原因不明の病気が見つかったインド南部アンドラプラデシュ州エルールの位置を示した図(2020年12月8日作成)。【翻訳編集】 AFPBB News 【AFP=時事】インド南部アンドラプラデシュ(Andhra Pradesh)州エルール(Eluru)で原因不明の病気が流行しており、これまでに男性1人が死亡し、555人が治療を受けた。病院関係者によると、一部の患者の血液からは、高濃度の鉛とニッケルが検出されたという。 【写真】新型コロナウイルス検査を行う医療従事者 5日に最初の患者が確認されたことを受けて、インド政府は調査のため、現地に専門家を派遣。死亡した男性は、けいれん、嘔吐(おうと)、慢性痛などの症状を示していた。 病院職員らによると、8日に約80人が治療を受けるなど、これまでに555人が来院した。ある病院は、この病気の患者用に100床を確保しているが、患者の大半は自宅に戻った。 エルール