久しぶりに新しい映画を観ました。 「セブン・イヤーズ・イン・チベット」。 第2次世界大戦時にイギリスの捕虜となった登山家のオーストリア人ハインリヒ・ハラーが仲間と脱走しチベットに潜り込みます。 当時チベットは独立国として正式に認められていはいなかったが、中華民国の支配がまだ及んでいなかったため国王になったばかりのダライ・ラマ14世をトップにすえて自治している状態でもありました。 好奇心旺盛なダライ・ラマ14世は、ハラーと交流をするようになりチベットの外の世界について見識を深めていきます。 終戦を迎え中国では共産党が内戦で勝利し全土を掌握、その勢いでチベットに侵攻しあっという間に支配下におくことになります。 それを機にハラーはオーストリアへ帰国します。 こんな流れで、自己中心でわがままだったハラーがダライ・ラマ14世との交流を通じて視野が考えが変化していく様を描いたのがこの映画です。 実話に