東京都大田区のJR蒲田駅で1日朝、京浜東北線の列車の床下から救出された子猫は同日、都動物愛護相談センター(世田谷区)に保護された。 子猫はけがもなく元気だという。 同センターによると、この子猫は雑種の雄で生後3か月ほど。人に慣れた様子で、職員が差し出したキャットフードを元気に食べたという。食事の後は、カゴの中で眠りについていた。 今後1~2週間で飼い主が現れない場合は、猫を飼育できる都民に譲られる。同センターには既に、子猫を引き取りたいという問い合わせが数件寄せられているという。この子猫は1日朝、車掌から「走行中の列車の床下から猫の鳴き声がする」と連絡があり、蒲田駅で床下の機器の上に乗っているのを発見された。