出会い系サイトを宣伝する迷惑メールを無差別に携帯電話などに送信したとして、京都府警ハイテク犯罪対策室と東山署などは17日、特定電子メール適正化法違反容疑で、東京都豊島区池袋の出会い系サイト運営会社「UNIVERSAL FREAKS」の社長、岩田敏雄容疑者(36)と役員、広田伸弘容疑者(38)のほか、同社の社員ら5人を逮捕した。警察庁によると、同法違反容疑で逮捕に至るケースは珍しいという。 府警などは同日、約110人態勢で、都内の同社事務所や岩田容疑者の自宅などを家宅捜索した。 7人の逮捕容疑は、昨年10月3日、出会い系サイトを紹介する内容の広告・宣伝メールを、送信元アドレスを偽って無差別に送信したとしている。府警などは岩田容疑者らが数百万通以上のメールを送っていたとみて調べている。 府警によると、岩田容疑者らは摘発を逃れるため、サーバーを海外に設置するなどの手口を使っていたという。 警察庁