大阪の児童文学館に廃止案 国内最多の70万点所蔵2008年4月26日11時58分 印刷 ソーシャルブックマーク 「日本一ノ画噺」は専用の本箱も保管 誰もがきっと親しんだ児童書やマンガ。貴重な古書から新刊まで国内最多の約70万点を集め、こども文化を総合的に研究している施設があるのをご存じだろうか。大阪府立国際児童文学館(吹田市)。いま、府の行財政改革の荒波にもまれ、がけっぷちに立っている。 同館は1984年5月に開館。明治以降の国内外の児童書、雑誌、マンガ、紙芝居など約70万点を所蔵する。国会図書館にもない巌谷小波(いわや・さざなみ)の「日本一ノ画噺(えばなし)」(明治末〜大正初)35冊の全揃(そろ)いや、日本初の子ども向け漫画誌とされる「少年パック」創刊号(1907年)など、貴重な資料もある。 図書館は本だけを保存することが多いが、ここでは箱、カバー、帯を含めて刊行時の状態で永久保存し、文
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
少し前に話題になったこの記事。 斐川町立図書館:財政難、募金1円も集まらず 図書購入費「みんなで育てて」 /島根 - 毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.jp/area/shimane/news/20080305ddlk32040162000c.html はてなブックマークのコメントなどでは斐川町立図書館に対する批判的な意見も多かったが、この記事の斐川町立図書館についての本が出たので、読んでみた。 町立図書館をつくった!―島根県斐川町での実践から 作者: 白根一夫出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2008/03メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る2005年5月にでた町立図書館をつくった!―島根県斐川町での実践からの増補版だ。 著者は現斐川町立図書館長*1の白根和夫氏。 前町長の公約で町立図書館を新設する時に、他県から招かれ準備室長に
以下は最近はてな界隈で話題の、同じ方のブログエントリ2件。 図書館業界の腐りゆく状況 - 火薬と鋼 それでどうするんですか - 火薬と鋼 これを書かれた方と同様、自分も図書館の金の流れをどうしたら良いかなんて本腰入れて書くのは大嫌いです。本当はそういうことを考えるのは仕事だけにしておきたい気持ちがかなりあります。 と言いつつ手前の仕事がらみの近況を少しだけ申し上げますと、洋雑誌の経費節減の為にさんざん頭を捻って方策を考えて、系列館の皆で努力してそこそこの成果は出せたというのに、それに対して努力が足りないとケチ付けられました。もっと成果(あくまで経営面での成果であり、必ずしも利用者の為になる成果ではない)を出さない限り、洋雑誌の購読契約が遅れても致し方ない、とか言われて、苦し紛れの成果(と言って良いかも疑わしいもの)を打ち出すしかなく、系列館からも努力が足りない、と言われてしまうような状況に
図書館業界の腐りゆく状況 - 火薬と鋼 しかし図書館業務のアウトソーシングはなくならない。行政にしろ学校にしろ図書館というのは真っ先に予算が削られ、切り詰められていく組織なのだ。経験の浅い人材で適当に業務を回しているだけでも表向きの数字*2は悪化しないから行政や議会で問題視されにくい。しかしこの寒い事情がずっと続くとどうなるか?そこまでは誰も分からない。 図書館業界のブログを見ていると、その辺のお寒い事情をよく分からずに*3高い理想を掲げて現状を批判しているところばかりで泣けてくる。人材とそのためのコストに対する配慮が少なすぎる。あなたが気にしているサービスを行う主体は、多くは極めて大雑把な仕様に従って業務を行っている民間企業やNPOなのだ。過去の仕事をなぞることはできても高度なサービスの構築や向上など望むべくもない。例え自治体や大学に図書館運営・サービスに対する不満や要望の声が伝わっても
たまに趣味と関係ないことを書こう。 私は図書館業界にどっぷり浸かって生きている。大学院の研究も非常勤講師の仕事も図書館関係だった。 その後、数多の図書館業務を知り、多くの図書館職員との交流をしている。 現在の図書館業界の労働事情はひどいもので、基本的に公共図書館も大学図書館もアルバイト、契約社員といった非正規の人員によって仕事が回っている。しかも入札金額のダンピングがひどく、こうした人員の待遇はスキルがあっても大して良くはない。 この手の図書館派遣・請負業務(アウトソーシング業)を行っている会社の労働環境も悪く、どんどん辞める人間がいる。残業代なし、退職金なし、安い給料で図書館を生きたまま腐らせるような仕事をしているのだから当然だ。 図書館の非正規の職員…特に派遣や請負のスタッフは長持ちしない。4年と続かない*1。 パート分の収入で良い、と割り切った主婦や、他に転職のあてがない人だけは結構
橋下知事、国際児童文学館を視察「図書館と統合を」 2008年03月20日20時31分 大阪府の橋下徹知事は20日、見直しを進める府立27施設のうち、吹田市千里万博公園の国際児童文学館を視察し、「同じような機能の所に統合した方がいい」と話し、府立中央図書館(東大阪市)や中之島図書館(大阪市)などと集約化していく方向を示唆した。 同館は84年に開館。子どもの本や資料70万点を所蔵し、子どもが本に親しむための支援・研究などの活動をしている。 視察後、橋下知事は「通常の図書館となぜ分離しているのかわからない。児童文学を子どもに広める機能は必要。例えば府立図書館に入るとしても、そこで特徴を出せばいい」と話した。蔵書の保管などハード面の課題については「いい案はないか知恵を借りたい」とした。 向川幹雄館長は視察後、資料のうち50万点が文学発展に貢献するとして寄贈を受けたものと説明し、「文学館だからこそ寄
橋下知事、児童文学館を府立図書館と統合へ 財政再建策として大阪府の公共施設の見直しを進めている橋下徹知事は20日、吹田市の府立国際児童文学館を府立中之島図書館(大阪市北区)など既存の2府立図書館のいずれかと統合する考えを示した。 橋下知事はこの日、児童文学館を視察し、向川幹雄館長から「児童文学書に特化した日本唯一の図書館」と説明を受けた後、記者団に「きちんと検証しないといけないが、あえて分散させる意味が考えられない」と語った。さらに府立図書館との統合については「問題点はないと思う」と述べた。 ただ、知事選で子育て支援策を強調しただけに「児童文学というソフトは必要。府立図書館がそれを特徴化すれば良い」と強調した。 一方、向川館長は「児童文学館だという理由で出版社から年間1万点の寄贈を受けている。統合は大変困難だ」と話した。 ( ) ( ) ソーシャルブックマークに登録 (2008年3月20日
防除の環境負荷低減を 予防+IPM普及強化 農水省方針 気候変動による病害虫の国内侵入リスクの高まりや、分布・発生域の拡大を受け、農水省は病害虫が発生しにくい生産条件の整備など、予防的な取り組みを推進する。薬剤抵抗性のある病害虫対策や環境負荷の低減などに向け「総合的病害虫・雑草管理(IPM)」の普及も強化する。 植物防疫の在り方を検討する有識者会議の第2回会合で示した。会議は、植物防疫法に基づく病害虫の発生予防・まん延防止対策や輸出入検疫などを議論。夏をめどに取りまとめを行い、法改正や新たな予算措置などの検討に生かす。 同省は、病害虫が発生しにくい生産条件整備の具体策として①作物残さの除去②適切な栽植密度の確保③排水対策の実施──などを挙げる。これらを土台とし、環境負荷が少ない資材やその使い方を適切に組み合わせたIPMの普及を、これまで以上に進める必要があると提起した。 IPMで使う資材と
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