<< 前の記事 | トップページ | 2009年10月20日 (火)時論公論「新政権・郵政民営化見直しへ」 (藤井キャスター) 政府は、郵政民営化について、郵便・銀行・保険の3事業を見直す基本方針を、きょう閣議決定ました。これを受けて、日本郵政の西川社長は辞任する考えを明らかにしました。下境解説委員です。 (問題提起) 小泉元総理大臣が「改革の本丸は郵政だ」と声高に主張し、小泉改革の象徴だった郵政民営化の路線が抜本的に見直されることになりました。 4年前の郵政選挙では、郵政民営化に反対した現職を自民党の公認とはせず、大量の刺客を送り込んで大勝し、郵政民営化法が成立しました。 2007年10月に日本郵政が発足してからわずか2年。当時の政権から三顧の礼を以って迎えられた西川社長は辞任に追い込まれて、日本郵政は再び経営の舵が大きく切られることになりました。 今夜は、新政権の下で、郵政民営化がど