ブックマーク / gendai.media (23)

  • 「低偏差値高校」にヤンキーはいない…「日本の高校」が40年前からガラッと変わった「悲惨な実態」(A4studio) @moneygendai

    文部科学省によれば高校への進学率は98.9%に及んでおり、進学が準義務化していると言える高校教育。しかし高校間での偏差値の序列が形成されているため、高偏差値高校と低偏差値高校では学習指導の状況に雲泥の差があり、後者では悲惨な現場を経験してきた教師も少なくないという。 なかでも、6月25日にTwitter(現在、X)へ投稿された、ある高校教師による下記のツイートは、5.4万いいね(8月2日現在)を獲得し、注目を集めた。 《学力の低い高校で教えてて何が辛いって、生徒が「知的好奇心」を全く持ってないこと。彼らの「面白い」は「瞬間的・感覚的に笑える」ということでしかない。習ったことがつながるとか、考えてみれば奥深いとか、苦労して分かる楽しさとか、そういうのが全然ない。勉強の面白さが一切伝わらない。》 低偏差値帯の高校教師の嘆きツイートへの反応 低偏差値帯の高校では、生徒一人ひとりの知的好奇心が低い

    「低偏差値高校」にヤンキーはいない…「日本の高校」が40年前からガラッと変わった「悲惨な実態」(A4studio) @moneygendai
    douyan
    douyan 2023/11/17
    そうなんか。うちの子の行った定時制は学校でスポイルされて不登校に陥ったけど、知的好奇心高めで少人数でガッツリ勉強してたけどなあ。
  • 同じ40代で「昭和な夫」と「令和な夫」がいるのはなぜなのか(田房 永子)

    同じ40代でも、「夫は外で働き、は家庭を守る」という“昭和な結婚観”を持つ男性がいる一方で、「家事育児は夫婦で協力してやるもの」という“令和な結婚観”を持つ男性もいる。両者を分かつものは何なのか、女性の生きづらさをさまざまな側面から描いてきた漫画家でライターの田房永子さんが考えた。 ※以下、田房さんによる寄稿。 根強く残る「昭和な結婚観」 Twitterを見ていると、毎日のように40代男性による結婚観のツイートが流れてくる。 婚活中の男性が「結婚したい」と熱く語るその理由が「掃除しなくていい、洗濯もしてくれる、帰ったらごはんがある、そんな生活を早く送りたい」だったり、「産後、育児に一切協力してくれなくてそれが未だに許せない」とから言われた男性が「家事育児に専念させてくれる夫、外で稼いでくる夫に対する敬意はないのか」と逆に嘆いていたり。それらのツイートにはたいてい、「まだこんなことを言う

    同じ40代で「昭和な夫」と「令和な夫」がいるのはなぜなのか(田房 永子)
    douyan
    douyan 2021/12/05
    タイムラインは気をつけないと本当に偏るからなあ。で、筆者より10年上で夫はさらに10年上だけど、家事は嫁という空気ない我が家だよ。フルタイムで親の助けはほとんどなかったけど、家政婦とか解決法は色々あった。
  • バービーが大声で言いたい、スピリチュアルが好きで何が悪い(バービー)

    「最も信頼おける言葉をもつ芸人」のひとり、フォーリンラブ・バービーさんによるFRaU web連載「音の置き場所」(毎月1回更新)。11月4日には、連載を一冊にまとめた初エッセイ集『音の置き場所』が発売されました。 誰もが抱えているモヤモヤについて、バービーさんが思っていることを自身の言葉で綴っている連載の最新回は「スピリチュアル」がテーマ。この言葉を聞くと、「ヤバイ」「危ない」「怪しい」などのイメージを持ってしまいがちですが、大学時代に遡り、バービーさんが音をぶつけます! バービー連載「音の置き場所」今までの連載はこちら スピリチュアルなものへのアレルギー反応 コロナの影響で、激務から解放されたとしても、人々はまだ疲れから抜け出せない。自粛疲れ、SNS疲れ、自己肯定感ブーム疲れ、新しいプレッシャーが次から次へと泉のように湧いて止まらない。私自身も今、各所で音を言いすぎて少し疲弊し

    バービーが大声で言いたい、スピリチュアルが好きで何が悪い(バービー)
    douyan
    douyan 2020/11/27
    宗教も悪くないんだが、思考停止を求めるものが多すぎて、その先に邪悪が待ってることが多いからなあ。無宗教だけどお経は好きだし、お釈迦様は悩めって仰ってるから好きだよ。
  • ALSと生きる | FRaU

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    ALSと生きる | FRaU
  • なぜ日本の少子化対策は「大失敗」だったのか?(赤川 学) @gendai_biz

    7年8ヵ月という、憲政史上最長の通算・連続在任日数を記録した安倍晋三内閣が退陣した。世間の話題は、安倍内閣の路線を引き継ぐと公言し、成立した菅義偉内閣の働きぶりに移っている。 「史上最悪」だの、「アベノミクスで景気回復を達成した」だの、安倍内閣は毀誉褒貶の激しい政権ではあった。 しかし1億人を超える巨大国家における国民の生命と財産を守る仕事に専心された姿には、一国民としては、敬意と感謝と慰労の念しかない。 すでに安倍内閣に対する種々の論評は一段落した感もあるが、稿では、改めて少子化対策という観点から、この政権の「レガシー」を評価してみたい。 少子化対策は効果がなかった 少子化が日で社会問題化してから、今年でちょうど30年目となる。 1990年6月9日、旧厚生省が、前年の合計特殊出生率(=女性が一生に産む子ども数の推計平均値)が当時過去最低を下回る1.57であったことを公表したこの日から

    なぜ日本の少子化対策は「大失敗」だったのか?(赤川 学) @gendai_biz
    douyan
    douyan 2020/09/29
    中身を流し読みした。女性がまともな雇用があって高所得な人は3人とか生んでる印象あるで(自分の周辺)。ちなみに雇用率の改善は団塊が抜けたから。雇用の質は下がってる。アベノミクス関係ない。
  • グルグル巻きの虐待が日常だった…宇都宮市認可外保育施設乳児死亡事件の悲劇(猪熊 弘子)

    2020年6月3日、栃木県宇都宮市の認可外保育施設で赤ちゃんが死亡した事件をめぐる裁判で、宇都宮地裁は宇都宮市の責任を認めた判決を出しました。その判決を不服として宇都宮市議会は即日控訴することを決定し、市が16日に控訴しました。 一体どのような事件だったのでしょうか。裁判でも、亡くなった赤ちゃんのみならず、預けられていた子どもたちに日常的な虐待が行われていたことが明らかになりました。その衝撃の保育内容について、改めてジャーナリストの猪熊弘子さんが振り返ります。 保育施設で意図的虐待が行われていた 2014年7月26日、栃木県宇都宮市内にあった認可外保育施設「託児室トイズ」(2014年12月1日に廃止)内で、宿泊保育中だった山口愛美利(やまぐちえみり)ちゃん(当時9ヵ月)が死亡してから、まもなく6年の歳月が経とうとしている。すでに刑事事件としての裁判は終了し、経営者だった木村久美子被告は、保

    グルグル巻きの虐待が日常だった…宇都宮市認可外保育施設乳児死亡事件の悲劇(猪熊 弘子)
    douyan
    douyan 2020/06/23
    ビクンとなってしまう子はしっかり目にタオルとかで巻いてあげた方がよく眠れるからとか思って開いてみたらそんなもんじゃなかった。これはひどい。
  • 突然理由なく転んだ…人気声優が難病「ALS」を発症した日の話(津久井 教生)

    つまづいてないのに転んだ日 2019年の3月のこと。買ったばかりの長タイプのスノーブーツを履いてスタジオに向かっている時でした。 赤坂のちょっとした坂の上にあるスタジオに向かう最中に前から右折車が来たので小走りに道路を渡ろうとしたところ、何もない場所であるにもかかわらずつま先が思ったよりも上がらず、盛大に転んでしまったのです。 自分自身でも全くもって何が起こったのか理由が分からずに、車の方もあまりの見事な転びっぷりに窓を開けて「だ……大丈夫ですか?」と声をかけてくれた程でした。運動神経と体幹バランスには自信があった私としてはショックを受けた出来事でした。 それでもまだ帰宅してに「今日、盛大に転んじゃってびっくりしたんだ、でもうまく転んで怪我はなかったんだ」と笑いながら話せた感じでした。 しかし、その転倒の数日後、今度は平坦な道の段差で同じように転びかけました。 確かに電車の時間に間に合

    突然理由なく転んだ…人気声優が難病「ALS」を発症した日の話(津久井 教生)
  • 「ジョージア」のCMで起きた「ジェンダーの描かれ方」の大転換(森山 至貴) @gendai_biz

    コーヒーは「男の飲み物」? 缶コーヒーが苦手だ。特にブラックの缶コーヒーが。 コーヒーが嫌いなわけじゃない。むしろ好きだ。ただ、缶コーヒーはどうも「男の飲み物」という感じがして、「男らしさ」を自分が体現することに抵抗のある私としてはなかなか買おうと思えない。数年前に一人で牛丼屋に入れるようになった私にも、なぜだか缶コーヒーはまだまだハードルが高い。かりに買うとしても、ミルクと砂糖がたっぷりと入ったカフェオレやカフェラテくらい。 この文章を読んでいる人の多くも、なんとなく缶コーヒーは男の飲み物だ、というイメージを持っているだろう。では、なぜわたしたちは、缶コーヒーは「男の飲み物」だと感じるのだろうか? そのメカニズムの重要な一要素として、テレビCMをはじめとする宣伝広告を挙げることができる。そこで、テレビCMを通じて「缶コーヒーは男性が飲むもの」というイメージが人々に浸透している、というこ

    「ジョージア」のCMで起きた「ジェンダーの描かれ方」の大転換(森山 至貴) @gendai_biz
    douyan
    douyan 2020/01/11
    洗剤男性が増えてるって本当?って思ったが最近cm どころかtv あんまり見てない。洗剤で男性と言えばボールドでずっと使ってるが最近cm 路線変更になってるとwikiで見かけて残念に思ったりした。
  • 『きのう何食べた?』が描く絶妙な“距離感”に私たちは魅了される(福田 里香) @gendai_biz

    ドラマ『きのう何べた』が大人気を博し、原作のマンガにも改めて熱い注目が集まっている。この作品はなぜ私たちをこんなに魅了するのか。菓子研究家にして同作の大ファン、『まんがキッチン』などの著書があり「マンガ読み」でもある福田里香さんに、作品への愛、そして同作が「献立」を描く意味を熱く語っていただきました。 SNSが歓喜で埋め尽くされたドラマ化に乾杯! 現在テレビ東京系で“絶賛”放映中の『きのう何べた?(以下、「何べ」)』は、日々の何気ない事風景を通して、中年同性カップルの日常生活を描いたテレビドラマだ。 原作は、よしながふみの同名マンガ。 「何べ」は青年マンガ誌「モーニング」で2007年から連載中で、単行は15巻を数える人気作だ。 12年間に渡る長期連載のため、「何べ」は“愛読者それぞれの心の中に確固たるキャライメージが出来上がってる系”の作品となっている。 このようなマンガの実

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    douyan
    douyan 2020/01/04
  • 「富山は日本のスウェーデン」説に、富山住み40歳女性が抱いた違和感(藤井 聡子) @gendai_biz

    私の前に立ちふさがった「富山らしい」共同体 2018年夏頃、我が富山の書店には軒並み、『富山は日のスウェーデン』という新書が平積みにされていた。著者は経済学者・財政学者の井手英策氏。富山でトップシェアを占める地方紙、北日新聞をはじめ様々なメディアでも紹介された。気になったので買って読んでみたが、その中身はタイトルと同じく「ピンとこない」の連続だった。 1960年以来、不動の持ち家率全国1位(国勢調査)である富山は、女性の就労率が高く、勤労者世帯の実収入も4位であると井手氏は指摘する。三世代同居で子育てしやすく、地域の包括ケアシステムも充実。自民党一強の保守王国ながら、社会民主主義のスウェーデンのような相互扶助があり、老若男女が「住みやすい県」とのこと。 しかもそれは、家族または地域の共同体による、助け合いの精神が富山の豊かさを支えている、と結論付けていた。しかし富山で18歳までを過ごし

    「富山は日本のスウェーデン」説に、富山住み40歳女性が抱いた違和感(藤井 聡子) @gendai_biz
    douyan
    douyan 2019/11/23
    この人自身も家庭を持つ側の価値観全否定なので似た者同士だなぁと思いました。
  • なぜ40代は「若者の童貞化」を許せないのか?(トイアンナ) @gendai_biz

    あなたは「童貞問題」を知っているだろうか。 20代男性の4割が童貞という、驚きの統計データのことだ。当然ながら女性も20代も約4割が処女。いまの20代にとって、処女や童貞はいたって普通のことなのである。 しかし、これを「そうなんだ」とは受け容れられない世代がいる。それは、アラフォー代だ。 20代童貞率が最低だったのは… 国立社会保障・人口問題研究所などのデータを当たると、2000年ごろに20代の処女・童貞率が最低を記録している。つまり1975~80年生まれ、現在40代前半の男女は、若いうちに童貞・処女を脱する傾向にあった。今のアラフォーは、脱・童貞が早かったのだ。 その背景には、「童貞はダサい」という認識があった。 「ヤラハタ」という呪い ヤラハタ、という言葉を知っているだろうか。「やらずにハタチ」――つまり、童貞あるいは処女のまま20歳を迎えることを指す。 ヤラハタという言葉が広まったの

    なぜ40代は「若者の童貞化」を許せないのか?(トイアンナ) @gendai_biz
    douyan
    douyan 2019/10/05
    40代だけどタイトルと ブコメだけでそっとじ。これだけ氷河期舐めさせられれば当然そうなると思ってるので同世代の傾向がそうだとしても「そうやろな」以外の感想持てませんが。
  • 人類史上最悪…犠牲者3000万人「独ソ戦」で出現した、この世の地獄(週刊現代) @gendai_biz

    人類史上全ての戦争の中で最大の死者数を計上した独ソ戦。血で血を洗う戦場ではいったい何が起きていたのか。これまで日で語られることのなかった絶滅戦争の惨禍を、最新研究をもとに振り返る。 わが子にわが子をわせる 1941年、ドイツ軍に包囲されたソ連第2の都市・レニングラードの街角は死体で溢れていた。 ヒトラーは、「革命の聖地」であるレニングラードを軍隊で奪取するのではなく、包囲したうえで飢餓地獄に陥れ、市民もろとも守備隊を全滅させることを狙ったのだ。 冬が到来すると、死体から人肉をらう凄惨なありさまとなった。ソ連の内務人民委員部(秘密警察)の文書には以下のような記録まで残っている。 「ある母親は、上の子どもたちを生き延びさせるために、末の赤ん坊を殺してべさせた」 日では第二次世界大戦といえば太平洋戦争がイメージされやすく、これまで独ソ戦についてはほとんど語られてこなかった。 しかし、7

    人類史上最悪…犠牲者3000万人「独ソ戦」で出現した、この世の地獄(週刊現代) @gendai_biz
    douyan
    douyan 2019/08/23
    読んだ。戦慄した。人はどこまで残酷になれるのか。秀吉の鳥取城攻めも酷かったから人種や時代に依らないとは思うけど、近代以降の戦闘は規模が違うもんなあ。
  • 新疆ウイグル「絶望旅行」を終えて帰国した大学生の本音(安田 峰俊) @gendai_biz

    現地の事情を知ること自体難しい 中国の西北部に位置する新疆ウイグル自治区において、現地のウイグル族(ほか、主にテュルク系の少数民族)に対する深刻な人権弾圧が起きていることはさまざまなメディアで報じられている通りだ。 現地では漢民族の移住が進み、都市部のインフラが目覚ましく整備されるいっぽう、少数民族の伝統的な生活習慣や宗教信仰への抑圧が進む。2014年ごろまでは月1回程度のペースで数十人以上の犠牲者を出す騒乱が発生していた。現在、新疆の少数民族は海外との通信が厳しく制限され、「再教育」を名目に収容施設に入れられている人々も100万人以上にのぼると伝わる。 ※2014年春に筆者(安田)が訪れたときのカシュガル市の旧市街。現在は建物の多くが取り壊されて住民も移住させられ、観光用に整備された建物だけが建っているという。 2014年ごろまでは日の新聞の現地取材もある程度まで可能だったが、取材のハ

    新疆ウイグル「絶望旅行」を終えて帰国した大学生の本音(安田 峰俊) @gendai_biz
    douyan
    douyan 2019/01/12
    ジャーナリストの安田さん。
  • 精神科の「隔離と薬漬け」の末に亡くなった、38歳男性と両親の無念(佐藤 光展) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    串山一郎さんは、国立病院機構が運営する広島県の精神科病院で、4ヵ月半にわたって隔離と多剤大量投薬を受け、退院した月に突然死した。38歳だった。一郎さんの命の尊さをお伝えするため名でご登場いただき、顔写真も公開する。 一郎さんは重い自閉症を患い、知的障害もある重複障害者だった。一郎さんが亡くなった後、両親は「重複障害者が直面する非人道的な扱いを多くの人に知って欲しい」と、病院を相手に2件の民事訴訟を起こし、うち1件は現在も続いている。 筆者もまた、一郎さんと両親の無念、そして社会問題化している「日の精神医療の闇」を多くの人に伝えるべく、取材の成果を『なぜ、日の精神医療は暴走するのか』にまとめ、このたび上梓した。 一郎さんは、家族にとっても友人、知人にとっても無くてはならない存在だった。一郎さんとの出会いをきっかけに人生の進路を決め、現在は教育や福祉の第一線で活躍する人たちもいる。一郎さ

    精神科の「隔離と薬漬け」の末に亡くなった、38歳男性と両親の無念(佐藤 光展) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
    douyan
    douyan 2018/12/19
    閉じ込めて失禁や脱糞は本当にありそうで。説明なしなら誰だってパニクるだろうに。でも障害があるとされがちなんだよな。うちもいきなり手を出して暴れるとかよくある。先に説明しろと家族にいつも言う。
  • やせ細り、背中が曲がり…精神科に「薬漬け」にされた青年の最期(佐藤 光展) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    串山一郎さんは、国立病院機構が運営する広島県の精神科病院で、4ヵ月半にわたって隔離と多剤大量投薬を受け、38歳で亡くなった。なぜ一郎さんは、命を落とさなければならなかったのか? 遺族や関係者への取材を続ける、元読売新聞医療部記者・佐藤光展氏が、新著『なぜ、日の精神医療は暴走するのか』で報じた内容の一部を特別公開する。 大切な「リュック」を取り上げた 一郎さんの主訴は「不眠、興奮、多弁」とカルテに記されている。自傷や他害の恐れはなかった。入院初日はどのような状態だったのか。看護記録から関係する部分を抜き出してみよう。 13時30分 入院 独歩にて入院。大きな声を出し、歩きまわる。入室しようとせず。スタッフ付き添い様子観察する。 14時45分 個室施錠開始 再三の促し、介助にて入室。興奮強い。 15時30分 放便、弄便あり。開けてほしいとドア叩き訴えている。上半身裸になっている。 22時00

    やせ細り、背中が曲がり…精神科に「薬漬け」にされた青年の最期(佐藤 光展) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
  • ノムさんの告白「沙知代よ、君がいない毎日は本当につまらなくて」(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    どんな夫婦にも、やがて離別の日はやってくるもの。球界屈指の愛家だったこの人も、その現実に直面した一人だ。の一周忌を目の前に、いま何を思い、どう生きているのか。ありのままを語る。 何もできない男が独り ・沙知代が虚血性心不全で倒れ、85歳でこの世を去ってから、早いものでもうすぐ1年になる。 だだっ広い家で独り過ごしていると、ふとした瞬間に、あの日のことを思い出す。 忘れもしない昨年の12月8日、寒い日だった。 「大変です。奥様の様子が……」 昼過ぎにリビングでテレビを見ていたら、お手伝いさんが飛んできた。慌ててダイニングに行くと、事中の彼女が、座ったまま頭をテーブルにつけている。 「どうした?」と聞いて背中をさすってやると、一言、「大丈夫よ」と言ったきり動かない。彼女はどんなときも前向きで弱音を一切吐かない人だったけれど、まさかあれが最期の言葉になるとは思わなかった。 慌てて119番

    ノムさんの告白「沙知代よ、君がいない毎日は本当につまらなくて」(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
    douyan
    douyan 2018/11/24
    完全にラブレター。
  • 安田純平氏へのバッシング、いちジャーナリストとして思うこと(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    「知る権利」を言うばかりではなく 最近、私はどうも心がザワザワしている。理由はまこと理不尽だ。複数のニュースアプリの通知で、下記のような文章が何度もスマホに送られてくるからである。 さらにツイッターを開くと、この「安田」氏は「ジャーナリスト失格」だの「ウソツキ」だのと散々な言われぶりである。私はたまたま彼と同姓の同業者であるせいで、今回の安田氏の解放にあたり、彼の親族を除けば日で最もビビっている安田となっている。 念のために確認すれば、私は中国ルポライターの安田峰俊(36)であり、昨今話題のフリージャーナリストの安田純平氏(44)とは面識も血縁関係もない(少なくとも「ひいひいじいさん」以降の縁者でないことは100%確実だ)。 また、同業者とはいえ、イスラム圏でのハードな戦場ジャーナリズムに身を浸す安田氏と、B級ネタも含めた中国関連記事を得意とする私に業務上の接点はない。後述する寄稿媒体を

    安田純平氏へのバッシング、いちジャーナリストとして思うこと(安田 峰俊) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
    douyan
    douyan 2018/11/03
    こういう記事が出てくるからやっぱりSNSではなくマスコミも必要と思うんだけど、あっち側の人は見たいものしか見ないからなあ。自分も気をつけたい。
  • 地震と豪雨から考える、大阪で進む「分断」と「衰退」(前川 真行) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    地震に豪雨、日を立て続けに災害が襲っている。目を引くのは、地域や住む場所によって、災害による被害の程度が大きく異なることだ。当然のことと考えられるかもしれない。しかし、「国民は平等である」という建前で運営されている「国家」の内部で、大きな格差が生まれることを放っておいていいのか。 6月に発生した大阪北部地震は、こうした文脈のなかで「大阪という都市圏」について考える一つのキッカケとなった。何より目を向けるべきは、災害がこの街を襲う際に浮き彫りになるであろう「被害の不平等」だ。すなわち、均質な人々が集住する安心の空間・郊外と、インナーシティ(旧都市周辺部)との間の不平等である。 その不平等の向こう側に浮かび上がってくるのは、国家や自治体が「財政健全化」という大義名分のもとに、公共投資から撤退してきた事実だ。そして現在、大阪はさらにその動きを推し進めている。生活のあらゆる場面で人々に対して「金

    地震と豪雨から考える、大阪で進む「分断」と「衰退」(前川 真行) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
    douyan
    douyan 2018/07/09
    高槻市内でも格差大きくて今回断水あった地域はアッパーだったけどブロック倒壊したのはそうでもなく。あの辺りならと思った元地元民でした。
  • 田舎から東大入って絶望した彼に北海道の単科大学教授が伝えたいこと(水野 俊平) @gendai_biz

    地方と都市における「文化教育の格差」について論じた阿部幸大氏の論考は大きな反響を呼んだようである。阿部幸大氏の主張を要約すると、地方(「田舎」)と都市(「東京」)の間には、所得の格差や社会的インフラなどの充実度の差などとは異なる、目に見えない「文化教育の格差」が厳然として存在する、というものだった。 問題なのは、それが「目に見えない」ものであるがゆえに、地方に住む人々は「田舎」と「東京」の間に大きな「文化教育の格差」が存在することに気づいていない。 そして、その格差が原因で、地方に住む前途ある若者たちが、自分の可能性に気付かぬまま「田舎」に埋没してしまうことこそ危惧されるべきだ、という結論が導き出されている。 北海道東部の釧路市出身の阿部幸大氏は、釧路がことさら「田舎」であることを強調しているため、釧路をはじめとする地方在住の読者から反発もあったようである。 地元出身者は「おおむね共

    田舎から東大入って絶望した彼に北海道の単科大学教授が伝えたいこと(水野 俊平) @gendai_biz
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    douyan 2018/05/10
    うちの両親の島(人口1万人くらい)は流石に大学はないが美術館があり、国内有数の音響を誇るホールに世界的なアーティストが来たりするのでやっぱりイマイチ分からん。
  • 「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由(阿部 幸大) @gendai_biz

    名門校出身者たちを目の当たりにして 教育と格差の問題といえば、しばしば話題にのぼるのが東大生の親の年収である。2014年の調査によれば、東大生の育った家庭の半数強が、年収950万円以上の比較的裕福な家庭だという。 ここで問題視されているのは、階級の固定化である。つまり、裕福な家庭は多額の教育費を支払うことができるので、子供は高学歴化する傾向にある。学歴と収入は比例することが多い。結果的に、金持ちの家系はいつまでも金持ちだし、逆に貧乏人はいつまでも貧乏から抜け出せない――という問題だ。 だが、こうした問題提起に出くわすたび、いつも「ある視点」が欠けていると私は感じる。それは都市と地方の格差、地域格差である。 田舎者は、田舎に住んでいるというだけで、想像以上のハンディを背負わされている。 あらかじめ、どんな地域で育ったどんな人物がこの記事を書いているのか、簡単に紹介しておこう。 私は高校時代ま

    「底辺校」出身の田舎者が、東大に入って絶望した理由(阿部 幸大) @gendai_biz
    douyan
    douyan 2018/04/25
    地域よりもコミュニティの差。同じ域内でも階層は交わらない。因みに大阪の郊外で社会階層高めだったんで大学当然だったけど、在住の群馬の方が美術館、博物館、演奏会充実してて、何を重視するかは都会とは別らしい