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ブックマーク / www.aist.go.jp (18)

  • 産総研:植物の背丈や葉、実のサイズを決める機構を解明

    植物の細胞の伸びを調節している3種類のタンパク質を同定 3種類のタンパク質がそれぞれの働きを拮抗的に阻害する新たな機構を解明 背丈や葉・実のサイズ、形状を改変した新たな作物品種や園芸品種の開発に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)生物プロセス研究部門【研究部門長 鎌形 洋一】植物機能制御研究グループ 高木 優 招聘研究員、樋口(池田) 美穂 協力研究員(日学術振興会 特別研究員RPD)らは、植物の細胞の長さが3種類のタンパク質が拮抗することによって調節されていることを解明した。 植物の細胞の長さは、樹高・草丈や、葉や実の大きさなどに直接影響を及ぼす。今回、植物には、細胞の長さを伸ばす働きをもつ2種類のタンパク質(PRE1、ACE)と、逆に伸びを抑制する1種類のタンパク質(AtIBH1)が存在することを発見した。ACEは直接細胞の伸びを引き起

    dolmen777
    dolmen777 2012/12/03
    ほ~
  • 産総研:RNAが細胞内構造体を構築するメカニズムを解明

    発表・掲載日:2012/09/10 RNAが細胞内構造体を構築するメカニズムを解明 -ノンコーディングRNA自身の生合成過程と一体化して構築- ポイント RNAを中心に形成される核内構造体を構成するタンパク質を新たに多数同定した。 RNAと複数のタンパク質の協調した働きによって核内構造体が形成される。 この核内構造体が疾患関連タンパク質の機能制御に関わる可能性もある。 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)バイオメディシナル情報研究センター【研究センター長 嶋田 一夫】機能性RNA工学チーム 廣瀬 哲郎 研究チーム長、細胞システム制御解析チーム 五島 直樹 主任研究員らは、ヒト細胞核中のNEAT1と呼ばれる、タンパク質をコードしない長鎖ノンコーディングRNA(ncRNA)が、多数のタンパク質とともに細胞内構造体を構築する過程を明らかにした。 これまで

  • 産総研:電子スピンの共鳴運動を電圧で制御することに成功

    発表・掲載日:2012/05/01 電子スピンの共鳴運動を電圧で制御することに成功 -超低消費電力スピンデバイスの基盤技術を開発- JST 課題達成型基礎研究の一環として、産業技術総合研究所(元 大阪大学大学院 基礎工学研究科)の野崎 隆行 研究員は、大阪大学 大学院基礎工学研究科 鈴木 義茂 教授らの研究グループと共同で、超薄膜化した磁石を用いて、電子スピン注1)(磁気)の共鳴運動を電流ではなく電圧で制御することに成功し、超低消費電力デバイス(電子素子)の基盤となる技術を開発しました。 電子が持つ磁石としての性質であるスピンを利用した、新しい情報処理技術「スピントロニクス注2)」は、低消費電力で環境に優しいグリーンITの最有力候補として期待されています。スピンは、振り子にタイミング良く力を与えると同じ力でも強く揺れるのと同様に、小さな入力によって大きな運動を効率よく起こすことができる共鳴

    dolmen777
    dolmen777 2012/05/04
    ハードディスクの消費電力を抑える技術ってことなのかな。。。
  • 産総研:ダイヤモンドLEDで光子を1個ずつ室温で電気的に発生させることに世界で初めて成功

    ホーム > 研究成果検索 > 研究成果記事一覧 > 2012年 > ダイヤモンドLEDで光子を1個ずつ室温で電気的に発生させることに世界で初めて成功 JST 課題達成型基礎研究の一環として、大阪大学の水落 憲和 准教授と産業技術総合研究所の山崎 聡 主幹研究員らのグループは、人工ダイヤモンドを用いて室温で電気的に単一光子を発生させることに世界で初めて成功しました。 近年、量子暗号通信注1)は理論上、どのような技術でも盗聴できない究極の通信技術として期待されており、世界的にも多くの企業が研究開発を行っています。この実現には、情報を載せる光子の1個1個を必要なときに簡易かつ確実に発生させる単一光子源注2)が求められています。ところが、これまでの量子ドットや有機分子を用いた単一光子源は、室温では不安定でほとんど光らなくなるため、極低温での冷却が不可欠でした。また、室温で単一光子を発生できても、光

    dolmen777
    dolmen777 2012/04/18
    ケーブル1㍍いくらなんだろうか..?
  • 産総研:リボソームに翻訳以外の機能があることを発見

    リボソーム(16S rRNA)に翻訳以外の機能があることを発見 リボヌクレアーゼT2による細胞内の自己RNAの分解を16S rRNAが阻害 リボソームが持つ生理的に重要な機能の解明につながることに期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)生物プロセス研究部門【研究部門長 鎌形 洋一】酵素開発研究グループ 宮崎 健太郎 研究グループ長らは、生体内で遺伝情報をもとにタンパク質を合成する「翻訳」機能を担うリボソームがRNA分解酵素であるリボヌクレアーゼ(RNase)の活性を阻害する機能を持つことを発見した。 リボソームは、DNAからRNAに「転写」された遺伝情報をタンパク質へと「翻訳」する役割を担う。一方、RNase T2は、RNAを分解する酵素であり、細胞外RNAの侵入阻止や栄養の取り込みなどに関わっている。大腸菌ではRNase T2は細胞内膜の外側に

  • 産総研:成体の神経幹細胞を用いた、糖尿病の再生医療技術の開発

    膵臓のインスリン産生細胞と似た働きをする成体の神経幹細胞を操作する技術 遺伝子導入に伴うリスクなしに糖尿病の再生医療に利用できる幹細胞を発見 糖尿病の早期治療や膵島移植のドナー問題解消への貢献が期待される 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】浅島 誠 フェローと幹細胞工学研究センター【研究センター長 浅島 誠】幹細胞制御研究チーム 桑原 知子 主任研究員、器官発生研究チーム 伊藤 弓弦 研究チーム長、小沼 泰子 研究員らは、米国ソーク研究所 Fred H. Gage教授らと共同で、ラットを用いた動物実験により、成体の神経幹細胞を膵臓に移植する糖尿病の再生医療に有効な方法を開発し、その治療効果を確認した。 まず基礎研究過程で、神経細胞は膵臓細胞と同じように、来はインスリンを産生する能力を持っていること、および、その活性化のメカニズムを明らかにした。神経細胞の元となる成体の

  • 産総研:主な研究成果 脳の「老化」と「若返り」を調節する因子

    ポイント 老化により脳内で新しい神経が作られにくくなる原因の因子を発見 老化で低下した「新しく神経を作る力」が、運動等によって再び活性化するメカニズムを検証 幹細胞を制御する新たな標的因子を用いた疾病予防や創薬・医療開発に期待 概要 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)浅島 誠 フェローと幹細胞工学研究センター【研究センター長 浅島 誠】幹細胞制御研究チーム 桑原 知子 研究員は、筑波大学 人間総合科学研究科 征矢 英昭 教授らと共同で、老化に伴って脳内の神経新生が減衰していく仕組みをマウスを用いて解明し、中心となる因子であるWnt3(ウィント3)とその因子が担っている役割をつきとめました。 「学習」と「記憶」の能力を司る脳内の海馬という部分には神経幹細胞が存在し、大人になっても新しい神経細胞がたえず作られています。海馬で神経細胞の一番下の層を形

  • 産総研:単層カーボンナノチューブの分散状態を光で制御する新技術

    分散剤の分子構造を検討し、光照射による構造変化を利用して分散能制御を実現 紫外光照射によって光反応を起こすため、選択的に分散剤を取り除くことができる カーボンナノチューブを基材とするさまざまな材料への適用が期待される 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノシステム研究部門【研究部門長 八瀬 清志】スマートマテリアルグループ 吉田 勝 研究グループ長、松澤 洋子 研究員は、分子構造を検討し、紫外光照射によって単層カーボンナノチューブ(SWCNT)の孤立分散状態と凝集状態を容易に制御できる新しい分散剤を開発した。 SWCNTをはじめとする各種のカーボンナノチューブ(CNT)は、ナノ炭素材料の一つとして大きな注目を集めているが、溶媒に溶解しない点が応用上の制約となっている。近年、SWCNTを溶媒中に分散させる分散剤の開発が内外で活発に行われているが、S

  • 産総研:多結晶シリコン太陽電池の新しい作製方法

    発表・掲載日:2011/07/04 多結晶シリコン太陽電池の新しい作製方法 -固定砥粒方式でスライスした基板を用いた低コスト表面テクスチャー形成技術- ポイント サンドブラスト処理と酸エッチング処理の組み合わせにより低反射率基板を作製 異なるスライス条件でも、最適な表面テクスチャー構造を形成できる 多結晶シリコン太陽電池の低価格化に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)太陽光発電工学研究センター【研究センター長 近藤 道雄】実用化加速チーム 高遠 秀尚 主任研究員、坂田 功 研究チーム長は、株式会社 ノリタケカンパニーリミテド【代表取締役 種村 均】(以下「ノリタケ」という)、株式会社 不二製作所【代表取締役 間瀬 恵二】(以下「不二製作所」という)、和光純薬工業 株式会社【代表取締役 松 隆男】(以下「和光純薬」という)と共同で、固定砥粒方

  • 産総研:ゼーベック・スピントンネル効果を発見

    発表・掲載日:2011/06/30 ゼーベック・スピントンネル効果を発見 -温度差だけで電子スピン情報がシリコンに伝わる新現象- ポイント 電子スピンが持つデジタル情報を加熱によってシリコン中に入力することに成功 スピントロニクス技術とシリコンLSI技術を融合させた、電流を用いない新しいスピン注入法 シリコンLSI中に生じる廃熱を再利用する新しいグリーンITが原理的に実現可能 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノスピントロニクス研究センター 湯浅 新治 研究センター長、半導体スピントロニクスチーム Ron Jansen 招聘研究員、齋藤 秀和 研究チーム長は、オランダ基礎科学財団(The Foundation for Fundamental Research on Matter)と共同で、熱エネルギーをスピンに変換する新現象「ゼーベック・スピン

  • 産総研:転写因子Glis1により安全なiPS細胞の高効率作製に成功

    発表・掲載日:2011/06/09 転写因子Glis1により安全なiPS細胞の高効率作製に成功 -Nature 6月9日号に掲載- ポイント 転写因子Glis1の導入によりマウス/ヒトiPS細胞の樹立効率が大幅に改善される。 Glis1は、不完全に初期化された細胞の増殖を抑制し、完全に初期化されたiPS細胞のみを増殖促進させる。 Glis1が初期化を促進する仕組みにも迫る。 前川桃子助教(京都大学ウイルス研究所/同iPS細胞研究所/JST山中iPS細胞特別プロジェクト)と山中伸弥教授(京都大学物質-細胞統合システム拠点/同iPS細胞研究所/JST山中iPS細胞特別プロジェクト)の研究グループは、五島直樹主任研究員(産業技術総合研究所バイオメディシナル情報研究センター/NEDO iPS細胞等幹細胞産業応用促進基盤技術開発)の研究グループとの共同研究で、卵細胞で強く発現する転写因子注1Glis

  • 産総研 TODAY 2011.06 VOL.11-06

    光を照射することによって、物質の様々な性質(状態、色、電子的性質など)が劇的に変化する有機材料の研究を行っています。稿で紹介した研究成果は、これまでにない分子設計によって、未知の性質や機能が発現することを明らかにしています。これを突破口に、産業利用可能な新素材の開発を目指しています。 感光性樹脂の現状 水に見られるような、固体(氷)−液体(水)−気体(水蒸気)の状態変化は、通常は熱の移動(温度の変化)によって生じる現象です。一方、光を照射することで、物質の状態が変化する材料に感光性樹脂があり、この材料では光によって液体から固体、固体から液体への変化などが生じます。これらは、印刷版や微細加工技術などに広く用いられ、産業上重要な役割を担っています。しかし、通常の感光性樹脂は、再利用できません。このため再利用可能な光応答性材料の開発は、省エネにつながるグリーンイノベーションの一環として重要な課

  • 産総研:常温プロセスで全固体薄膜リチウムイオン電池の試作に成功

    常温プロセスで酸化物系固体電解質の薄膜化に成功し、世界で初めてリチウムイオン電池としての動作を確認 電池構造の薄膜化により、高エネルギー密度化が可能に 酸化物系材料を使用しているため高い安定性や電池構造の簡略化に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)先進製造プロセス研究部門【研究部門長 村山 宣光】明渡 純 上席研究員 兼 集積加工研究グループ長と同グループ ダニエル ポポビッチ 産総研特別研究員は、トヨタ自動車株式会社【取締役社長 豊田 章男】(以下「トヨタ自動車」という)電池生技開発部【理事 兼 部長 石黒 恭生】藤嶋 正剛 グループ長、永井 秀幸 技術員らと共同で、産総研が開発したセラミックス材料の常温高速コーティングプロセスであるエアロゾルデポジション(AD)法を用いて、酸化物系の正極材料、負極材料、固体電解質材料を薄膜・積層化して、金

  • 産総研 TODAY 2011.05 VOL.11-05

    長谷川 達生 はせがわ たつお(右) フレキシブルエレクトロニクス研究センター  副研究センター長 (つくばセンター) 軽量、大面積で折り曲げ可能なディスプレイや光発電装置の実現に向けて、シリコンなどの無機半導体の代わりに、炭素化合物による有機半導体を用いてトランジスタや太陽電池をつくる有機エレクトロニクスの基礎研究に取り組んでいます。 有機太陽電池の現状 現在主流である結晶シリコン系太陽電池と異なり、有機太陽電池は軽量で折り曲げ可能な太陽電池シートとして製造できることから、世界中で研究開発が行われています。しかし、有機太陽電池の変換効率は、ここ数年で7 〜 8 %にまで向上されているものの、実用化にはさらなる高効率化が必要です。高効率化を妨げている要因には、1.太陽光エネルギーの約4割を占める近赤外光の利用が困難なこと、2.光励起状態が著しく短寿命で、電気エネルギーに変換される前

    dolmen777
    dolmen777 2011/05/06
    ほ~。有機太陽電池というのがあるのか。
  • 産総研:集積化全半導体超高速光ゲートスイッチの実現に世界で初めて成功

    チップ面積が1 mm2以下の超高速半導体光ゲートスイッチを開発 非圧縮ハイビジョン信号100チャンネル相当の160 Gbit/s信号の多重分離動作に成功 超高速光送受信器の小型化に期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ネットワークフォトニクス研究センター【研究センター長 石川 浩】超高速光デバイス研究チーム 秋 良一 主任研究員らは、新原理による光を使って光の位相を制御する超高速半導体全光位相変調素子をリン化インジウム(InP)基板上にモノリシック集積した超小型の半導体光ゲートスイッチ素子を開発した。この光ゲートスイッチ素子を用いて160 Gbit/sの超高速光信号を40 Gbit/sの光信号に多重分離 (DEMUX)できた。高精細動画像の同時送受信などができる超高速光送受信装置への応用が期待される。 この成果の詳細は、米国メリーランド州ボル

    dolmen777
    dolmen777 2011/04/25
    前からちょっと思ってたんだけど、自宅のPCでIPmsg とか世界中とつながっちゃえばいいのに...。(記事とは関係ないですが...)なんかネットが超スピードになるのか?
  • AIST: 産業技術総合研究所

    Copyright © National Institute of Advanced Industrial Science and Technology (AIST) (Japan Corporate Number 7010005005425). All rights reserved.

  • 産総研:暗視カラー撮像技術を開発

    高感度赤外線撮像技術と高速画像処理技術を用いて暗視カラー撮像技術を開発 暗闇にある被写体のカラー動画像を撮像可能 視認性の高いセキュリティーカメラとしてより安全な社会の実現に貢献 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノシステム研究部門【研究部門長 八瀬 清志】ナノシステム計測グループ【研究グループ長 時崎 高志】永宗 靖 主任研究員は、新たな原理による暗視カラー撮像技術を開発した。 この技術は、独自に開発した高感度赤外線撮像技術と高速画像処理技術を用いることによって、暗闇でも被写体のカラー動画像をリアルタイムで撮像することができる技術である。この技術を応用することによって、視認性の高いセキュリティーカメラを提供することが可能となり、より安全な社会の実現に貢献するものと期待される。 なお、この技術の詳細は、平成23年2月16~18日に東京ビッグサイ

  • 産総研:主な研究成果 わずか4ユニット(8個の有機分子)からなる超伝導分子構造体

    − 3.5 nm長の極小の超伝導体 − ナノシステム研究部門 自己組織エレクトロニクスグループ ハサニエン アブドラヒム 主任研究員 E-mail: ナノシステム研究部門 分子ナノ物性グループ 田中 寿 主任研究員 E-mail: ポイント 有機分子8個(2個×4組)からなる小さな鎖状の超伝導分子構造体を作製 超伝導の分子構造体サイズの極限を理解するために重要な発見 ナノサイズの超伝導配線材料の開発に結びつくことに期待 概要 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ナノシステム研究部門【研究部門長 八瀬 清志】自己組織エレクトロニクス研究グループ【研究グループ長 片浦 弘道】ハサニエン アブドラヒム 主任研究員、分子ナノ物性グループ【研究グループ長 川 徹】田中 寿 主任研究員は、オハイオ大学と共同で、わずか4ユニット(有機分子が8分子)

    dolmen777
    dolmen777 2010/07/25
    わずか4ユニット(8個の有機分子)からなる超伝導分子構造体(2010/07/20)
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