前回、75歳以上ドライバーの約4人に1人が「認知症や認知機能低下の疑い」があることを紹介しました。 ドライバーでなくても、75歳は認知機能のリスクが高まる年齢のようです。 75歳を超えると、認知症はおよそ3倍。 高齢者の認知症有病率の調査によると、70歳前半までは認知症有病率はゆるやかに推移していますが、75歳~79歳では、全体の有病率は13.6%。70歳前半に比べ、およそ3倍に跳ね上がっています。 [高齢者の年齢別の認知症有病率] ●65~69歳……2.9% ●70~74歳……4.11% ●75~79歳……13.6% ●80~84歳……21.8% ●85~89歳……41.4% ●90~94歳……61.0% ●95歳以上……79.5% 出典:厚生労働科学研究費補助金 認知症対策総合研究事業 認知症は予防が大切。65歳になったら生活の見直しを。 認知症は年齢が高くなるにつれ、発症率が高まりま