大分市内の私立高校で、全校生徒の4分の1にあたるおよそ500人がインフルエンザに集団感染し、16日、休校になったことがNHKの取材でわかりました。 学校では、保健所の指導受けながら感染防止対策の徹底に努めています。 高校によりますと、今月11日から発熱やせきなどの症状を訴える生徒が増え始め、翌12日には160人の生徒にインフルエンザの感染が確認されたということです。 その後、今週に入っても感染者が増え続け、16日には全校生徒2000人中、497人のほか、一部の教員も感染が確認されたことから、高校はこの日、休校としました。 重症化した生徒はいないということです。 この高校では、今月9日に全校生徒が参加する体育祭を行ったということです。 高校では大分市保健所に報告し、感染防止対策の指導を受けながら校内の消毒や清掃を進めるとともに、生徒にマスクの着用や手洗いなどを呼びかけています。