宅の電話番号がウェブ上に表示されているのを発見したことがあるそうだ。だが、同氏はGoogleに所定のフォームを提出することで、この情報を削除できたという。Schmidtは、こうした類のプライバシー問題が発生しても、それはGoogleの責任ではないと強調している。 米国時間18日に当地で開催された「Gartner Symposium」会場の演壇で質疑応答に臨んだSchmidtは、「Googleは、公になっていない情報は検索しない」と話し、さらに「自宅の電話番号
100ドルのノートPCが、2006年にも登場することになりそうだ。5月16日に東京都内で開催された、世界情報社会サミット(WSIS)のテーマ別会合である「東京ユビキタス会議」において、マサチューセッツ工科大学(MIT)教授でメディアラボ所長のニコラス・ネグロポンテ氏が100ドルPCへの取り組みについて紹介した。 このノートPCは、発展途上国の初等・中等教育機関向けに開発されている。ネグロポンテ氏は「教育こそが(途上国が抱える問題の)共通の解決策だ」として、子ども1人につき1台のノートPCを学校がそろえられるようにしたいと話す。 「ノートPCが教科書の代わりになるだろう。実現すればこれは大きなインパクトがある。教師が不足している学校や教員の知識が足りない地域では、PCが補完的な存在になりうる」(ネグロポンテ氏) 100ドルという価格については、OSにLinuxを採用することで実現可能になると
ボーダフォンは、20時55分頃からボーダフォン3G端末のボーダフォンライブ!が利用できない状況になっていることを明らかにした。同社によれば、現在復旧作業中とのこと。 同社の3Gサービスは、25日の午後8時7分より7時間半に渡ってボーダフォンライブ!が利用できない状態になり、復旧したばかりだった。この障害の原因は、東京都豊島区内に設置しているネットワーク設備の一部に不具合が発生したことによるもの。全国約99万3,000契約のユーザーが影響を受けたと推定される。 なお、23日にも関東甲信、東北・新潟、北海道の東日本各地域で、3Gサービスの音声通話やボーダフォンライブ!が利用できない通信障害が起きていた。 【追記:2005/05/26 21:54】 ボーダフォン広報部によれば、「障害は25日のものとは若干異なり、地域やユーザーによってつながりにくい状態」とのこと。 【追記:2005/05/27
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