セルフ式のコーヒーが導入されたコンビニで、客がレギュラーサイズを購入したのに、あえてラージサイズなどを注いで逮捕される事件がこれまでに何度も報じられている。 一度の被害金額こそ数十円から100円程度だが、店側からすれば許せない行為であり、れっきとした犯罪である。 ただ、窃盗罪などに問われ、職場から懲戒処分を受けるなど、代償となるペナルティは決して小さいものではない。 九州地方の元公務員の男性も3年前に同様の行為に及び、窃盗罪で逮捕され、もっとも重い懲戒免職処分を受けた。 仕事を失い、悔やみ続けながら引きこもる生活を送ってきたが「犯罪者を出さない仕組みにならないか」と複雑な思いを取材に語った。(弁護士ドットコムニュース編集部・塚田賢慎) ●各地で逮捕者や懲戒免職処分、小学校の校長まで セルフ式のコーヒーマシンで、支払った金額より高価なコーヒーなどのドリンクを自ら注ぎ、警察に逮捕されるような事
裁判所の法廷内では、メモを取ることは許可されているが、公判中の撮影は禁じられている。テレビのニュースで流れるのは、あらかじめ許可を受け、開廷前に与えられる2分間で撮影された映像や写真だ。開廷中の撮影は許されない。 そのため、報道で使うための被告人のビジュアルには「法廷画家」と呼ばれるイラストレーターたちが描いたものが用いられる。平成5年から法廷画家として活動する染谷栄さん(79)に、話を聞いた。(ライター・高橋ユキ) ●「抽選に並んで、傍聴券を当てる」ところから ――重大事件の法廷には必ず法廷画家さんがいらっしゃっていますが、傍聴券が抽選になる際は、その列に並んでいるのも度々目にします。司法記者の座る記者席は用意されていますが、法廷画家専用の席などは用意されていないのでしょうか? 「私たち法廷画家は、どこかの社に所属する社員ではないですが、だいたい皆さん、特定の社と業務委託の契約を結んでい
3月31日で閉店が決まっている都内のセブンイレブン店主が、2月末に本部から閉店1カ月前を通知された後、失踪していたことが分かった。 この店舗は、東京都内にあるセブンイレブン東日本橋1丁目店。2010年にオープンしたが、ドミナント戦略(特定地域への集中出店)などの影響により経営が悪化していた。 現在、同店を中心とした半径200m前後には、他のコンビニが6店舗あり、うち4つはセブンとなっている。 オーナーの齋藤敏雄さん(60)は自殺をほのめかしていたため、訪れていた北海道で警察に一時的に保護された。支援者の助けで3月28日、東京に戻り、今後の身の振り方について関係者と相談している。 ●他チェーンを追い出したら、別のセブンが入ってきた 妻の齋藤政代さん(52)によると、同店は2010年のオープン後、徐々に売り上げを伸ばし、近隣のファミリーマートやローソンが撤退。1日の売上(日販)が100万円前後
スバル群馬製作所の男性(当時46、埼玉県)が2016年に自殺したのは、上司の厳しい叱責や過労でうつ病を発症したためだとして、太田労働基準監督署が労災認定していたことがわかった。遺族の代理人が1月24日、東京・霞が関の厚生労働省で会見し明らかにした。 ●「指導とはほど遠い怒声」何度も 代理人の玉木一成弁護士によると、労災認定は昨年8月3日付。男性は1994年入社で、直近はスバル群馬製作所(群馬県太田市)で環境アセスメントや苦情の未然防止などを担当していた。2016年12月19日午前7時40分ごろ、製作所の建物7階屋上から飛び降り、死亡した。 遺族のもとへは2017年1月、製作所に勤める従業員の「匿名有志」から手紙が届き、「上司によるパワハラがあり、長時間労働が常態化していた」旨を明かされたという。 手紙には、「日頃から課長席の前に立たされ、業務関係で幾度も大声で叱られ、7Fの同僚皆の目の前で
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