半世紀にわたる歴史に裏づけられた、最も定評のある看護学テキスト 「系統看護学講座」(系看)は、看護教育への貢献を目ざして、1968年に「系統別」で体系化した教科書として創刊しました。以来50年以上もの間、必要な教育内容・教科を組み込みながら、より充実したシリーズの教科書として改善を重ねてまいりました。そして今日、看護学における教科書の“定本”として、全国の多くの看護学校・看護系大学で採用されています。 常に時代とともに歩み、看護教育の変化に迅速に対応するべく、毎年全巻にわたって内容を点検し正確かつ最新の情報に更新しています。 2023年版では10巻を改訂しました。 2024年版では17巻を改訂予定です。 系統看護学講座 2024 パンフレットはこちら
ここは脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)について個人的体験をもとにまとめたホームページです。 基礎知識 治療用品 個人的実験結果 関連リンク 効果が期待できる治療法 ここでは私が実行した治療法や、ネット上で見つけた治療に役立つと思われる情報をまとめています。参考にしてみてください。 日本医真菌学界の臨床試験結果(PDF)にもありますが、治療は抗真菌薬と抗炎症薬の併用が基本となります。 抗真菌剤として皮膚科で比較的処方されることが多いのはニゾラールローションです。 ニゾラールローション ※抗真菌薬は余分な成分の少ないニゾラールローションが最適ですが、値段が気になる場合は同じケトコナゾールが含まれるクリームなどを個人輸入などで購入する方法もあります。最近はジェネリック薬品の普及で安く購入できるサイトも増えています。 ステロイド以外で市販のおすすめの抗炎症薬は新レスタミンコーワ軟膏とムヒソフトGX乳状液
色調分類 深い褥瘡の治癒過程は、褥瘡の創面の色に反映します。通常は黒色期→黄色期→赤色期→白色期の順で推移します。色調分類を前述の治癒過程に照らしてみると、黒色~黄色期は炎症期、肉芽形成が進む赤色期は増殖期、白色期は上皮化が進み肉芽組織も成熟する時期にほぼ対応すると考えられます。 創面の色調による褥瘡の病期分類
当事者である特定看護師や診療看護師自身もわかっていないことがあるみたいですが、診療看護師も特定看護師も法律的な立場は変わりません。 言えることは、看護師免許を持っていて、特定行為研修を終えた立場であるということだけです。それはどちらも同じ。 特定看護師より上位の立場が診療看護師というイメージがあります。それはある意味、正しいと言えますが、厳密には違います。 ここは両者の成り立ちの経緯を正しく知らないとなかなか理解しづらいのですが、簡単に言えば、日本での診療看護師というのは、現時点ではただの民間資格です。法的根拠はありません。 それに対して、特定看護師(法律的にはこういう呼称はなく、特定行為研修を修了した看護師という言い方になります)は、保助看法に規定された立場。(一応言っておくと、「資格」ではないです) それぞれの設立時の理念や教育内容やレベルは別として、この両者の特権性は、特定行為と呼ば
第4章栄養と免疫,および生体防御機構 4-2:孤立リンパ小節(ILFs)[isolated lymphoid follicles] ■孤立リンパ小節(ILFs)[isolated lymphoid follicles] 孤立リンパ小節(ILFs)は,濾胞構造が複数存在する大きなリンパ組織であるパイエル板とは異なり,濾胞構造が単独で存在している小さなリンパ組織をさす.ILFsの腸管腔側を覆う上皮層にはM細胞が存在し,パイエル板と同様に胚中心が認められる.パイエル板と類似しているが発生経路の異なる腸管リンパ組織であると考えられている. 関連キーワード [1] 腸管関連リンパ組織(GALT)[gut-associated lymphoid tissue][2] 孤立リンパ小節(ILFs)[isolated lymphoid follicles][3] 腸管上皮細胞間リンパ球(IELs)[intr
痛み 痛みは、悪循環する:痛み→筋肉や血管の緊張→血行の悪化→発痛物質の蓄積→痛みの悪化という、痛みの悪循環がある。 ケガなどの障害(侵害刺激)で、侵害受容器が刺激され(器質的痛み)、生じたインパルスが、脊髄後角に伝導されると、交感神経節を介して、筋肉や血管が収縮し、血行が悪化(局所乏血)し、生成された発痛物質が蓄積する。発痛物質は、侵害受容器を再び刺激して、痛みが、悪循環する(機能的痛み)。 慢性的な痛みの悪循環を断つためには、以下の方法が、有効と考えられる。 1.侵害刺激や炎症の原因を、除去する 2.消炎鎮痛剤(NSAIDsなど)で、PGE2合成を阻害し、炎症(疼痛や腫脹)を抑制する 3.筋弛緩薬で、交感神経節を介する筋肉攣縮や血管収縮を解除して、血行を改善し、発痛物質を除去して、痛みを軽減させる 4.抗うつ剤、抗不安薬で、脳内のセロトニンなどの分泌を増加させ、痛みの閾値を低くし、痛み
I. 麻酔とは 薬物などによって人為的に疼痛及び有害反射、筋緊張をなくすこと 麻酔には全身麻酔と局所麻酔にわけることができ、腰椎麻酔・硬膜外麻酔は局所麻酔に分類される 全身麻酔は、麻酔薬によって中枢神経を抑制するのに対し、局所麻酔は脊髄神経または末梢神経のある部分で神経遮断を行う。 II. 腰椎麻酔とは 脊髄クモ膜下麻酔であり、脊椎間から針を穿刺し、局所麻酔薬をクモ膜下腔の髄液内に注入することによって脊椎神経を遮断する方法。 主に腰髄に対して使用するため腰椎麻酔と呼ばれる。 適応:脊椎麻酔⇒主に下腹部以下の手術。 III. 硬膜外麻酔とは 腰椎麻酔と同じように、脊椎間から針を穿刺、局所麻酔薬を硬膜外腔に注入することで、脊髄神経の前根・後根を遮断する方法。 適応:硬膜外手術⇒分節麻酔が可能なため脊髄神経支配領域の手術。 IV. 腰椎麻酔・硬膜外麻酔との比較・違い 腰椎麻酔 注入部位⇒クモ膜下
以前に予告した 心電図基礎講座 の第二段です。 今回は心電図の基本となるサイナス・リズム(洞調律)と心臓の動きの基礎について取り上げます。 心臓の動きについて看護学校の1年生のときに生理学で勉強したはずですが、覚えていますか? その頃は分厚い生理学の教科書の一部として漫然と勉強しただけであまり印象に残っていないかもしれませんね。でも心電図理解には絶対に必要ですから、学生時代の教科書を引っ張り出してきて、心臓の電気活動について一度復習しておくことをお薦めします。 現場で働きだしてからの勉強って、実務のため、必要に迫られて、という意味で学生時代の勉強とはだいぶ取り組み型が違ってくるものです。目的もはっきりしていますし、学生時代はわからなかったことでも、いま改めて教科書を読んでみると、すんなりと頭に入ってくることってありますよね。下手に心電図の専門書を手にする前に、一度解剖生理学の教科書を熟読す
全国で約3.9万人の看護学生に受験いただいています 蓄積してきたデータを基に、さまざまなカリキュラムに対応できる試験・サービスでサポートします 過去3年平均採用実績 医教の看護師国家試験対策模擬試験は、着実に受験者数を増やしています 約39,000人 看護師国家試験対策模擬試験 [全2篇]延べ受験者数 約73,000人 必修問題対策トレーニング [全4目標]延べ受験者数 約100,000人 科目別強化トレーニング [全11科目]延べ受験者数 約1,400人 保健師国家試験対策模擬試験2023年受験者数
■静脈栄養法適応の考え方 栄養評価を行って栄養療法が必要と判断した場合,まずは腸管が使用可能かを考えてから栄養療法の方法を考える,という手順となる(第6章-1,p.162参照).したがって,静脈栄養法(parenteral nutrition:PN)を選択するのは,経腸栄養法(enteral nutrition:EN)が実施できない場合,ということになる.しかし,経腸栄養法で十分な栄養投与ができない場合には静脈栄養法を併用する,という考え方もあることは重要であろう.現在,静脈栄養法は感染の危険があるから,バクテリアルトランスロケーションが発生する危険があるから,という理由で経腸栄養法一辺倒になっている傾向がある.もちろん,経腸栄養法を優先的に選択すべきではあるが,静脈栄養法をうまく併用したりすることも,適切な栄養療法を選択する場合には考えておくべきことである. ■静脈栄養法の種類 静脈栄養
必要水分量の求め方 尿量+不感蒸泄+便中の水分量-代謝水量 水分摂取量:食事中水分量+食事外水分量(飲水など) 代謝水量(糖質、脂質、タンパク質が体内で分解されるときに産生される水):5ml×体重(kg) 尿量:実測値 不感蒸泄:15ml×体重(kg)+200×(体温-36.8℃) *肺や皮膚から失われる水分量で体温1℃ごとに15%ずつ増加する 便の水分量:100~200ml/日 上記の式を計算して求めれば必要量が出てきますが現実的ではないので、以下のように考えるとよいと思います。 ・代謝水は熱量100kcalに対して13ml発生します。2000kcal/日摂取した場合は260mlとなります。 ・不感蒸泄は呼気、皮膚からの水分蒸発量です。気温や湿度に左右されますが、一般的に成人が一日に呼出する水分量は約300ml(呼吸数12回で) ・皮膚からの蒸発量は約600~700ml(発汗があれば増加
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