独自の切り口で自ら多数の書籍を企画、ヒットを飛ばしてきた幻冬舎の見城徹社長。一見「攻め」の姿勢に見える見城社長だが、実は常に「ウジウジ悩み」「くよくよして」いると言う。その胸中を次のように明かした。 * * * 僕は、ネガティブというよりマゾヒストなんだよね。常に自分が悪い、いけないんだという思考ができてしまっている。これは生まれ落ちた時から持っている要素なんでしょう。何をやるにもウジウジ悩み、くよくよして生きているから、いつも憂鬱。 4月に「DRESS」という40代女性向けの月刊誌を出した時もそう。雑誌を出すため、幻冬舎が出資して新会社を作った。幻冬舎は100%近く僕の会社。僕がやりたいようにやって何が悪いと思うけど、上場していた時の名残で、取締役会で役員一人ひとりの承認を得なければいけないわけです。何でまた新雑誌なんて引き受けたんだろう──。あの取締役会の時ほど憂鬱だったことはなか
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